警察の腐敗・・・「悪魔と踊ろう」       ~尋問の儀これあり~

四万十川沿いの町で、仕事中の銀行員が殺害され現金を奪われたが、犯人は、警察幹部の親戚だった為、警察は「隠ぺい工作」を画策し、この事件の犯人を割り出した警察官(私)は、ミミズのように蒸し込まれた。

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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅱ-3 一眼国の夜明け

                  ●悪魔と踊ろう  vol Ⅱ-3           一眼国の夜明け








女の病院に刑事が聞き込みに行った際。

刑事は「窃盗の容疑者」として調べに行ったが、女は「銀行員失踪事件」で来た。と、勝手に勘違いして、
相当興奮した状態で、私の家に電話してきた。
  
当時は「銀行員の持ち逃げ事件」であり、銀行員が殺されたとは、誰も思ってなかった。
ウワサすらなかった。

それを、なぜ勘違いした窃盗なら女自身がやっているから、別に~・・
それほど、あわてる必要もあるまい。

それが興奮状態で、大泣きに涙を流して私に電話したのはなぜか?

また、田岡も女に “弱味” がなければ、50万円をすんなり戻すか?
・・・しかも、一国銀行の封筒に入れた50万円だ。

どう考えても、女は私に話してない事がある。
都合の悪い事だ。絶対に話せない、なにか?・・それは恐怖心と共にある何かだ。

しかし、まだ早い、今、とことん絞りあげたら何も喋らなくなる。
今はアホやねん~このまま行こ。
 


 “死体の話” が、女にはキイタ様だった。・・・・・・

じっと畳を見ながら、一点を見据えて考えこんでいた。

  ・・・この女には、めずらしい表情だ。

やはり、この女は、確信的な何か?を・・知っている。
・・・・・・・・・・この女には無い~沈黙が続いた後・・・・・
やがて、噛み締めるように話しだした。



     「アタシが50万円の事で、大(田岡)の家に~“請求の電話”をしたときよ、
       
         大(田岡)が、大きな声で、・・・・・・・・・・

   
                『今は、それどころじゃない、・・家じゃぁ~・話はできん・・

                    オカアは(母親は)“お前~何したぞ、金戻せ”・・・と、言うし ・・
       
                    オヤジはオヤジ(父親)で・・・
                             ~銀行員が・ドウジャラ・コウォージャラ・
         
                     ・・・・~コウジャラァ~・・・言うし、・・・・家ん中は大事じゃ、
                        
                          ・・お前と話しよれん。・・・・・・・・・・また今度じゃ・・』

           ・・と、言うて、・・・・・・・・・・・電話切られた。・・・

        
           ・・・・・去年(平成2年)の9月よ・・・・・・・・・・

                         ・・・・・・・毎月サラキンに、金利だけでも入れんといかん。

                           ・・・・・・・・・月末までに、サラキンから請求がくるけん。

                          ・・・・・・・・・・・・なんとも・ならん様になって電話したけんど

                         ・・・・・・取りおうて(取り合う)、くれん。(相手に、してくれない)
    
                          ・・・・・・・・・・・・・聞いて、くれらった。(聞いて、くれなかった)・・・

                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの銭で、女(佐野川)と、うまいこと・やったんじゃろ・・」



 畳を爪でイジリながら、下を向いて吐き捨てた。・・・~ウソとは思えん表情だ、

話の内容は、女に利害関係が無い、こう言う場合は信用できる。
・・・・信用できるとすれば、大変な話だ。

 女の話は、平成2年9月上旬から中旬頃の話だ。
つまり~警察が大挙して、 田岡 大の自宅前付近の四万十川河川敷を

約2キロメートルにわたり捜索して、
銀行員が使用していたオートバイやナンバープレート
その他銀行員の伝票様書類を燃やした痕跡を発見し、証拠保全した時期だ。

 この当時、すでに田岡の家では、銀行員の事で家内中がもめていた。
             ・・・・・・家の中では 田岡 大が銀行員から金を奪い取った
                   ~確定的な話~大変な大騒動になっていた?~
                         
                     ・・・・・・・・・・・その~ど真ん中に女が~いた。



 目の前で警察が、的外れな捜査をし、挙げ句の果て、田岡 本人に、

刑事さんが~直撃インタビューした~あの時期だ。



 女が言う「オヤジはオヤジで、・・ 銀行員がドウジャラ・ コウジャラ~言った」
の“ドウジャラ・コウジャラ~”とは、この女独特の専門用語で、詐欺語と言うのがピッタリくる。

・・・が、頭が切れる~詐欺師ではない。

アホが言葉だけで、その場~その場~を誤魔化すのが精一杯。
その言葉の継ぎ目は、なりふり構わず誤魔化す。それがバレても~次の場面に平気で移る。
いわゆる~アホ女の寸借詐欺師だ。

ドウジャラ・コウジャラ~とは、~ホントは、言うべきで無い。
 
相手に隠すべき箇所であるが、話の前後を喋った為~しかたなく喋りを継続した。
その継続箇所を~ごまかす為の隠語である。したがって、この場合~前後の話は信頼できる。

最も重要な箇所は、この“ドウジャラ~コウジャラ”であるが、

この箇所が~それぞれに ~発音を変え~アクセントを変え~いかにも何か言いたそうだが、

   絶対ナイショの様相で~接続した箇所が
       「オヤジはオヤジで、・・ 銀行員がドウジャラ・ コウジャラ~言った」

と、なる。
全てを凝縮している様に思えるが、今ここで追求しても喋るはずがないし、
又いくら聞いても、警察が動くはずがないのだ。


       この1ヶ月位後~田岡は、女に50万円の現金を手渡している。

・・・・・・その50万円の出所は~ココだろう
~やはり~“ドウジャラ~”・“コウジャラ”・か?・?・・・他に、金になる“会話”は ・・ない。
~なにも、ない。この部分を女は知っている。

田岡にしてみれば“恐怖”を感じる、何かがあったはずだ。
    
それは何か?
・・・・・・・・~それが~“ドウジャラ”・“コウジャラ”よ?・・・・・・・
 
しかも~その話が“舟の話”(死体の解体)の後で、始まった。
・・・死体=恐怖=田岡から~50万円取る。
この3つを混ぜた後~“ドウジャラ”・“コウジャラ”を繰り返す。

ですから、この箇所は、女が私に喋った通りに~“そのまま”書きました。

この女の特性が解ってない読者に~
この“ドウジャラ”・“コウジャラ”を理解せよ。と言っても無理だし、文章で理解するのは不可能です。

この女~・・この種の話し方をするときは、ホントの事を言っている。
つまり、この~“ドウジャラ”・“コウジャラ”~を普通の日本語に翻訳した、
 

      普通の言葉で “50万円の請求” をしたはずだ。~それは、喋らない。      
   
                 それを誤魔化す、この女独特の隠語・詐欺語が~“ドウジャラ・コウジャラ”
 


   女は、続けた。

        「アタシこうなったら、銀行員の親に会って全部話してこうと思うの。
          それから、マスコミや共産党なんかにも働きかけるつもり、

         とにかく、このままじゃぁ~警察にやられたまま、泣き寝入りになるもの。
      
         私は昔、高知市の洋裁店で働いていたんよ、その店は
         高知じゃあ一番大きな店で、お客さんの注文があれば家まで採寸に行った。

         金持ちばかりの家で、その辺に財布や1万円札を置いてる様なとこよ。
         そんなお客ばかり相手にする店だから、あの社長さんに頼んだら
      
         何とかしてくれる。弁護士の御得意さんもいたし、他にも色々おったわ」
 

女は、あくまでも被害者でいたいらしい。
女の目的は1つ、永遠に警察の取り調べから逃げ延びる事。
~確実に~逃げる必要が有った。しかも、それは「失踪した銀行員の件」から逃げるためだ。

被害者の立場を維持できれば、安全圏を確保できる。極めて単純である。

 今の会話で女が並べた単語は、警察、泣き寝入り、被害者、マスコミ、共産党、社長、
弁護士、財布、1万円札、ざっと並べてこのくらいか、この内、ホントの事は1つだけ。

「昔、高知市の洋品店で働いていた」~ここだけだ。
   
私の調べでも確かにそう言う経歴があるが、なぜかこの洋品店を辞めている。

そのヒントは、

  「お客さんは、金持ちばかりで、家に採寸に行った際、財布や一万円札が
   無造作に置かれていた」~と言う、女のくだらん喋りにある。

 大の大人が、相手を金持ちだと表現する場合。

家の中に銭を無造作に置いてあった等と言うのは、その銭と何らかの関連があるからだ?

~「盗んだ」と、私はそう思う。

女が言う弁護士、共産党等その他の単語もおそらくウソだ。
が、今はウソでも食ってないと後が続かない。



 ホステス殺人事件で時効寸前に逮捕された愛媛県の福田和子。
彼女の逃亡生活を書いた本の中に、福田和子を“演技性虚言症”と分析した人がいた、
演技性虚言症とはよく言ったものだ。

自分が「こうなりたい、こうなったらいい」そう思う。考えた妄想が
そのまんま口から出る、その瞬間・本人は、ウソは言ってない。本人は現実にはいないのだ。

妄想の自分がホントの事を喋っている。ウソではないが、現実にはウソだ。
  
普通のウソつきが、ウソを喋れば~ウソとウソをつなぎ合わすのに知恵をしぼる。
それが無いんだ、ウソは本人にしてみれば、願望からくる事実だから、ウソではない。

その後の行動に無理がない。

この種の生き物と接する際は、必ず相手の言葉の裏を取る必要がある。
裏が取れない物は、いくら期待した回答でも信じないことだ。

が、警察は、この女の言葉を~全てウノミにしたようだ。
この後~12年間の経緯を振り返るに、そう思うしかないのだ。

女は名演技を演じ続けた。失踪した銀行員のお父さん(佐田)は、高知市に在住している。

       佐田さんに会いに行く、会うには手ぶらでは調子が悪い、
                    土産を持って行きたいので、2万円程貸してくれ

       佐田さんと連絡を取りたいが、うちには電話が無い10万程貸してくれ。
 
       共産党やマスコミに訴えて公にしたほうがいい。
  
       アタシの知り合いに、昔イレブンPMと言う番組のカバーガールに
                   なった人がおるんよ。その人を通じたらなんとかなる。
  
       弁護士に相談したら、タダでも弁護を引き受ける。と約束してくれた。


 等々、数えきれん演技を並べ立て、ある時は泣き・又ある時は笑い、自分の感情を
コントロールできない様な名演技で、虚言症を包み込んでいった。

全て話せば、銀行員失踪事件の数倍の量になる女詐欺師物語が出来上がる。

 私はこの詐欺女を観察しながら、警察の動きを追い続けたが、警察は女の言う通り
ウソを信じ切っていた。
 
 



