警察の腐敗・・・「悪魔と踊ろう」       ~尋問の儀これあり~

四万十川沿いの町で、仕事中の銀行員が殺害され現金を奪われたが、犯人は、警察幹部の親戚だった為、警察は「隠ぺい工作」を画策し、この事件の犯人を割り出した警察官(私)は、ミミズのように蒸し込まれた。

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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-12 鬼畜と女      

                  ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-12            鬼畜と女





女から50万円むしり取り、鬼畜の道に入った田岡は、サーフィン大会の準備を始めた。


    平成2年7月26日

       ACC上岡コーヒー中村支店から、カキ氷蜜(イチゴ・メロン・レモン)
      鰹みりん等の原料が、配送されている。

       これは、平野で開催されるサーフィン大会の出店を出す為の材料である。

  
    平成2年7月28日
  
       四万十市平野海岸のサーフィン大会が開催された。
      出店で、いそがしく働く 田岡の姿があった。
    

      普段の数倍も動く姿が、~それもそのはず

      新しい彼女 佐野川もサーフィン大会の見物に来ていたのだ。
        
                「この女(矢野川)と結婚する」
   
      大会に集まった若者や、主催者に得意満面で言いふらした。・・・田舎の話は、すぐに抜ける。
          
                 これが~この男の命取りだ。

                   ~この話を聞きつけた情婦が怒り狂った。
 
                    「“自殺せんといかん” と言い、私から50万円ふんだくったヤツが
               
                         ・・・わずか5日後に、別の女を連れ、この女と結婚する。・・・
                                     ・・・と、・・言いふらしていた。~ゆるさん」



女の激烈な怨念は、そのまま情報収集力の塊になった。


    平成2年8月3日 
      
       ACC上岡コーヒー中村支店から配送を受けている。
         
          その後17日間 ~8月20日まで配送は無い。
  
                つまり8月6日から8月19日まで閉店の状態である。


    平成2年8月15日 
  
       高知県黒潮町の太平洋に面した大きな砂浜、入野松原で花火大会 があった。

         ・・・・・~閉店の期間内である。
        
           ここでも田岡は、佐野川を連れ回り
                  
                「この女と結婚する」
       
       と、知り合いの電気店主に話している、ところが、
       この電気店の主は、田岡以上に情婦と仲が良かったので、
        
         ~たちまちの内に~この話は情婦に抜けた。~これが田舎の恐ろしいところだ。


この後~情婦は、田岡 大の家や、経営する喫茶「よってや」等々~・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・いたる所を車で走り回り、田岡の様子をうかがう様になった。
 
・・~その期間は、銀行員失踪事件が発生した“8月24日”に重複する~

この重複する一点が、田岡の情婦を最後まで手放せないで、
                          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・延々と5年間も付き合って来た理由だった。
   
おそらく女は、私に喋った数倍の事実を持っている。この女の特性からして断言できる。
      
ただ、5年間の内一度だけ、私に~こう言った事がある
       
           「女はねぇ~一度・・心(しん)から
                            抱かれた男のことは、なかなか言えんものよ」

 茫洋たる目つきで、しみじみと語った女の言葉にウソはあるまい。

女詐欺師なればこそ、布団の中での“裸の真実”には、哀れみに似た願望が感じられた。

・・・「・・・・・~ 抱かれた男のことは、なかなか言えんものよ・・・」~たしかに~そうだろう。
・・・「言えない」~とは? 何か?知っているから~“いえない”・・わけだ

自分が抱かれた男を警察には売れまい。が、~このまま他の女には、取られたくない。



    平成2年8月24日

        8月中旬頃から~「結婚すると言いふらしている田岡の彼女が現れた」
   
      情婦は、田岡の車を付け回し、田岡が彼女とモーテルに入るのを確認した。
      その後モーテルから出るまで待ち、田岡の車が出口から出た途端
      
       わざと道を塞ぎ、田岡の車と、はちあわせする様に
         自分の車を~相手の車の正面に止めた。まるで決闘だ。
     
         田岡は、車のライトをハイ(遠目)にし、自分の車の中が、
      
              ~光で見えない様にしてスリ抜けた。~
 
        こんなイタチごっこを繰り返していた8月20日・・・毎月20日は支払日。
        20日を過ぎると、田岡は行方不明(支払から逃げる)になるか、女に金を無心するか、
    