 人間には空間と言うものが必要なんだろう、銀行員失踪事件と言う、これまで張りつめた
糸が突然切れた。
転勤の準備期間は、1週間あった。糸が切れた後の1週間の空白。

毎日、追われる様に仕事と家を往復していると、
何も感じない事が、映画を見るように頭の中で回りだした。

空間があるから発想が生まれ、やがて動き出す。

この1週間、何もせず、ただ転勤の準備をしながら一人・物思いに終始した。
   
 テレビを付けたまま、転勤の準備をしていたときだ、ニュース番組で高知県のある町がでた。

めったにない事だから、手を休めて見入った。

画面には、町の公民館に展示された絵画が写し出され、若い画家が自分の作品を
アピールしている。
以前にも、同じ画家の個展が開かれたニュースが放映された。

これで2度、3度と
同じ画家による個展が、開催されているテレビニュースが放映されたわけだ。
画面には、シャガールの晩年の画風に似た絵が出ていた。

この画風は難しい、この若い画家が難しい課題に取り組み、よくテレビにでられるぐらい
有名になったものだ?
しかも高知県の人だ、高知県も捨てたモンじゃない、芸術家がおる?

     ・・・ふと思った。

~こいつ、市か県の展覧会に、展示されていたか?~たぶん出てない。

失礼だが、高知県の芸術的レベルは、全国的にそれほど高いものじゃない。

それに出れない者が、なんでテレビに出るの?・・・

テレビには、相当な実力者しか、でないだろう?
 
・・・・1年前にあった倉庫火災を思い出した。

この画家の親族が経営する、工場の倉庫に置いていたシンナーを盗みに入った少年が
~投げ捨てたタバコが、シンナーに引火したのが原因で火事になり、

工場が丸焼けになる事件が起きた。

犯人の少年を捕まえた後、消失した工場の火災保険請求の為に
工場経営者が刑事課に出入 りするようになった。

警察は民事問題、特に“保険金の請求”に関しては、絶対関与してはならない、
常識以前の問題だ。~私は気にもしなかった。

が、当時の捜査幹部は、いやに丁寧に応対していたのを覚えている。・・~なぜだろう

 ・・・・・保険金の請求に関しては、絶対関与しない警察官の鉄則であるが、
工場を失った経営者の心情を察して、丁寧な応対をしているんだろうが、

普段なら警察官独特の不愛想な言葉で、何の相手もせず、ただ追い返すだけのものが
なぜか?“最高級”の応対をしている?
挙げ句のはて、実験をすると言いだした。

        ・・・実験?・・・何の?・・ 事件はすでに処理している。数ヶ月前に終了だ。

        午後6過ぎ、薄暗くなってから警察署前の駐車場で、
                 止めていた車(パトカーを含めた公用車)を除け火災実験が行われた。

~つまり保険会社の言い分として、ガソリンや灯油なら火事になる事は間違いないが、
シンナーで~火事になるか?との疑問があり、

今だ保険金が出ない状態なので、火災実験をして~シンナーでも火事になる事を証明する。

~と言うものだった。

   ・・耳を疑った・・・・・・・
               警察が保険金請求に関与してはいけない、常識だ。

     ・・関与どころではない~それを~実験までするのだ
         ・・これを不思議に思わない、警察官はいないだろう。
           ・・いや、不思議どころではない~絶対やるべきではない


が、誰も、何にも、言わなかった。~私も言わなかった。
実験は、刑事課のほとんど全員でやったと思う。

 まず白いビニールロープを50センチ間隔で張り、碁盤の目を作った。
縦・横15メートル位あったと思う。私が警察官になってから、これだけの規模で

火災実験をしたのは、これが最初で最後~しかも保険金の請求が目的だ。

ビニールテープの碁盤の目は、地上から150センチ程上に~四隅が持ち上げられ
さらにキチンと張り直された。
この中心にシンナーを入れた缶を置き、火を付けた。

これを2階の窓から~写真撮影し、何秒後にどれだけの範囲に燃え広がったか、
50センチ間隔の・白いビニールテープで、できた升目をみれば一目瞭然。

10枚位の写真を見れば、説明する必要のない実験結果を作成した。
この時、写真撮影したのは私だから、最初から最後まで、全て二階の窓から見ていた。

みんな、この不思議な実験をするのに~よく働いた。

どうして?・・保険金請求のため・警察が、こんな大掛かりな実験をするのだろうか?
駐車場のパトカーまで動かして、実験したのだから、
当然 警察署長の許可を取って、やった事だろう。・・いや~署長の御命令だろう

が、・・~なぜ

・・・よほど強力な権力関係にあるコネが、働かないと、こんな実験はしない。~できない。
保険金を請求する~工場経営者の後ろには、
 中村警察署長を~はるかに超える“権力者が存在する”事だけは、絶対に間違いない。

 この時の火災実験と、今・テレビで見ている、若い画家が個展を開いている、と言うニュース。
テレビに出ることが可能な画家と火災実験は、おそらく同じコネだ。この根元は?

わずか2・3分のテレビニュースだったが、これが一眼国の扉を開けるヒントになった。
これが、銀行員失踪事件~隠蔽工作の原動力か 




 犯人の 田岡 大と、その実父は、地元では昔から有名な盗人だ。

しかし田舎では、後々の事を考え警察には通報しない。それにしても堂々としている。

銀行員失踪事件の後、御自慢の舟を手製のプラスチック舟に変えている。
そんなことをしたら「何か悪い事をしました」と~付近に公表する様なものだが、

堂々と~それをする。
何もかも理解に苦しむ。が、笑いながら見ていた老人がいた。

 どこの誰か、どの様な方法で、聞き込んだか言う事はできないが、
私の疑問を水平に並べ、1つ1つに糸を付けて、上にあげると1点に到達する。

この四万十市の近くに、選挙地盤のある県議会議員がいる。

その極近い親戚の警察官から、蜘蛛の巣を飛ばす様に、警察ではトップクラスの幹部がおる。
犯人の 田岡 大 と、その彼女の親類である。

 この警察幹部の下には、警視、警部、警部補の警察幹部が大勢いる。
これら幹部は、県議会議員と同じ100世帯あまりの小さな集落の出身である。

ここの人達は、警察官になった者が多い。が、全員、どう言うわけか警部以上の階級にある。
よほど優秀な集落だろう?

 ここに縁戚関係を持つ者は他にも多数いるが、その者達もそれぞれ責任者的な警察の
中間幹部がほとんどである。
全てコネで動いている、コネとは力であり権力である。

この事実を知ってから、私は警察での昇任試験に関する全ての本を捨てた。
一切、一枚も見た事がない。一眼国の中に足を踏み入れた。

恐ろしい相手を敵に、無言の闘争が始まった。 

銀行員失踪事件は、最初から蒸し込まれるべき事件だった。
当時の中村警察署全体が、一眼国の支配下にあったのだ。
 
 一眼国の1つ目カラスに、女詐欺師。得体の知れない人間のカスが、
それぞれ~自分のつごうで動き出し、女のウソは、ますます調子づいてきた。

  女は失踪した銀行員の父親には逢ってない。逢ったと言って、私には
 
       「 銀行員のお父さん、佐田さん。これは紳士よ。なかなかの人、
          あたしと2・3時間話して最後は、ホテルで                  
                        『これからも頑張ってください』

        と言って、
                 あたしとビールで乾杯して気勢をあげたの・・・・・」


 と、言う。
    
佐田さんは、まったく酒が飲めない。体に合わないのだ。
それに自分の子供が殺され、所持金を奪われた。と、言う話を聞いた後、

ビールを飲んで~気勢を上げるバカがどこにいるか?が、こうも言った。

       「佐田さんが探偵を雇って調べているの、大(田岡 大)は、          
                        警察のエライさん と親戚よ。 

          それと 大 の彼女、あの女は・・・~ほら、中村警察署で、             
          この前結婚した刑事がおるろう。

          山原とか言う、あの人の奥さんと兄弟同様に育った女よ。
            それで、

             佐田さんが言うには、窃盗ぐらいで、大 を別件逮捕しても、

             そんなことじゃあ逮捕もできんし、

                まして銀行員の事について、取り調べもできんだろう。~て、・・

                佐田さんが言うのよ。・・・
                       ・・・あ、・・・・・・

           それにねえ 舟のこと、大 の舟の事も佐田さんが聞いてた
         
           事件の後 プラスチック舟に変えた。
      
           ・・・・・・・・・・あの、『変える前の御自慢の木舟は、
                
                          どこにあるか判りましたか?』て、

                                ・・・・・・・・・・・・・・・聞いてた。・・・判ったの?」
 
 

 佐田さんが、「探偵を雇った」と言うのはウソ。
佐田さんが、こんな話をした。と言うのは

佐田ではなく、犯人の 田岡 大か、刑事の中田・今田から、聞いた話だ。
当時は田岡との接点が強い。

だから、この女を離すわけにはいかなかった。
  
別の人間から聞いた事を~いかにも佐田さんが調べた様に喋りまくるが、
内容は、私が前もって調べた内容と同じだった。

       佐田さんが・・・これは根が深い、田岡は「盗人」ぐらいでは         
         逮捕できんだろう、と言った。
                              
 田岡は、警察幹部に大きなコネがある。
そのコネは、山原という刑事と結婚した女と、
                    田岡 大 の女は、兄弟同様に育った仲だ。
 


        ~つまり、山原の女、田岡の女。
          2人の女は、~姉妹のような者で、
               ~その上に警察幹部  西田秀男  と言う男がいる。
 
         この男が事件を蒸し込んだ。

         これは全て 佐田さんが、探偵を雇って調べ上げた事だ。

と、自分が聞いたことを 探偵を雇った佐田さんが言った事にして話した。
二人の女が創りだしたコネは、すでに調査済みだ。
結果が同じなら~枝葉も使える。 

~ただ「窃盗ぐらいでは逮捕もできん」といかにも自信ある言動は、
たしかに 田岡 大の ~これまでの行動をみるに、充分過ぎるほど理解できる。

・・・・・・「御自慢の木舟がどこにあるか
                 これも~女が知っているだろう。

 私は「四万十川の隅々まで探している」と、女にウソをつき女の回答をまった。
女にやらせたわけだ。

~その間にも女は、佐田さんが・・・・と言った。 ~とか。
・・・・・・・・・・・・共産党に全部暴露した。~とか、

高知市へ弁護士に会いに行く。~とか
~数々のウソを並べ立てていたが、

これは警察と接触し、私と警察の双方に都合のいいウソを取り並べ、喋ったのにすぎないのだが、
警察は、これらのウソを全て丸呑みにしていたようだ。



  田岡 大 が隠した木舟は、女が3度ぐらい 佐田さんに逢ったと言うウソを付いた後

            「川じゃなしに、舟は山の下に~置いているらしい。地元じゃエライ評判よ。
                 ほら、~・・・・・・・・・・・・・・・・


               大(田岡)の家から~裏側の山に上がる道があるろう、

                その手前の空き地よ、
                    ・・・・・・・・・・・・そこ、

                       大(田岡)んとこ(大の家)の土地よ、そこに置いてるらしいの」
 

と言う女からの知らせがあった。



・・・・まさか
舟を川じゃなく~山の下に置くとは、女が言う場所に御自慢の舟を置いたら

地域全体の話題になる。
まさか?そんな所に置くはずがない。・・・~が、確かめてみると

その通りあった
  
舟の前で、愕然とうなだれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・舟だよ?・・こんなもんを堂々と人前に置いている。

四万十川でも指折りの木舟が山の下で、
・・・・・・・・・・・・本人の自宅から、50メートルも離れてない場所で、
サラシ物になっている。

しかも木舟の内側は、正式に何と言うのか知らないが、プラスチック製のノリが塗られ
防水加工している。

普通、木舟は木目を出すことで、存在価値を示すものだ。
まして四万十川屈指の逸品なら、なおさら木目を強調する。が、どうゆう訳か

プラスチックノリで固めている?
よほど見たくない、見られたくない・ものがあるわけだ。

 そして、その近くを 田岡 大が~現金で一括購入した大型の乗用車を乗り回している。
借金で仕事もできず、逆さにしても鼻血もでないヤツがだ。

これじゃあ「銀行員は、私が殺しました」と言っているようなものだ。
私がこれまでに聞いた数々の噂は、ここからきているのだろう。

しかもその噂は、極めて正確だった
~体中から力が抜けた。

 これじゃあ~地元では有名人、それを隠しているのが警察官。・・ここは北朝鮮か

恐ろしい縮図だ。

       警察の姿勢態度「問題にならなければ問題なし」~いくら地域で話題になっても、

事がマスコミ等で、公にならなければ~何の問題もない。
それまでは、胸を張り肩をいからせて闊歩する。

その現象が、目の前に横たわっている。小さな物なら、何とかごまかして
「知らなかった」で済ます事もできるだろうが、眼前にあるのは~車より大きな舟だ。

しかも、犯人の家から約50メートル位離れた山の下、回りには人家が建ち並んでいる。
これで喋るな、話題に出すな。と言う方がおかしい。

しかも犯人の田岡は、平気でこんな事をするのか?・・隠すのが普通だろう?・・。

どうして人前に公然と置くことが可能なのか

こいつの後には、一眼国がサポーターの様に付いているのか?・・自分は絶対だいじょうぶ、
警察に捕まる事はない。との確信がないとできない。

 私が疑問に思うぐらいだから、付近の地域住民は、どれだけ不安な思いで暮らして居るだろう。

・・・・・ここは日本か・・・・一眼国は、北朝鮮並みに警察を私物化している。

 私が突然転勤になり、深夜内緒で帰ったり、休みになると四万十市に飛んで帰えって
銀行員失踪事件を継続的に捜査したのだが、

12年間様々な事があり、全部言うと支離滅裂になる。
もっとニヒルにカッコよく書きたいものだが、詐欺女と一眼国そして、1つ目カラスが全てであり、

この事件に関する限り、地球上に頼りになる者は、1人もいなかったのだ。




【支離滅裂になるから~これまで投稿しなかった事】

  ●小学校の運動会
 
     犯人 田岡 大 には、離婚した先妻との間に、二人の子供(小学生)がいた。
    田岡の彼女にも~離婚した相手の子供(小学生)が、二人いた。全員が小学生。
   
           ~いずれ~近い将来~この4名の子供達は、
                        大人の“愛”の脇役として、共同生活をするようになる。
   
  

    その下準備として~最高の交流ができる場所が、

            田岡の子供が通う小学校の運動会に~
                           ・・・・・彼女の子供達を招待することだった。

     6名~近々・結婚予定の田岡と彼女。そして子供4人は、この地区にある小学校の運動会で
    田岡の手料理を食べながら、はしゃいでいた。

    これを~この地区の住民は、冷ややかに観察していた。
    この時の状況が「畑」から私に届いたのは~転勤した後だった。
     「畑」は痛烈に警察を非難した。

  
  
  ●地区の集会
   
    田舎では、年に数回~それぞれの地区で“地区会”があります。
    その席上(これは、事柄だけしか投稿できない)
       
      田岡の頭を~斜め後ろの角度から拳で殴った人がいたが、
      かたい頭の骨に、斜めから拳を振り下ろした為に、指を骨折したらしい。
      


 これらを詳細に整理すれば、この事件は一体なんだ?の疑問符???が無限大に続く。
あまりに非道すぎる。

これを演出したのが警察だ~私は「畑」からボロカスに言われた。
まさに~クソミソの言い方だったが、反論はできなかった。





非道の塊の中で、私は太平洋の端くれへ吹き飛ばされた。


  (足摺岬)
 


 四万十市から、隣りの土佐清水市、清水警察署に転勤。さて清水署の中でどこに行くか、
署内異動で、どっかの駐在所に行くかも知れないが、銀行員失踪事件を蒸し込んだ後だ。
 
 

今ここで、私のご機嫌を損ねたら、血の気の多いヤツが何をするかわからん。
おそらく、このまま捜査に残すだろう?と、言うのが私の予想だった。


案の定、清水署では鑑識兼捜査庶務係となり、捜査の仕事ができる様になったが、
銀行員失踪事件に関する私の風評は、すでに脚色され~各方面に流されていた。

 刑事課長は、高知市で起きた女子銀行員殺人事件で、全部自分が解決したかの様に
得意満面で吹聴する男だった。

事実は、事件の流れから偶発的に参加し、結果的に事件処理しただけだった。
が、テレビのニュースで放映されたのは、この男だった。

転勤早々、聞きもしないのに、オレは遺体を1000体検視(死体の見分)した。と、大ボラを
平気で吹聴していた。

東京・大阪ならともかく、たかが高知県の田舎町、しかも少年係をやった挙げ句に
要領よく立ち回り、刑事課長になった野郎が 、1000体の遺体を検視出来る訳がない。

 高知県と言う狭い範囲でこの男が、どう言う方法で出世してきたか、
およその噂は、誰でも承知している。首を少し傾け、自分で自分の言葉に酔う様に、

頭を縦に振りながら自慢話をする。この男には公然と女がいた。喫茶店を経営している女だ。
その女に、自分で演歌をテープに吹き込み時々送っていた。

「いくら愛しても人の妻」とか「別れても好きな人」とか
聞くに耐えない下手な歌を、最高の感情を込めて吹き込んだテープが、机の上に無造作に
置かれていた。

 課長がいないとき、このテープを刑事課員と一緒に聞き、笑い転げた思い出がある。
が、しかし一眼国である。

コネがあれば立派な捜査幹部、警察本部の中枢に大きな人脈を持っていた。
この男に関する限り、いくら話しても尽きることはない。いや一眼国のお話は無限にある。

が、全てを含め銀行員失踪事件を語るのは不可能である。

何もかも洗いざらい~ぶちまけ、口から内蔵を吐き出してしまいたいのだが、
全部吐き出せば、何が主体かわからなくなる。それが一眼国である。
 
 つまり銀行員失踪事件と言う、前代未聞の蒸し込み隠ぺい工作は、
一眼国の中から見れば、それほど特異な手法ではない。
ただ、大金を持った仕事中の銀行員が、殺され~現金を奪われたと言う状態は特異であった。

それだけのことで、いつ同じ様な~隠ぺい工作が起きても不思議はない。
現に、私が転勤して、すぐ刑事課だけで転入者の歓迎会があった。

その席上、酔っぱらって子供の様に “ホント” のコトしか言えなくなった馬鹿が1人いた。
~刑事課長である。

 
 酒宴の席上、スケベな演歌を歌い、酒に飲まれた・ド短足の馬鹿が遠回しに
銀行員失踪事件に触れながら私に対して

       「お前は、真面目ながやろう。(真面目で融通が、きかないのだろう)
            こんなが(お前のような奴)~いらんぞ(刑事課には置きたくない)」 
 
と、誰に言うともなく~口の中で、つぶやいたのをハッキリ記憶している。

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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/29(土) 02:16:20|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅱ-3 一眼国の夜明け
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅱ-2 川盗人と舟 

                                ●悪魔と踊ろう  vol Ⅱ-2            川盗人と舟








 ありきたりの言い方で、走馬燈のように、

無限の思いが、頭の上から滝のごとく落ちかかってくる。

・・・今ならできる。今なら 田岡 大を自白に追い込める。
その思いを中心に、論理的に裏付ける数々の要因が、
走馬燈に怒濤のごとく押し寄せ、粉々にぶち壊した。 
 
もし女房や子供~家族がなかったら~
この時、私は警察をやめている。

家族とは偉大な存在である、もし家族がいなかったら
私はどうなっていたか、わからない。
~と言うのは、私はこれ以来、時々変な夢を見るようになったのである。
 



 斧を持って歩いている。斧の柄に辞表を貼り付けている。

私は悠然と、斧を持って歩いていた。

署長室のドアに、回し蹴りをぶち込んで破戒し、中に入った。
署長は1つ目小僧だった~「この、クソ・ガキャァ~」と掛け声よろしく

イスに座った署長の脳天に、斧を叩き込んで~「やめた」と叫んだ。
   瞬間~・・「しも~ぅた。明日からどこで金稼ごう」と思案する。
変な夢だが、正直な夢でもある。