          2つに1つ
             ~が、平成2年の8月は両方共なかった。

         ・・・女は、あせり出した。
  
                新しい彼女から、無心しているのに違いないと疑心暗鬼のすえ、
 
          “24日”の“給料日”は、
                  ・・~仕事が終わった午後7時頃から午後11時頃の間に
      
                     ~数回、喫茶「よってや」に行ったり、
                     ~その周辺を、車で走り回っている。
  
           その時「よってや」には“灯かり” が付き、鍵が掛かった状態で誰もおらず。

                      換気扇だけがブンブン回っていた。~何のための換気か

この話は、女一人だけから聞いたものでは無く、複数の第三者の証言を総合したものである。

女は、もっとドギツイ事を言ったが、あまりに出来すぎている。
  
   ~田岡 大 が、車のトランクの中を、虫干しするかの様に、開けたままにして、
        太陽の光を入れていた。と言うのであるが、・・・・・・・・・・・・・・・
  
ココまで言うのであれば、この女は何かを “見ている”。~何らかの目撃がなかったら、
この女の頭では言えないし、喋る必要もなく~・・・

また女の職場に刑事が来た時、即、“銀行員”の聞き込みに来たとは思わない。
思う “理由” もないのだ、・・~

・・・“喋る”“必要”もない が、この女の “脳みそ” に、
何か?強烈なショックが、突き刺さっている事は間違いない。

アホ女の脳ミソに突き刺さったモノが、その場逃れの詐欺女の口から~
    「銀行員の事で刑事が来た・・」~「あたしを・・銀行員の犯人~」との~ウソ口を開かせた。
        刑事=銀行員=死体・・・詐欺女は、泣きわめきながら、アホの警察官(私)に訴えた。

この時期は、銀行員失踪事件であり~「強盗殺人事件」と考えるのは、犯人以外に存在しない
  


    平成2年9月上旬
   
      どう言う訳か、 雨が降る日に限って
      田岡が、女のアパートに~ヒョッコリ~現れ直ぐ帰る。
    
        ~おかしな訪問行動があった。
   
      その時の言動は、服がビショビショに濡れ、玄関出入り口に立ったまま。
      決して部屋の中には入ろうとせずに、離れた場所から女に~・・・

                「わし~ぃ~・・・・・チンチンが、^立たん^なった
                                ・・~どっか、ええ病院しらんか?」
               
                   ・・・・・・・・・「ワシ~・なんにも・やってないもんナァ~」
 
  
      と、おかしな事を真剣な表情で聞くので、

                     女は
                        ~「しるか~・クソバカ」と言い返した。



この投稿文を読んだ感想は?いかがでしょう?女が刑事に話した内容です。誇張はありません。

いかにも土佐の詐欺女が、そのまんま~「チンチンが立たん」と言った。と、伝えたわけです。

ウソなら~もっと考える。
また殺人犯人の犯行後の心境として、似たような現象は良くありますし

そんな専門的な現象を女が知るはずがない。逆に、女には~強烈な確信がなければ、

この会話を話すわけがない。そして、犯人は女に“何か”?“弱み”?をつかまれている。
私は~そう思いました。

この女の特性から、何かを・隠す(ウソをつく)為の演技的な口調が「チンチン」を~そのまんま話した。
そして、田岡の ・・・・・・・・・「ワシ~・なんにも・やってないもんナァ~」 ~の言動の前後に~

この女と田岡の~ホントの会話が~あるのだろう。
~・・それを隠す為の言葉として、
            当たり障りのない会話を喋る際に、この女独特の飲み込んだ言い方があります。 

     


 


  問題の給料日(24日)から2・3日後、
                  ~・・・田岡は喫茶「よってや」を大掃除していた。

床は、洗剤や漂白剤で、アワだらけであった。(通行中の目撃証言)

この時期・水道の使用量は、普段より~ダントツに多い。


過去に、そこまで大掃除をしたことは、一度もなかった。

これは、余程の精神的ショックが一時期あり、それは大掃除と関連がある。


その「わけ」は、女が知っている。


「知っている」事を充分に承知しているから~子供じみた~駄目押しに来たのでは?

しかも、その事を私に話した女の心境は??