が、署長の頭に斧をぶち込んでから~明日からどこで働こう等と、
いくら夢でも~よくもまぁ~そんな考え方で「しもうぉ~た」(しまった!)と思えるものだと、
~我ながら感心する。

 すでに人とは思ってなかった、一眼国の1つ目カラス。
狐と狸の世界を、白や赤やらピンク色の~1つ目カラスが飛んでいる、

この程度の感覚しか無くなっていたが、この職場で家族を養い子供を1人前にする為、
稼いで行かなければならない。何ともうんざりする現実である。

 女が言う「ドンデン返し」を思いだし、苦笑いしながら車を走らせた。
これまでに、1つだけ確認していない物がある。田岡の川舟である、

極秘の調査を重視するあまり、これまで田岡の川舟は、
人目につかない、午前6時前に遠くから望遠レンズで写真撮影しただけだった。

田岡の実父が、特注で造らせた逸品だと聞いている。


  全国的に有名な四万十川には、独自の型をした舟がある。

川は、それぞれの地域で、水量や流れ方が違うので、
その地域に適した、川舟が~それぞれの地域で造られる。

四万十川のような大きく長い川は、
上流域、中流域、下流域と~川舟の型も三種類ほどに分けられる。
 
上流域では、水流が激しく舟に打ちかかるので舟板が厚く、
特に~船首部分に独特の工夫が見られる。

上から見ると舟の先端が、牛の角の様に2つに分かれているのだ。
激流を乗り切るには、先端を丈夫に造らなければならないし、側面も高く厚い。


 


江戸時代から明治時代にかけ~四万十川上流域では高瀬舟と呼ばれる小舟が、
さらに上流や、四万十川に流れ込む小さな枝川では、舟尾と呼ばれる小舟が
木炭や山の幸を積み、四万十の道を下流に下った。


         (沈下橋と川舟・・・大水になれば、橋は流の中に水没します。沈下する橋です。)


途中、西土佐村で~舟母(せんば)と呼ばれる、四万十川最大の帆舟に積み替え大量に
輸送する~係船制(舟を変えて、つなぐ)で、下流の四万十市まで運ばれた。


 (舟母)                                      

四万十川流域の全ての物資は “四万十の道” を通り、緩やかに運ばれ、
川沿いにある神社の前を通る際は、安全祈願を願い、舟の上から手を合わせ礼拝したと言う。

川は生活の重要な基盤であり、今なお川漁師によって引き継がれている。


 四万十川・下流域の川漁師が使う川舟は、上流域の造りとは根本的に異なる。
水流は、ゆったりし~水量は多い、川漁で投げ網を使うため幅が広く浅い。

底は平らで、広く・舟縁は狭い。


  (投げ網)


川とは、人の暮らし振りに合わせ、要用に変化するものである。

川舟に対する思いも、他の地域以上に高く既製品の様に、
大量生産されるものでは、納得しない人が多い。
現実にプラスチック製の川舟は、強風や激流に弱く操舵が難しい。
 
  田岡 大の実父は、数年前に四万十川流域で
「舟辰」と言えば、知らぬ者がいないほどの 名人に川舟を造らせている。

舟首の上板は、一枚板で継ぎ目が無い特注品だった。
舟が完成した時には、近隣の者や川漁師が、わざわざ見物に来た程の逸品である。

見栄もあるだろう、当時の 田岡は得意満面だった。
が、こんな立派な舟を造る金をどこで稼いだのか?
陰口がささやかれ、噂が噂を呼んだ。

川盗人~親子共々こう言われる過去がある。が、本人達は、いっこうに気にする気配が無い。
なぜか~まったく無かった。
 
警察官を長くやっていると、病的な盗人にも何度かあったが、いくら病的でも
人の噂や~警察の調査は、気にするものだ。が、気にする素振りさえ無かった。

普段から悪い噂の有名人が、人がうらやむ立派な川舟を四万十川に浮かべたのだ。
話題にならないわけがない。
 
もちろん、これは、銀行員失踪事件の数年前にあった話で、事件には何の関係も無く、
それ程重要に思わなかったので、参考程度に聞き流していたのであるが、私は転勤になった。

この事件はどうなるか?なにか得体の知れないドロドロしたものを感じる。
どうせなら、最後の気晴らしに田岡の川舟に乗り込み、
小便小僧よろしく、四万十川に ~立ち小便でもしてやれ。

と、いつもの悪ふざけを思い付いたのだ。
 
 

  私は大学当時、映画で有名になった広島の「仁義なき戦い」と言うヤクザ映画を見ての帰り、
深夜まで飲んだ後。
女子寮の看板をコッソリ取り外し~ヤクザ事務所の出入り口ドアに、

そっと~もたせかけて、飛び逃げた事があった。なぜか、こんないたずらが楽しい。

その日も立ちションの為、わざわざ四万十川まで車で来て、田岡が使用している川舟に
岸から勢いよく飛び乗った。

「トン」と音がして・・・~ア、と思った。
・・・・・立派な木製の川舟だろう?

「トン」なんて、軽い音はしないはずだ。
が、とにかく小便が先だ、かなりガマンして 、ここまで来たんだから。
舟尾に立ち~四万十川に思いっ切り飛ばした。

横殴りの風が吹いたが、私の馬力ある小便は、45度の角度で、立派な放物線を描き
~四万十川に着水しているが

・・・・・・・・・・風で舟が動いた。

~オレの小便は立派に飛んでいる。が~この舟は風で動いた。

・・・こいつは、プラスチックか?まさか?・・・


(一般的な、手製のプラスチック舟)


舟底には、滑り止めの敷物が貼り付けられ、素材が見えない、
田岡の舟には間違いないのだが?
 
・・・・・太陽は西に傾いている。四万十川の河口にある山に、もうすぐ隠れそうだ。
川面を斜めに、光線が走り水面で光りが踊っている。斜光線で舟縁をじっと見た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、舟の骨組の影がある、竜骨だ。
・・この舟は、木舟じゃない。
骨組が太陽光線に透けて、影となり~外から見える。と言うことは、これは “素人の手作り舟” だ。



              【皆さんが御存じの~大手企業が造った舟は、二重構造の頑丈なものです。
                       舟の軸となる部分を~
                        外側の硬質プラスチック(大量生産)に、入れ込んだものです。
                    
            

                      ですから~太陽光線(夕日の斜光線)で、
                                竜骨の影が見える事は、絶対にありません。

                       手作りの川舟は、素人が~
                        液状化(ノリ状)したプラスチック(正式の名前は知りません)を
                     
   

                  型枠(竜骨)に塗り込み~固めて造ったモノで、安く簡単に造れます。
                  もちろん安全基準から言えば、
                                     不正は不正ですが、いくらでも有ります。】



  舟は車と同じで、安全基準が定められ、検査に合格しなければ使う事はできないが、
検査を受けず、車で言えば無車検で使用している舟はいくらでもある。

型が違うから玄人が見れば直ぐ判る。舟から飛び降り色を見た。
女から聞いた田岡ご自慢の川舟は、舟の側面の半分から、舟底にかけグリーンのペンキを塗っている。

この舟は、舟全体がグリーンだ。
   
つまり事件後に私が写真撮影した時は、すでにプラスチック舟に変わっていたのだ。
事件と直接関係ないとの先入観が先走り、何の疑問も持たず撮影した写真を、

見もせず、そのままにしていた。しかしなぜ、あれだけ有名になった川舟をこんな安物の
プラスチック舟に変えたのか?何のために?あの見栄っ張りが、こんな手製のプラスチック舟に?

付近には二艘の川舟が係留されている、田岡の舟を入れて三隻。
 
 この舟付き場は、失踪した銀行員の持ち物だった
一国銀行の伝票様書類やオートバイの荷カゴに
取り付けたビニール製カバーが燃やされた場所から、20メートル位離れた場所だ、

そこが小さな入り江になり浅瀬が岸まで続いている。
小規模な舟付き場だ、三隻並べたら満配になる。

この場所に川舟を係留している人は、川漁師かセミプロだ。いずれにしても素人ではない。
舟の善し悪しは、一目で判る、絶対にごまかしはきかない。

この田舎で、あの有名な名人が造った木造舟の逸品を銀行員失踪後に
手作りのプラスチック舟に変えたら、たちまち付近住民の話題になる。

それを承知で変えたのか?こんな事をしたら~付近の地域住民は、密かに噂話を立てる様になる。
田岡はそれを知っているだろう、その上で平然と構えている。 あまりに凄すぎ、堂々としている。 
  
私はこの当時
すごい噂を耳にした。根拠がないから相手にしなかった
   ~しかし、これは大変な間違いだった。~すでに地元では有名人

         その1つに

               平成2年8月下旬、 深夜2人の男が舟にオートバイを積み込み
                    ~音をたてない様~エンジンをかけず~手こぎ(艪こぎ)で
                                           
                        下流から上流へ運び、橋の下でオートバイを捨てた。


               四万十市荒川地区の主婦が言うには

                   「アタシの家の近くに、銀行員を殺して
                       大金を取った人がいる。そんな人の近くに住むのはいやだ」

    
               平成3年3月  
                  荒川地区の川漁師が言うには

                        「警察も少しは、いいことをする。~
                           今年は、川に魚を生きたまま
                            カゴに入れて置いていても盗まれん。

                           銀行員の件で、警察が田岡を調べたから、
                           川で盗人ができなく、なったのだろう、薬が効いたか?」



あまりに出来過ぎた凄い話で、しかもどこから出た話か、皆目けんとうもつかな かった。

噂の主も自分が最初に喋ったとは言わない。何も判らず、又あまりに核心に触れているので
ガセネタの可能性も高く、逆に警戒もした。

その後、転勤になり結局なにもせずに終わったのだ。

ふと思い出す事があった、銀行員失踪事件後に来た台風の後、私が四万十川の河原で
川漁師から聞き込んだ際

      建設中の鉄道高架橋の下に、ナンバープレートがない、失踪した銀行員が   
            使用していたと思われるバイクを発見した川漁師がいた。

その人が言うことには、

          「ワシが誰のオートバイじゃろう?・・と思って見ていると、  
                下(しも)(下流)(四万十市荒川)の方から軽四トラックに乗った男が来た。

                    ・・・・・・この男のオートバイかと思ったが、その男は誰だか知らない」


と言う聞き込みをしたことがある。
 
この時「誰か知らない」と言ったのは、やはりウソだ。この四万十川の川漁師で、

川盗人の 田岡を知らない者は、いないはずだ。

「知っている」が、あまりに近すぎる、こんな事は警察には言えない?

田岡の親戚には警察で、出世しているヤツがおるから、言えば

       「誰が言ったかすぐわかる」?・・現に、いくら盗人をしても捕まってない?・・

               ・・めったな事を言うもんではない?・・くわばら・くわばら・・・・


   これが都会にはない、田舎のむずかしさである。

もしこれが大阪なら、この時点で解決していたと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「アイツや」~コレでおしまいだろう。

都会には田舎にない難しさがあり、また~田舎独特の煩わしい一面もある。


めったな事を警察に喋ったら~後で「誰が言うた」と言われたら大変な事になる、

余計な話はしない方がいい。~アイツは警察にコネがある。

 
 田舎では、そう言う風潮がある。が、この噂を極秘のうちにすくい取るのが警察官の仕事だろうが、
今はこの能力が昔に比べ低下している。

 まず相手に、話しやすい状況や状態をつくることが先決だろうが、これがない。
教科書通りの聞き込みをして「何も無し」と思いこむ。

あるわけがない、立場を逆にして考えればいい。

 ある日突然、見知らぬ2人組の刑事さんが目の前に現れた時、
相手の人間は、どう言う反応をするだろう?

まして、いかにも警察らしいモノの言い方をする2人なら、自分ならどうする? 
それで・・・~どうにかなったら、刑事なんか必要ない。

必要だから存在する、存在するなら~何が必要か考えることだ。 

四万十市荒川は、銀行員失踪事件の宝庫である。
厚い扉では無い、新聞紙で造った様な扉だ、人々は何か言いたがっている。

もし昔の刑事がしたように、ここに人間の畑があれば、たちどころに解決しただろうに、
せめてあと半年。私が転勤しないでいたら、

誰がどう邪魔しても、抜き差しならぬ絶対的な証言を突きつけてやるのだが。
 ~私がそれをすれば、困る人間が警察の中にいる?と言う事だ。だから~転勤だ。

 
 おそらくこの事件は、警察独特の「やっています、がんばっています」とのジェスチャーを
踏まえながら、次第に収束し最後は、失踪した銀行員の家出人届でも受理して幕になるだろう。
 

 江戸時代の芝居小屋に巡業で使う“幕屋”と呼ばれる小屋があった。
竹で骨組みを作り、 回りにムシロをかけただけの小屋だった。
ムシロと言っても、今の若者には判るまい。

稲のクキ、つまりワラで編んだ、幅150センチ位のジュウタンの様なものだ。
このムシロで囲い、中を見えなくしただけの小屋に
客を集め芝居を見せたのが、幕屋と言う小屋だが、

中を見ろうと思えば、片手でムシロを動かせばいつでも見えるが、
そうしたら~コワモテの男衆におごられる。仕方ないから木戸銭を払って中に入る。

警察とはこの幕屋の様なものだ。

外から見ろうと思えば、いつでも見えるが、見るとうっとうしいから見ない。
昔の日本人ならこれで済んだ。見なかった、見ない振りをした。

が、これからの日本人はソウはいくまい。平気でムシロをはぐるだろう、
これが警察には判らんらしい。

相変わらず、誰が何と言おうが平気で胸を張って歩いている。
他の団体にも、こんなのがあったが、あえて言わない。・・・確かあった。

 この事件を継続するためには、1つしか方法がない。
女を使う事だ、今晩会う約束をしたあの詐欺女を、

使うと言っても作為的に動かすのではない。
この女は本来が詐欺師だから~本人のやりたいようにやらせばいい、

自分に都合の悪い事は全てウソをつく、ウソを本物に見せる為、
真実をウソの間に織り込んでいく。

私は女から聞き込んだ事は全て裏を取った、裏が取れない物は全て排除した。
女のやりたい様にやらせばいい、この事件をツブスには2人の邪魔者がいる。
 
1人は私、そしてもう1人は、女だ。それなら女を動かせ、ルアーで鱒釣りをするようなものだ。
警察は間違いなく女に接近する、そうしなければこの事件は“つぶせない”
そして警察は、女のウソに振り回されるから、

この女のウソを観察しておれば、警察の動きが判ると言うものだ。





 女のアパートに行ったのは、午後8時を少し回っていた。愛想良く出迎えてくれ座敷に通された。

これ以来、このアパートに度々出入りするようになるのだが
私の動きは、警察に筒抜けになっていた。
しかも、この女独特のウソも真実として抜けていた。
もっとも、それを承知でしたことだが、

警察とは、なんともウソに弱い弱体組織だと感心した12年間だった。

      女が言う

     
          「アンタ、あたしが原因で転勤になったんだろう?ほんまに申しわけない。
               これと言うのも病院の先生に聞き込みに来た、あの宮田と言う刑事が悪いのよ

               私も病院に刑事が来てからと言うもの、職場に居づらくなって・・・
                    一生懸命働いたのに、もう病院を辞めようかと思っているの・・・・

               なにもかも滅茶苦茶になってしもうた。・・・・・・・・・・・・・・

                                    ・・・・一生~警察に面倒見てもらおうか」

 

ひとしきり、私が転勤になった原因に詫びを入れ、自分を守る為に宮田刑事を親の敵の様に避難する。
この調子で1時間程喋りまくった。 ~おきまりの登龍門だ。
 
病院は女に、辞めて・もらいたがっている、盗人を飼う必要はないのだ。
が、女はそれでは、カッコウがつかない。

そこへノコノコ現れたのが刑事さん、親切に女性ばかりの職場に昼間現れ仕事中の
ドクターに聞き込みしたおかげで、女に口実ができた。

  詐欺師ならこの程度の絵は、いつでも書ける。
それに乗った警察がバカよ、それだけの事だ。



      女が病院に来る前の職業は、自動車用品店のレジ係をしていた。
        店の隣には、“うどん屋”があった。女は、昼飯時になると隣のうどん屋へ行き、

          ~うどん定食を毎日食べた

             「お金は、月末にウチの店長が“支払い” に来るから、付けにしておいて」



そう言って帰った。

1ヶ月は最高でも31日しかない、そんな事は小学生でも知っている。
月末と言うのは、いやでも毎月来る~一年に12回だ。

うどん屋は、隣の店に請求書を持って行き、女が食べたメシ代を請求した。

         ~「そんな約束をした覚えはない」
                        店長は烈火のごとく怒り、女をクビにした。


まるで落語の小話だ、
これが女の~職歴の1ページである。
 
典型的な女性の寸借詐欺師、~すぐにバレル事を平気でする。
バレるとすぐ泣く、涙が最後の武器である。
翌日は、けろっとして次のウソを演出する。

~これで全国行脚した女詐欺師がいたが、その女にそっくりだった。
 
女に会えば、深夜まで話す場合がほとんどだ。
私が帰る素振りを見せると、重大な話をしそうになる。

そこで私は腰を落ち着け又、2時間程喋る、そして再度帰る素振りをすると又、
大事な話をするが~実際は、それ程大事な内容では無い場合が多かった。この繰り返しだ。

女が警察批判を始めると、私は上の空で聞きながら休憩した。
~次に対する備えを考えていた。

女には妹が1人いる。この妹の亭主は警察官だ。
警察が動き出したら、必ずこいつの名前「榎本」が出る。
そして中村警察署刑事課強行係、中田・今田刑事この2人の名前も出てくる。

女の~ウソ口から~榎本・中田・今田などの名前が出てくる様になると、
女が警察と接触し始めたシグナルとなる。
 

 特に中田、こいつは女性問題で有名な男だ。数々の女性問題の内で表に出たのが1つある。
高知市でホステスのヒモになり、外車を買ってもらい優雅な生活をしていたが、

金を巻き上げすぎて、路上でケンカになった挙げ句、

傘でホステスを殴っているのを通行人が見て驚き、110番通報してパトカーが駆けつけた。

男を捕まえてみると、なんと刑事さんだった。
 
 ~普通の会社ならここでクビだ?

一眼国は違う、クビにすると本人がやけくそになって、騒ぎ立て世間にバレル。新聞が書く。

すると署長様の管理責任が問われ、出世に響く。自分に不利益になる事は絶対しない。
民間企業のように、利益を優先する必要は無い。しかも警察は独占企業である、

警察が警察官を隠したらバレル事は無い。
これを警察では~組織防衛と呼び最重要課題にしている。

組織防衛に反する行為は、いかなる行為であろうが反逆行為である。
だから全国的に不祥事が絶えることはない。
  
そもそも “不祥事” とは最近になって、できた新しい言葉だ、
組織防衛が失敗した場合に発生するのが不祥事と言う、あってはならない“バレ事案”である。

この時も当然の結果としてホステスをなだめ、
男(中田刑事)は、高知市から中村警察署に左遷されたが、ホステスは夫に知られ、
その後、 離婚したそうだ。~組織防衛だ、結果なんかどうでもいい。

 夜の商売をするホステスさん、店にヤクザが来たりケンカがあったり~警察のお世話になる
機会が多い職業です。その弱い人が本気で、警察と争う事は多分無いでしょう?

だから組織防衛は、これで完全に済んだ。人の事はどうでもいい、コネさえあれば、
ヒモになろうが、何をしようがどうでもいい。

他にも警察内部の女子職員に子供を産ませた。と言う話もあるが、
組織内部の事が、外に漏れるはずがない。組織防衛さえキチンと完遂すれば
誰が何と言おうが、立派にやって行ける。

一番大事な事はただ1つ、自分の上司の出世を妨げないことだ、
あわよくば、出世の手助けをすれば何をしてもいい。

        
     女を1時間程喋らせ~区切りのいいとこで本題に入った。

              「 田岡 大が使っている、ご自慢の川舟よ。
                             アレを変えちょるが、知っちょるかえ?」


女は、一瞬キョトンとした。どうやらホントに知らないらしい。

             「エ~・・あの舟が変っちょる?・・あれは前にも言うたとおり、凄い舟よ。

                 あたし、何回も乗せてもらったけど、
                        乗るたびに舟の自慢話を聞かされた。
   
                 それが言いたいのよ・アイツは、
                         ・・言いたくて乗せるんで・・・

                            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その舟を変えるわけがない」


直接的な要因は無いが、かなり重要な要素になる。

 どうしても・前の舟を探し出す必要があるが、車ならナンバーを見れば直ぐわかるのだが
舟となると、特徴だけではどうにもならん。かりに色でも塗り替えたらそれまでだ。

川舟は、どれも見た目には、同じ様な形をしている。
素人が探してもまず無理だろう。

女なら直ぐ調べるはずだ。

~この女、今でも田岡と話しができるはずだ。いや、しているだろう。
~この女なら~本人から~聞ける。

それに川舟の場合は、それぞれの地区に無言の縄張り意識がある。
まったく、しらない場所に移したら、よけい話題が広がる。
まずは、女が動きやすい様にする事だった。


           「なにがどうでも舟を探す、
               休みの日に清水から帰ってきて、四万十川の舟を・・全部見て回るつもりだ。

               おそらく、この舟で銀行員のオートバイを捨てたはずだ。        

               が、それだけなら~舟を変える必要はない。それ以上の何かがある?