    【これまでに投稿しなかった事】
          女(田岡の情婦)は、花火大会がある高知県黒潮町・入野~付近に知り合いが多い。
         田岡 大 が経営する「喫茶 よってや」に置いていた、当時の博打性が高いゲーム機は、
           
         この~黒潮町入野に住む男が「喫茶 よってや」に設置していたものである。(情婦の友人)         
                   が、当時~ゲーム機が~忽然と、店から無くなった。当然~設置者は回収に走った。
           
         しかし、いくら強引な請求をしても、田岡はガンとして拒否。~返さなかった。
         
      (私の推測)
          ゲーム機を操作する画面はガラスだ。このガラスが、尋常でない様子に破壊され
        
          さらに~多量の血痕等があれば~田岡が処分しているでしょう。
            女はこの話を
              この当時~極めて深刻な表情で話していた。~この女なら知っているはずだ。
               
      
                                
  


    平成2年9月中旬

      四万十市古津賀に、無許可で金貸しをしている前川と言う老人がいた。

      銀行員失踪事件後、田岡は、この金貸しに70万円の現金を返しに行き、

             「この金は、オヤジ(田岡 大の実父)が持って来た事にしてくれ。
                          ・・・~ワシが持って来たのは、内緒にして」~と、言ったそうだ。


黙って返せば、さほど噂にもならないだろうが、自分じゃなくオヤジが持て来た事にして。
 
~との余計な一言が話題を提供した。
田岡は以前から、家族には内緒で金を借りていたはずだ。
  
               【この無許可の金貸しは、3年後、どうゆうわけか「無許可」に関し
                    ・・・警察の取り調べを受け、潰されている。~なぜか?なぁ~】
 



    ACC上岡コーヒー中村支店の配送員が提供してくれた納品伝票を詳細に
 
       調査したところ平成2年8月20日に2日分の原料を配送している。
    
       その後8月27日まで配送が無い。

          つまり8月23日から8月26日の間、
                        店は閉店の状態で、

          銀行員失踪事件は8月24日である。




調べれば調べるほど、益々迫ってきて、全てが一点にあつまりだした。
   



 平成2年9月以後、田岡はパチンコをやめている。
それまでは、店を休んで  パチンコ四万十 に入りびたしの状態だった。

田岡が喫茶店に居ない時は、パチンコ四万十 に行けば会える、とまで言われていたものが、

銀行員失踪事件後ピタリと行かなくなった。

なぜだろう?・・・8月24日パチンコ店の景品交換所で仕事している女性から

   
             「銀行員と立ち話していた男がいる」と警察に通報があったのと、

田岡がパチンコ屋に行かなくなったのとは、因果関係はないのか
  


田岡と景品交換の女は、以前から顔見知りのはずだ。
知らないはずがない景品交換の女が、「銀行員と話をしていた」と、

何の為に車のナンバーを警察に通報したのか?
  
   




 田岡 大とその実父は、ともに地元では色んなウワサがあった。
近くの畑に置いていた、クワやカマがいつの間にかなくなった。

家の前に置いていた漬け物石が無くなった。
見ると田岡が同じような石を家の庭に転がしていた。

  四万十川沿いの川漁で取ったウナギやゴリ(四万十川名物の小魚)は、
毎日少しずつ、取ったものを大きなカゴに入れ川で飼っている。
 
 何日かたち、まとまった量になれば全部一緒に市場に卸す~数日間、川で飼うわけだ。
この飼っているものが、何者かに盗まれ~無くなる被害が昔からあった。

 盗人は~目撃者がおらず、被害の届がなかったら、いつまでも盗みを繰り返すものだ。
確かに、深夜の四万十川で盗みをすれば、誰も見ているものは居ない。

が、市場に卸す量は、それぞれの川漁師が誰の獲物が多いか、
川での漁獲高を見れば見当が付く。

それが川で見る漁獲高と違う、どう控えめに見ても・それ程漁獲高が多くない人が、
市場に卸す量は、常にトップクラスにランクされている。~バカな話だ?

   
 銀行員失踪事件後。四万十市公設市場で調査した刑事の1人が

        「田岡は、四万十川では、毎年漁獲高が高い。たいしたものだ」と

・・・・・・・・・感心していたボケがおった。

人が取ったものを盗めば、~誰でも漁獲高はトップランクに入れる。
これを刑事課で感心する様では、何を言っても無益。

銀行員失踪事件後に、川漁師の間で

             「警察もたまには、いい事をするもんだ。今年は川で盗まれる事がなくなった」と

笑い話が出ていた。~どう言う意味でしょう?