               舟を変えたとは~見られたら困る何かだ。
               それは1つしか考えられん。

               この舟で銀行員の死体を捨てた?~に、しても水で流せば終わりだ。
               それ以上だ、

               たとえば死体を運ぶ場合。テレビや映画では簡単に運んでいるが
               死体はそれほど簡単に運べない。まして血もつれの死体なら、なおさらよ。

                 仮に、・・もしもょ~・・・舟で死体を解体したらどうだ。
                  死体をバラバラにして、運びやすくした?と・・したらどうだ。

                 舟に乗るのはいやだろう。漁は水の上で、夜中までする事もある。
                 漁師は、ただでさえ縁起をかつぐ、溺死体を見つけた場合でも
                 舟に死体を乗せるのをいやがるぐらいだ。

           
                   ・・・・人間を解体した舟で漁ができるか?・・まずできまい。

                 あの見栄っ張りが、舟を手製のプラスチック舟に変えたんだ。
                 ~よほどの理由がある。

                 ・・・~まず銀行員の死体と、関連がある事は間違いない。
                 それにしても、アンタ、・・・。
                             田岡から50万円もどしてもらったろぉ~・・・・

                                   ・・・・・・・・・よく戻したなあ~・・・信じられん」



死体を強調しながら話を進めた、女性が一番いやがる話だ。


  それに以前から疑問に思っている事がある。

この女なら喫茶「よってや」の合い鍵ぐらいは、持っているはずだ。~女は否定した。
が、私は持っていると推察する。
女は事件には関係していないとしても、殺害現場の血痕ぐらいは、見たんじゃないか?・?

そうでないと、これ程確信を持った動きができるものではない?

 それに、金払いの悪い田岡が、なんのために「50万円」を詐欺女に戻した?
これまでにも女に戻した現金は、まったくない。なぜ、今回だけ戻すのか?・・・

 コレは「戻した」と言うより、女が田岡を脅した。恐喝した。と、
考えるのが自然ではないか?・・と、思う


そして、アホ刑事が~女の病院へ聞き込みに行った際。

          ・・・・・・なぜ最初から “銀行員の件” で、 刑事が来たと思ったのか?


~盗人なら、いくらでも覚えがあるだろう・・・・・・~昔、昔から覚えがあるだろう~
それを~なぜ “銀行員の失踪の件” で、刑事が来たと思ったのか?~


           ・・・・・・・・・・・・・・・なぜ?~“銀行員”~なのか??

                              この女は見た~たぶん~見た。

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/26(水) 14:24:33|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅱ-2 川盗人と舟
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅱ-1 ドンデン返し   

                  ●悪魔と踊ろう  vol Ⅱ-1          ドンデン返し








 突然の異動、まったく思いもかけなかった。

銀行員失踪事件はどうなるのか、あれは失踪ではない、間違いなく強盗殺人事件だ。

私は、混乱していた。
色々な取り方、解釈のしかたがある。事件を取られた、と言う考え方もある。       

1つの事件を解明した者を脇に飛ばし、別のグループが担当して、あたかも最初から、
その事件を手がけたかの様に処理する。一眼国では、珍しい事じゃない。

~それならまだいい。

が、何かおかしい、この事件はいつでも解決できる、田岡 大 が、
   ・・・結婚を約束した女の口座に振り込んだ金、
      ・・・使った金、全部合わせて事件現場の状況を同時に追求すれば、

盗人より簡単に逮捕できる。これを、なぜやらん 

          しかも隠蔽工作にはしる時期が、
                     田岡の女に振り込まれた金が出た後だ・・・早すぎる
 
                               



 刑事課では転勤になった者、ならなかった者、それぞれの思惑が交錯していた。

あの有名人タンス係長は、高知署に御栄転。

タンスを飛ばし、銭を飛ばし、上役を買収すれば、一眼国では立派な警部補になり
~捜査の鬼係長となる。

このタンス係長、吉本新喜劇に負けない数々の作品を残し
その都度、みんなで 後始末に走り回ったが、
今回の異動で、高知警察署刑事課の強行犯 (殺人、強盗、傷害事件等)の
係長として御栄転が決まっている。

 選挙違反の取り調べでは、時間や場所を間違えて調書を取り、後で大騒ぎになった事もある。
こんな事が弁護士の耳に入ったら、事件そのものが崩れる。

コレだけの芸術的バカが・・・はっきりいえば、完全に狂っている。

偉大な捜査のバカ鬼が、
事もあろうに。。。高知県の顔、高知警察署の、しかも強行犯係長だと。

 全署員が「アッ」と驚いた。
               
       


           【これから数年後~高知市でタクシー強盗(運転手を殺害して現金を奪う)があった。
               ・・警察官が血眼になって、奪われた手提げ金庫(タクシーの売り上げ金)を探した。
         
               が、~いくら探しても発見できない~・・・・なんと~タンスが、自分のロッカーに入れ
               何も、報告しないで、そのまま、忘れていた。・・ここまできて~やっと~・・・・・・
            
                           ・・・・・・・・・・・本部長の知る所となり~やっと~吹っ飛んだ。】





 普段から刑事課に出入りしている、高知新聞の新聞記者まで大笑いに笑い出した。
                                 (トイレに駆け込み大笑い・・極秘で大爆笑)


公務員だから笑えるんだ。

もしこれが民間企業ならどうか?
利益を上げなければ、生きていけない組織なら、 笑いどころじゃない。
死活問題だ、これが公務員であり、一眼国の1つ目カラスの 出世パターンだ。

この流れの中にいなければ、どう頑張って仕事してもせいぜい、警部補止まりで定年を迎える。
まして私のように、組織が強盗殺人犯人を隠したものを、割り出した警察官(私)が
組織の中で蒸し込まれている。などと、幹部の足を引っ張る様な・真実を知っている輩は、
万年巡査で終わるんだ。

人の命が、どこでどうなろうが、組織の中で都合の悪いヤツは切り取られ、
足でふまれ蹴飛ばされ、どうでもいい存在に成っていく。

マスコミが、警察官やその他公務員の不祥事として色んな報道をしているが、
これら1つ1つの事件を世間の常識で考えても、まず理解できない。

明治時代から延々と引き継がれた悪しき伝統が、
立派な門構えの屋敷をつくりあげ、
中に住む人は、格調高いお家柄に守られているのだ。

マスコミは、門の前から屋敷の中を見ただけで、中には入ってない。
この程度の不祥事なら、いくらでもあると言う事だ。

バレたヤツがマスコミに登場するわけで、いくらでも有り、又、新たに起きる。
起きるとは、新たに発生するのではなく、
ナゼか世間にバレた?~バレ事案の事を、 不祥事と言う

                 「おかしいなあ、誰がバラシタ。とんでもないヤツだ。  
                              ・・・そんなヤツは、一生・冷や飯を食わせてやれ」
 
それだけのことだ。 これを組織的に言えば「組織防衛」~となる。


 「組織防衛」~いかにも重みのある、
国家的な行為の様にとれるが、ただの個人的なエゴが出発点。

「国家犯罪」と表現する資料(書籍を含む)もありますが、出発点となる源流は、
クソ役人の損得勘定~「計からい」が、あるだけです。

そして、事犯全体の隠蔽工作は、国家権力を悪用して徹底的に隠蔽する。
これを~あとから総称すれば~「国家犯罪」と、言えないこともないが、

そう表現するのは、スマートすぎ~国家もまた悪く言われる~被害者だと思います。

 今・私が言っている事は、ほとんどの方が「まさか」と思われるかもしれないが、
世間の常識は、一眼国では通用しない。

一眼国の格言「問題なければ、問題なし」の精神を理解する必要がある。

不祥事が、いくらあっても
~世間にバレず、裁判にもならず、
~マスコミが騒がなければ問題はない。

2・3年たてば・世間も忘れる、昔の話だ。その時の当事者が、やった事まで知るか。
~と言う意味である。

これが冤罪事件の源流だ。

 昔がどうであろうが
今は、肩で風を切って歩き出す。人の陰口なんかどうでもいい、
気にする事はない。
今現在の自分の地位が、確保できておれば何の問題も無いのだ。
これが地方公務員の信条である。

 私は昭和55年に、社会保険労務士と言う国家試験を独学で取得した。
この時、年金問題に関する勉強をしたわけですが、当時の厚生省・労働省その他、

国の機関は、日本の年金制度について「このままでは破綻する」と結論付けていた。
ソレを無視し、退職金や年金を取り続けたのは、私達のエライ先輩達である。

先輩の輩は、輩(やから)と書く。

 平成5年頃、「年金制度の破綻」について警察内部で話した際、私は大笑いに笑われた。
「日本の年金制度」が破綻する訳がない。との理由からである。

しかし「その理由」たる理論に根拠はなかった。

根拠の無い理論を振り回し、他人の意見を笑うは、笑止千万。
が、こんな事でさえ自分達の利害のみを優先さすだけである。

ましてや不祥事である。どのような隠ぺい工作がなされるのか、言わずもがなである。

この言葉「言わずもがな」
どうして~こんな日本語があるのか?今まで不思議に思えた。
なんとも不可解な言語だと思っていたが、極めて日本的な言葉だった。




  極めて日本的で、組織的な転勤が銀行員失踪事件解明と同時に、
強盗殺人犯人が、奪い取った現金を振り込んだ~振込先、土佐清水市に決まった。
 
 

 全員うかれていた、誰がどこに転勤した・誰がどこから来る。

この人は刑事課に来る、こいつは来ない。
異動は高知県全体の人事移動であるが、もう1つ転勤後の移動がある。

署内異動と言う人事で、転勤になった警察署の内部で動く移動である。当然コネのある者は、
移動の発表前に、自分がどこに行くか判っている。

コネのない者は、発表があるまで待つしかない。

県本部からお墨付きを頂いた、強力なコネのある者はさらに早く、
県の発表がある前に全てを知っている。

逆に県本部から爪弾きされた者は、いくら現場で「ほしい」と言っても
絶対に刑事課の中に入る事はできない。

全ては神々の神、県本部の思し召し1つにかかっている訳である。

敵は「本能寺」にありと言う風潮は、ここから発生したものである。

カラスが白いと言われたら、白いカラスが飛んでいる。ピンクと言われたら、
世にも珍しいピンクのカラスが平気で飛び回り、他の者は知らん顔をしている。


  馬鹿の語源を御存知だろうか。
昔々、中国を最初に統一した秦の始皇帝が亡くなった後。
側近に使えていた宦官のボス、趙高と言う、今の警察官僚ソックリの男が、

策略を巡らし天下を取った後、
自分の権限を誇示するため会議の席で“鹿”を一頭引き出し

           「これは馬じゃ」と言うた。

鹿を指示し馬と言う。
そう見える者はいいが、「それは、鹿じゃ」とホントの事を言った者は、

首をはねられ殺された。
鹿を馬だと言った者は、そのまま出世の道が開けたと言う、

これが“馬鹿”の始まりである。

馬鹿とは、秦の始皇帝までさかのぼる・由緒正しいバカなのだ。

秦帝国は、まもなく滅亡した。
生きている人間はウソを言うが、死体と歴史はウソをつかない。

 人が死ぬと、温度差にもよるが、硬直が始まり腐敗へ死体現象が始まる。
生前に受けた傷か、死後のものか、
傷口を見れば直ぐ判る。死体は決してウソをつかない。
歴史にしても同じ事が言える、鹿を馬と言った秦帝国は滅亡した。



 江戸時代後期に汚職、腐敗が蔓延した武家社会を皮肉った鍋嶋藩の「化け猫」騒動がある。
汚職を「化け猫」に例え、当時の庶民が精一杯の皮肉を娯楽にすり替えた物語だ。

同じく「葉隠れ」なる武士道をうたった理想主義が存在する。

武士道とは死ぬ事と見つけたり・・・・・。すざましいばかりの理想論が展開している。
時の流れで、この「葉隠れ」が持てはやされ、武士道とはすざましいものだ。

と思っている日本人が多いが、そう思わしたのは後世の人で、
真実は、あまりに腐敗した武家社会を・何とかして立て直そうとした苦肉の策が

理想論 ~「葉隠れ」に表現されたのである。
当時の武家社会には、不正を立て直すだけの・現実的な力はすでに何も残ってなく
唯一できる理想論に精神力が集中した結果。

「葉隠れ」なる理想主義が1人歩きし始めた。やがて武家社会は消滅する。
 
 この様な社会現象は、世界中いたる所に存在する。
現実の力が無くなり、理想論しか前面に出る事ができなくて、やがて理想主義が

1人歩きするようになる。

この様な社会現象を・社会心理学では、社会的末期現象と定義している。
私が30年以上前に勉強した事だから・曖昧な部分があるかもしれないが、
概ねこんなものだ。

社会的末期現象と定義された現象と
まったく同じ事柄が、私が就職した警察という所では、
昔から繰り返されている。この組織が民間企業なら、おそらく1年で倒産するだろう、




         高 知 県 警 察 執 務 綱 領

1 職責の自覚
 
われわれが国民の信頼と支持を得て職務をまっとうするためには、
真の民主主義に徹するとともに、あらゆる状勢に応じ、厳正な規律と、
おう盛な士気をもってすべての障害を除かなければならない。
そのためには、職員のひとりひとりが職責を自覚し、
なにものにもおそれない不動の信念と、燃えるような情熱を持って
使命を達成するよう努めなければならない。


2 正しい執行務

われわれは、常に合理的な判断にもとづいて万人の納得する正しい職務
をおこない社会正義の実現に努めなければならない。
そのためには、世情に通じ、良識を養い、正しい判断力をもって、
自信と愛情に満ちた職務をおこなわなければならない。


3 明朗な気風

われわれの警察活動が総合的に成果をあげるためには強い団結と
相まって、お互いの融和と明朗が保たれなければならない。
そのためには、おのおの理解と協力によって温かい人間関係を
築きあげ、明朗な環境をつくらなければならない。






         職 務 倫 理 の 基 本


   1 誇りと使命感を持って、国家と国民に奉仕すること。

   2 人権を尊重し、公正かつ親切に職務を執行すること。

   3 規律を厳正に保持し、相互の連帯を強めること。

   4 人格を磨き、能力を高め、自己の充実につとめること。

   5 清廉にして、堅実な生活態度を保持すること。


 見事な理想論である。涙がでるほど美しい、この通りならすばらしい組織ができる。
 
 もし可能なら、理想論は必要ない。

不可能だから必要だ。



 幕末当時、新撰組は、武士道と切腹にこだわった。なぜなら彼らは、武士ではなかった。
食い詰めた浪人が、やたら形を気にしただけだ。

形骸化した
この様な理想論をひたすら前面にだすしか、能が無くなった組織を
社会心理学では、組織的末期現象と定義し、組織の崩壊を暗示いている。

これからはパソコンの時代である。

情報のスピード化、グローバル化が無限に進行する中で、
我が警察株式会社は、いまだに明治時代の良き日を楽しむかの様に

「問題なければ、問題なし」何があっても~何をやっても、世間が騒がなければ問題なし。
と決め込んでいる、時代的な馬鹿だ。

こんな状態で組織管理を継続すれば、いずれ世間の食い物になる。
そう思ったのは、我が社に就職して2年目位だった。

公務員とは面白い生き物だ。
高知県警察のトップ「本部長」と言うカラスが東京から飛んで来て、

そのカラスが釣りが好きなら、建設会社か誰かが所有している船をただで借りて
本部長を乗せ、皆さんで釣りに行く。

ゴルフが好きなカラスが来たらゴルフへ行く。

酒なら酒。その時その時、味方の親分「本能寺」を攻略しておれば出世するんだから
前進するわけがない。

自分が出世すりゃあいい、年金や退職金もその時々の状勢に応じて取れるだけ
取ったらいいんで、先の事なんか考えるヤツなんかいない、能力も必要ない。

公務員の「公」は、今・なんかしている。
と世間にアピールする「おおやけ」であり将来どうなる。と、

先のことを問題提示する能力は必要ないのだ。

これに「組織防衛」と美名がつき、組織は一枚岩で、全員が一丸となって「防衛」
するのが「美徳」であり「愛」である。~日本病の病原菌となった。

この菌を保有していなければ、病原菌の巣窟では生きていけない。・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・~毒蛇に噛まれても、同じ毒蛇は死なないのだ。

 最近おもしろいカラスが飛んで来た、心理学の好きなカラスだ。
心理学は警察官が不祥事を起こさない様、心理面から教育し直す理想論の塊だった。

理想論で、世の中が変わるんなら警察なんかいらない。
が、現実的実効性なんかどうでもいい。

 今度の本部長は、こんなに頑張っています。と「公」に主張し続け、
座禅も強力に押し進めて、県下の警察署員に「禅」の勉強をさせ、

各署で理想論の論文を全員に書かせた。

昇任試験にまで心理学の問題を出し、皆さんを驚かせた。

私は、ここぞとばかりに「組織的末期現象」なる社会心理学の学説を披露して反発した。

ま、いまだに巡査長から出世してない。~これが私の勲章だ。
 






 転勤の話で沸き返る刑事課の中で、
私の頭には、1つの事件が繰り返し浮かび上がってくるだけだった。
仕事中の銀行員が殺され、金を奪われた。

犯人は 田岡 大であり、警察官と親類関係にある者らしく
警察は、今だ「失踪」として取り扱っている。

どうせ警察に未練はないが、家族のためケンカして警察をやめるわけにはいかない。
・・・が、殺し合いならいつでも相手になってやる。

 1人、刑事課の自分の席で決意した。
黙して語らず、男子の本懐この一戦にあり。
ただ、ニンマリ笑って外に出た。

これまで情報を取っていた女に、転勤の挨拶をする為だ。 
女はいつものように病院の炊事場で働いていた。女の職場に来たのは、これが初めてだった。

4ヶ月前、田岡 大が、女に50万円渡した、その現場が見たかった。

病院の前に車を止め、出入り口の反対側にある裏側の門を通り、狭い路地の端に炊事場がある。

流し台の前に格子がついた窓があって、開けたままになっていた。
炊事場の熱気を出すためだろう。病院の中を通らなくてもいける。

この窓まで来れば、いつでも女に会えるわけだ。窓の外から声をかけ女に金を渡した。

逆に、女から金をせびる、この窓が田岡と女の橋渡しになった。

  
         同じ様に声をかけた。 「よう」・・と短く一声。
                  
              女の上半身が見え、すぐ振り返った。
      
                           「まぁ~」女も一声吐いた。



 予期せぬ来訪者が突然窓の外に立っている。

女にしてみれば、招かれざる客と言うべき警察官の来訪だ。

刹那的一瞬、人間はウソをつかない~とくにアホは。

女は、突然の転勤で
銀行員失踪事件に関し、全てを放棄せざるを得なくなって、

何も言えず声を詰まらせている私の表情を読みとり、一言だけ吐いた。

                        「ドンデン返しが、あったんじゃない」


私は、まだ何も喋ってなかった。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ドンデン返し」この一言に女の腹の中が、全て現れている。

私は女から 田岡 大に関する一部始終を聞いた。

女は、今なら田岡が大金を持っている、と確信している。


~実際その通りだった。

おそらく女は、事件後も田岡 大に会っている。

そうでなかったら、事件後に 田岡が女に “50万円” もの大金を手渡すはずがない。

田岡は女を恐れている。~その女が 「ドンデン返し」と言う言葉を使った。

つまり、~・・・この事件は、今でも解決できる。

4月になれば始まるはずだ、
~それが何故か、私が転勤になり~何もできなくなった。

今日、異動の発表があり、全て~“ひっくり返った”。

「ひっくり返った」から「ドンデン返し」と、一言で喋った訳だ。・・・~私が喋る前にだ。

なんで?女が知っているのか?