銀行員失踪事件で、ほんの少し警察から注目をあつめた

四万十川の川盗人が、

警察から注目された為、川での盗人をヤメタ。との意味だ。
 


ふと思い出すことがあった。

ナンバープレートの無いオートバイに、白い軽四トラックで走ってきた男が近づいた。
と言う話を教えてくれた川漁師がいたが。

その人は、「顔は見た事が無い」と言った。~それはウソだ、“知りすぎている” から言えなかった。

が、~“何かを言いたかった”

             ・・・・・~川盗人には~“警察に親戚がおる”

      
              「四万十川では有名な川盗人が、
                      ナンバープレートのないオートバイを置いている竹藪まで来た」


そう言いたかったのだ。~言えば “誰が言った” と、・・・・・・~本人に抜けそうだ。

                 ・・・・・ ~ヤツには、警察をやっている、親戚がおる~ 
 






 女のアパートは、木造二階建ての古い建物だった。

一階の奥の端、一番日当たりの悪い部屋に移転した女は、その日・重大な決心をしていた。

5ヵ月ぐらい前の 平成2年7月23日のこと、喫茶「よってや」で 田岡 大に言われるまま、

プロミスから50万円借りだし、田岡に手渡した。

 この50万円を 田岡 大から取り戻す計画を企てていた。~面白い思い付きだった、

田岡が乗ってくれば50万円使う事になり、そして 女がほんとに実行すれば、

女は、「田岡が、今なら金を持っている」との確信的な思いがあり、人に話せない何か?を

・・・・・~知っている。

しかも、田岡が女をごまかす事ができない、~金がないとは言えない、

   何か?・・・があるか、それとも “弱味” を女が “ゆすって” いるのか


その極秘事項は 田岡と女が共有する秘密であろうそれが無かったら成功しない。

  ~計画は、とんとん拍子ですすんだ。

何の迷いもなく、・・まるでゲームでも楽しむように。

女は1人では怖いので、以前から顔見知りのACC上岡コーヒー中村支店の従業員を

遠巻きに見張り役として、付いてもらう依頼を取り付けていた。

私の考えとしては、おそらくその必要はなく、逆に田岡のほうが、

女を怖がっていると思うのだが
  
 見張り役がいた方が、後で真実を聞く事ができるし、

又 ACC上岡コーヒーの従業員にも、本件に興味を持ってくれたら

今後の情報収集に、より詳細な話が入ってくるので、女の言うが・ままにしていた。

金の返済等に関する民事的な事には立ち入らない、特にこの場合、
もしかしたら強盗殺人事件で、手に入れた金かもしれない。

そんな金の貸し借りに入り込めば、後々厄介な事になるから、
この件に関しては一切関与してない。



    平成2年11月下旬

         計画通り女が実行した。



             田岡 大 は、女が働いている病院の裏側にある炊事場の窓から

                「ホイ」と一言声をかけて、50万円入りの封筒を手渡し、
      
                                     ・・・~そのまま帰った。
         

       その封筒は、何と一国銀行の封筒で、
                比較的新しい一万円札が50枚入っていた。

       つまり~キャッシュコーナーから引き下ろした可能性が高い
            ・・・・が、・田岡が素直に現金を渡した~つまり、女は田岡の弱味を確実に握っている~

しかも、“一国銀行の封筒”に、入れていた~とは
つまり、田岡は~女には、隠しても “ムダ” と、思っているのか
                            ・・・・・・・・・・・・ほかに、どの様な判断がある





  田岡 大に当座預金がある訳がない。あれば、盗んだ銭だ。

これまでの調査から断言できる。~可能性として他人名義で入金している可能性が高い。

もし、他人名義の預金口座が見つかれば。

この事件、一国銀行銀行員失踪事件は、強盗殺人事件として一気に解決する。 

絶好の光輝、と言う言葉があるか無いか。私は知らない、文法なんかどうでもいい。

この一発で全てが決まる。ヤツを逮捕できる。敵討ちができるんだ。私は燃えあがった。

私が 田岡 大に目を付け、まだ3ヶ月、もうすぐ4ヶ月目になろうとしていた晩秋ごろだった。

 この頃から、何か風向きがおかしくなってきた。私が刑事課長から預かり女に手渡した、

詫び状と現金が入った茶封筒。
女が無くする筈のない茶封筒が、こつ然と「無くなった」と、女が言いだした。
   
女は「これは、最後の切り札に使える。もし何かあったらコレを提出して訴える」等と凄み。

封も切らず大切に茶封筒を保管していた。それが無くなった、と言う。完全な女のウソだ。
野村サッチィーと瓜二つの性格、言動を持つ女が、ことさらにオーバーな表現で

身振り手振りを周りに見せつけながら、部屋中を引っかき回し探していた。・・何かが動いていた。





 私は、それまで調べていた 田岡 大の交友関係をさらに広く、
可能な限り広く調べ上げた。

田岡が他人名義で預金口座を開設している可能性が高く、関係者全ての銀行照会をするためだ。

銀行照会とは、何らかの犯罪に関連している疑いのある者、又は被害者および関連者など。
必要があると認められる者について、刑事訴訟法第197条第2項によって各銀行に対し

「捜査関係事項照会書」と言う書類を提出し、
関係者の銀行との取引状況について、調査する照会である。

もちろん私個人で行える照会ではなく、必ず2部作成し、
1部は課長、副署長、署長と下から順次決済を受け、

それぞれの押印がある物を署内に保管用として残し、

残りの1部を「捜査関係事項照会書」と命題が印刷された正規の物を
それぞれの銀行に送付し、厳正に行われる照会である。

いやに~回りくどい説明をしたのには訳がある。私は田岡 大の交友関係を調べ上げ、
その者達~それぞれについて「捜査関係事項照会書」を全ての金融機関に発送した。


     その書類には次のように書いた。


               照  会  事  項

住所 ・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 ○○ ○○
     生年月日  昭和○年○月○日生


  上記の者に対する、預金口座開設及び、取り引き関係の有無について、
   有れば下記事項について回答されたい。

                    記

1、 取り引き初年度。
2、 現在残高。
3、 平成2年7月から現在までの間の取り引き内容について。
4、 キャッシュカード作成の有無。


    担当者


       中村警察署 刑事課  池 遊亀
           電話  34-1212 (内線  291)


 私は、この捜査関係事項照会書のコピーの一部を今でも持っている。
見てもらえば判る様に、この照会書は、私宛の名前と電話番号が書いてある。

つまり~全て私の責任で、回答書は私の机の上に来る。
もし質疑があれば~私の電話にかかって来る。~全て私だった。

そして~全てが解決するはずだった。が、一眼国の夜明けが始まっていたのだ。

私が出した捜査関係事項照会書の内、最も期待していた一通が、いくら待ってもこなかった

       田岡 大の彼女
            高知県●●郡●●●大字●●▲6番地
                  佐野川 一美

  に対する一国銀行清水支店の照会書である。~この一通だけこない、~あとは全て来た。

・・・・・・・・・・・・・・・・全ての資料を整理しながら「おかしい、直接、一国銀行に聞きに行くか」等と

独り言を言ったかどうか記憶にないが、

確かに・・・ソウ~思いながら整理していたときだった

山原刑事 と一緒にコンビをくみ~知能犯関係の仕事をしている
 
            ・・・・・架橋と言う刑事が、本人の席で立ち上がり

 

             「池さん、その佐野川と言う人の銀行照会よ。・・・・・・それは、・・・
                  銀行から電話で回答があった。・・・・・・・・・・・・

                税金対策の、
                   ~いわゆる名義貸しの為 佐野川の親類にあたる 

                   土佐清水市内の佐田履物店から預金の依頼があって、

                   佐野川 名義の預金が 200万円位あるが、
                   実質は佐田履物店の預金だ。

                     佐田履物店は、銀行の得意先なので調査はしないでほしい。
                 
                          ・・・・・ ~との、銀行から回答があったので、
                                  これ以上の調査はやめた方がいい」

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言った。

その場で怒鳴り返してやろうと思ったがやめた。

 常識で考えたらどうだ~銀行が「税金対策」の名義貸しをしたら銀行法の違反になる。

その違反を、・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・「私共の銀行では、名義貸しの違反をしていますから、調査しないで・・・」・・・・・

        ・・・・と、銀行が警察に電話で言うバカがどこにおるか?・・・糞ボケ

           ・・・クソボケ・大ボケ野郎が、一国銀行と言えば、県下随一の銀行である。

               ・・・そのナンバーワン・バンクが、「違反しているから調査しないで」と、
                     ~そんな馬鹿な電話を~どうして警察にかけるか・・・・・・



・・・・・~かなり~クドイ様ですが、・・・・・・・・・・こんな・バカなストーリーは、

~プロの作家なら絶対に書かない。・・・・・・・・・書けない。・・・いくいら書いても馬鹿らしい。

~ただし、吉本新喜劇の作家なら参考にするだろう。


       「ウソをつくならアタマを使え、ボケ。・・・よく~それで知能犯の刑事~やりよるのう、
                                        ・・・・・・・・アンタ吉本興業か

~そう言って、蹴り倒してやりたかった。

が、・ ・・

最近何かオカシイので~何とか平静を装い、

       
      「清水の佐田履物店?・・いま、・履物屋はスーパーや量販店に
           
          押され経営不振になって、倒産した店も多いが
       
          その履物屋は“税金対策”せにゃ~ぁ・いかんほど・儲けよるか
     
          えらい~景気のいい履物屋があるもんじゃのう。
           
                        ・・・まぁ~他の方法で、何とか調べてみる」と、

                      


                      《佐田履物店の経営者の母親と佐野川は親戚関係
                           この事実は・・・中村警察署の刑事は知らないはず
                           つまり~このウソの絵は~佐野川本人でないと描けない》
   
   



何とか、言い返すのがせい一杯だった。
         
架橋 刑事は立ったまま押し黙った。

~そりゃソウダロウ、いくらなんでも~子供でも判りそうなウソを知能犯の刑事が

刑事課の中で堂々と言ったのだから。並みの生き物なら、恥ずかしくて喋れる言葉ではないが、

一眼国の1つ目カラスは平気で喋り、言葉に窮したら、ただ黙る。それで済みだ。
     
 黙って立つ架橋 刑事の様子を察したであろう

隣に座り事務処理をしていた山原 刑事が、

何か言いたげに、頭を持ち上げそわそわしだした。

  
・・・・・~それを見た架橋

              「あのね~・・・、佐野川は、山原さんの親類になる」~と、言うと・・・
                     ・・・・・・・・・・・・・・そのまま座り、下を向いて事務処理を始めた。



                                 なんと・・・~犯人の彼女は、中村警察署の刑事と、極近い  
                                                       “親せき筋” になる“高貴な女性”らしい
      


                     ・・・・・・・・・まぁ~それで、~山原刑事の裏に~強烈な警察内部のコネが、あれば~

・・・・・・・・・~これまでの流れは   
              全て納得がいく
    ・・・この女を隠すための隠蔽工作か



私は、あ然として、即・突然吉本新喜劇に切り替えた

   
                 「ア、ぁぁ~・・親戚な?あ、~そんなら内緒で聞いてみてや」
   


山原は顔を上げ、首を縦に振りながら・顔の肉だけ動かして、笑っていた。・・“内緒で”~聞くか?
・・・~肉の動きが、ただ事ではなかった。
・・・・・口は笑っていたが、顎の肉は引きつっていた。
 

~元気で生きている人間の口を・素直に信じることはできないが、死体と筋肉の動きは信用できる。

                     (事実は、5百数10万円 振り込まれていた。
                          
                            
                             それを知ったのは12年後だった。
                           
                           
                           犯人は、こともあろうに
                                自分が殺害した銀行員と同じ一国銀行に、
                                     御本人の 彼女の口座へ~
                                      現金を振り込んでいたのだ
                    
                           この時点で、事件は解決していた。
                             ところが、犯人および犯人の彼女は

                           共に、エライ警察幹部の御親戚になる、
                           田舎のコネで固められた、崇高な方々であったから、
                                       闇から闇へ彷徨し始めたのだ)
 


 山原刑事は一箇月ぐらい後に、田舎の娘と結婚式を挙げるため、一週間前後の休暇を取る。

当直勤務の山原が勤務する日が欠員になるから、山原の結婚式当日は、私が代りに当直する。

その勤務交代手続きは昨日済ませた。~ヤツの顔が引きつり、口が笑ったのは何だ

 

  結婚式を目前にした者が最も気にすることは、極めて単純に~結婚式だ。

「式」は地元の四万十市ではなく、隣の田舎町○○町~つまり、花嫁側を主体にした場所の配慮。

御本人より、花嫁を優先した結婚式場~それなら「嫁」を調べろ。




 この当時、田岡に捨てられた女は、燃え上がる怒りと未練が交錯し、まだ田岡と接点があった。

捨てられた女と、捨てた男は、男の彼女を境に攻防を繰り返し、互いに相手のハラワタを

探り合っている。


       男は、捨てた女に打ち明けた

             「こんど~結婚式を挙げる山原と言う刑事の嫁になる人と、ワシの彼女は

                         子供の頃から兄弟同様に育った仲じゃぁ~

                          ワシの彼女は、その結婚式に招待されちょるけん・・・

                          ・・・・・・ワシも一緒に、行くかもしれん(出席するかも?しれない)」
                         
                             
                                《女(情婦)は
                                     「田岡は彼女と一緒に出席した」
                                     ・・・・・と言ったが、当初は削除した》



刑事をしている警察官の結婚式に、彼女と一緒に出席するかもしれない?疑問符のまま

暗に刑事の圧力をチラつかせながら「これ以上つきまとうな」と威圧した。

ヤクザか警察を~チラつかせ、フワリと相手をかわすやり方は、田舎では珍しくないが、

この一言が闇の灯かりになった。
           


都会の警察官は、おそらく経験ないだろう?・・田舎では、よくあることだ。
      
署長の親戚が選挙違反した、偉い人が贈収賄に関係した、町長の息子がオートバイを盗んだ、

いつも飲み食いして、お世話になっている・会社社長のバカ息子が自転車盗んだ。

こんな事件は、たいがいボツ。
   
しかし、この銀行員失踪事件は程度が違う。これで血縁関係を前面に出すなら

警察の存在理由、存在感、全てがなくなり、存在悪、必要悪だけが残る。

いま現在の内容で、突然こんな事を言っても信じないだろう、

が、日本の歴史を振り返ればいい。

  歴史は偉大であり、又わかりやすい、過去にあった事実だから ビデオテープを見るようなものだ。
~古い話じゃ無い。
   
 日本の戦争中、海軍の偉い軍人さんが、やらかした海軍汚職として有名な汚職事件があった。
その時代から~平成の今日まで、歴史に残る汚職事件、贈収賄事件はだれが処理した?

警察か?・・・警察は一件もやってない。~歴史に残る大きな事件は全て検察がやっている。
~なぜだ?
   
私は歴史に残る大きな事件を語る経験も資格も無い、が、良識で考えてほしい。
  
  元外務大臣 田中 真紀子 が外務省の事を“摩天楼”と言ったが、警察組織は“摩天楼”などと
言う上品で、なまやさしいものではない。

摩天楼は、悪は悪でも人間の悪が作った巣窟だろう。
一眼国の摩天楼は、とてもじゃないが人間ワザとは思えない。

目が1つ、足が4本の1つ目カラスが、頭を使わず組織の大きさと、カラスの数で
つくりだした摩天楼だ。

私は田中 角栄のファンで長女に麻紀と言う名前をつけた。角栄の娘 真紀子のマキだ。
その田中 真紀子でさえ外務省を去った。

~まして・私が、で、ある。何の力も無かった。

力はまったくない、金もない、何もない、有るのは1つ気概だけだ。

それも最も単純な1つ「押忍」。ただコレだけしかない。
   


 銀行員失踪事件後に田岡 大が使った現金は、判っただけで既に450万円を突破していた

この金額は、私が聞き込みした内で判明した額である。当然他にも有るはずだ。

いや、あると断言する。確実にある。

逆さにしても鼻血も出ないヤツが、客に戻す釣り銭が無いから商売ができない

と言っていた男が、銀行員失踪直後から450万円を超す現金をうごかしている。

   
私は全て報告した。おそらく私が書いた報告書は残ってないだろうが、

全て文章で報告した。この時、全てコピーしとけばよかったが、まだ警察を信じていた。

だから何も残してない。が、当時のメモは今でも持っている。

それを総合したのが、この話だ。

だから当時の幹部が知らなかった、とは言わせない.



~しかし、もし警察に質問したら・・・・・「何も知りません」「そんな事実はない」と

完全に否定するだろう。・・・カラスの眼の中に、どの様な “堅い証拠” を擦り込んでも

答えは一つ~「知りません」~・・・他にはない。



事件の確証を次々に否定すれば「冤罪」しか残らない。
    ・・・・・それだけの事。プロの作家が書くような、謎解きは必要ない。


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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/17(月) 04:51:46|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-12 鬼畜と女
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