・・・・・12年たった今、この女が喋った唯一、最高の “名ゼリフ” として私の脳裏に

完璧な映像が残っている。

・・・「ドンデン返しが、あったんじゃない」~女の表情は、普通に平然としていた。

~「ドンデン返し」とは、普通でないから言う言葉だろう?

できる事件が、できなくなった。

             女は知っていた・・?・・・誰に聞いた。???

                  私は、わざと短く・・・~「そうだ」 と言ってうなずいた。

                           ・・・・・・・・「どこに?かわったの?」~女がそう聞く
           


~「ドンデン返し」とは、即、転勤を意味するらしい? ~私は、なにも言ってない。

         「清水だ」 短く答え~・・・ 「今晩、会えないか」と続けた。

                                
                          「いいよ、いつもの時間にアパートで。
                                         ・・・これは、根が深いよ」

 
 女は、オーバーに・顔をしかめ両腕を大きく開き「根が深い」と~ジェスチャーを交え強調した。

根があるらしい?~ドンデン返しと根。面白いとりあわせだ。

この女は全てを知り尽くしている。
今晩ゆっくり聞くことにして、早々に退散した。

私が女と会っている事は、
女の義兄弟「榎本」が警察官なので、すでに組織には抜けている。

現に女のアパートには
事件を蒸し込んだ1つ目カラスが、張り込みをしていたのだ。

そのカラスが、私と酒を飲んだ時、酔って口を滑らした

         「池さん、アレほど頻繁に、夜中まで女と会っていたら、奥さんが怒るんじゃない?」


私の得意な手法の1つである。

銀行員失踪事件に合わせ、エッチな話を織り交ぜ冗談半分な
~いい加減な話をテンポ良く喋る。

やがて酔いが回ってきた時、アホは「エッチ」の話題のみ観念的に脳の中に残る。

その一言が「奥さんが怒る」である。

・・・・・「私の奥さんが怒りだすぐらい、深夜まで頻繁に女にあっていた」。その事を、よく御存じでした?

~なぜ知っているの?見なきゃワカランでしょう。・・・女は、すでに組織側に回っている。

・・・・・・・・・・詐欺女をさらにコントロールする必要があるのだ。




  田岡 大は、銀行員失踪事件後から別の店舗をさがしている。

   高知県西部全域に情報網がある、ACC上岡コーヒー中村支店に
   田岡から~貸店舗の問い合わせが、頻繁に行われていた。

   この内、最も有望な店舗は
   田岡の彼女が住む家から、車で約20分位離れた、

       スナック喫茶「藍の淵」

   この店は 田岡の家からも30分位で行ける、2人の住居の中間地点に位置する。
       ・・・・・さらに、この事件を隠蔽した黒幕の出身地でもある。

   この店舗の建設途中に~田岡は、内装工事を手伝うため頻繁に建設現場に出入りしている。
                                      

              銀行員失踪前、「藍の淵」建設中に 田岡 大は、
              
                     内装工事の手伝いをしている。

                     その時期は、平成2年の夏前である。


              平成2年正月、 
                     田岡 大の彼女 佐野川が子供を連れ
                     京都から帰ってきた。
                    
                     離婚して、田岡と結婚する為である。



              銀行員失踪事件は、平成2年8月24日。


              平成2年9月以降、新しい店舗を探している。

                      この4つは、一連の流れである。

                           ~ 4つは1つ。1つの為に4つがある。

  つまり~正月に女が帰ってきて~事件(8月24日)前に、建設中の店舗の内装工事を手伝い
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・事件後~内装工事を手伝った店舗に目を付けた。


 ~田岡 大は「藍の淵」で彼女と所帯を持ちたかった。が、金がない。

    あるのは借金だけだった。

           8月24日、その日は市内にある会社の給料日だった。

何らかの方法又は、口実で銀行員を喫茶「よってや」に誘因し殺害。現金を奪い取った。

が、予定より少なかった。

銀行員は、すでにある程度の現金を配送していた。

昼前に現金を強奪した時は、800万円を少し切る額しかなかった。
 
私の計算では 田岡 大が使った現金は、この時点で400~450万円。

他にも借金があるだろう。


        一方、「藍の淵」の権利金は300万円。
                          田岡は「藍の淵」の賃貸契約を断念している。

あれほど「藍の淵」の経営を願っていた 田岡が、平成3年2月の聞き込みでは、

完全に契約を放棄しているので、私の計算は、ほぼ正しいと思われる。

つまりこの時点で、

          権利金300万円の現金が無かった。そう推察する。

このままでは、友人や知人に「この女と結婚する」と紹介した佐野川と所帯が持てない。

田岡 大のこの時の心情は、ただならぬものだったろう、

この当時「喫茶 よってや」は閉店しているにもかかわらず、夜遅くまで田岡と話し込んでいる

女を1人、・・・何回か見掛けた事があった。

 その女が佐野川かどうか、後姿しか見えなかったので定かでないが、

半年以上、尾行張り込み、聞き込み等を繰り返した私の目には、
たとえ、後ろ姿でも佐野川 であると感じた。

 この当時、佐野川の銀行口座を 田岡 大に叩き付け。
搾り上げて、ケツの毛まで引き抜いたら。

おそらくこの段階で 田岡 大は“歌った”?~白状した。

この時が、最も心理的に不安定な状態だった~私はそう思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~なぜヤラン。この一点だけだ。




もし、佐野川が警察幹部の親類でないなら、~もし強烈なコネがないなら・・・
                             ・・・・・・・・・・~もし普通の女なら

この女。

銀行の預金通帳に振り込まれた5百数十万円を基に、  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 強引な取り調べを~受けていたはずだ。

 ~それをしなかった。

もし、やれば~結果は解らないが、田岡の共犯者として、取り調べを受けたはずだ。

・・・だから~隠蔽した
・・・・・ これが、この事件を隠蔽した主体かもしれない


~たぶんそうだろう~なぜなら、
       ・・・・・隠蔽の “時期” が、早すぎる


   ・・・・~そして佐野川と 田岡 大の仲は・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・~何かの強烈な力が作用して・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・引き離され、生爪を剝はがす様に、引き裂かれた。・・誰がヤッタ?

~誰がヤッタ~探す必要はない

~危険な男にくっついた~警察に強力なコネがある女を、男 “クソ外道” から~引きはがす。

~男の正体が解っていたからこそ、女を男から、引き裂く必要があった。~すべて、解っていた

~この力が~銀行員失踪事件を~闇から闇へ葬った~闇の警察犯罪の源流となる。

よく言えば権力犯罪だが、~“女のケツの皮”~を新しいのに貼り替えただけだ。


今現在(2010年7月)話題になっている。

 「岩手17」~17歳・少女を殺害した犯人を、そのままにし

少女と共に殺害されたであろう~少年を~ 警察が “偽造指名手配” した事件。
~これをマスコミは “三陸ミステリー” と呼んでいる。(岩手17 三陸ミステリー~にリンク

うまい言い方です。“ミステリー” ~上品な~表現。

私も見習いたいが、育ちが悪いから “女のケツの皮” しか思いつかない。
   ・・・ただ、一言
           
     
           ドロドロした権力犯罪を、ミステリー~とは、あまりに綺麗事過ぎる。
        




 

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  1. 2007/12/23(日) 07:31:37|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅱ-1 ドンデン返し
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-13 闇の扉 

                       ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-13             闇の扉 








 私としては納得できない話が、もう1つあった。

銀行員が失踪する前に、パチンコ四万十の裏側~景品交換所前で

ナンバー「4707」の車の運転手と立ち話をしていたのを、
女子店員が目撃して、車のナンバーを紙に書き残した。~と言う、あの話だ。


 警察の目撃調書には、銀行員が立ち話をしているのをオカシイと思った。
“5分間ぐらい”の立ち話を女子店員が「長い」と感じた。

だからオカシイと思い~ナンバーを紙に書き残した。~とある。

なぜオカシイ・・5分間の立ち話で、銀行員が顧客を獲得できれば、
どこでも銀行員は立ち話をする。

「5分間」の立ち話が、女性の感覚で長いと思うか・・それなら~
その女性は、いつも~3分以内で、オシャベリを切り上げているのか・・立派な人だ。
  
 しかもオカシイと思ったら、忘れない様、紙にメモ書きする・・~まるで警察官だ
その後、警察に通報してくれたのだから、理想的な日本国民である。税金を免除してあげたい

が、~私は信じない・・・・なぜオカシイと思ったのか?「なぜ」がない
  
 この目撃調書は、相手の言いなりに書いた伝言メモであり、警察の調書ではない。
人間の感情の裏を取ってない。



 銀行員失踪前、田岡 大は、パチンコ四万十に浸かっていた。

どこにも居ない時は、パチンコ四万十 にいる。これが田岡の交友関係にある者・・・
または、借金取が田岡を探す時の定説だった。

ところが銀行員失踪後、田岡はピタリと パチンコ四万十 に行かなくなった。
パチンコ四万十 だけでなく、パチンコ そのものに行かなくなった。なぜだろう



  情婦に聞いてみると

           田岡は、喫茶店で使う「釣り銭」をつくるため、
                         ・・・・・・・・~お札を小銭に両替する場合。
      
            いつも パチンコ四万十 に行き、両替専用の機械で、小銭を取っていた。
           
            1つは、両替の口実で、パチンコをするためでもあった。

 

 四万十市内の、ある焼き肉屋は、裏では「金貸し」をしている店がある。

店には博打好きがよく集まり、田岡はこの店の常連だった。

当然、田岡の女も付いていった。だから~田岡がココから銭を借っていた事を知っている。

ところが  “もう1人”、~警察に 田岡 大の車のナンバー「4707」を通報した
パチンコ四万十 の女子店員も、この店に出入りしていた。
  
 田岡 大 と 女、そして パチンコ四万十 の女子店員~この3人の接点は、この “店” にある。
ある日、パチンコ店の女子店員と、田岡の情婦の2人が、この店で出あった時、


   女子店員が ~女に、こう言ったそうだ。

              「あんたの“ダンナ”さん、今日も来ていた(パチンコ)」と

つまり パチンコ四万十 の女子店員は、
        ・・・・・・“女が田岡の奥さん”だと、以前から“勘違い”していた。
だから “今日もパチンコに来ていた”。と~女に言った。

  そして、以前から“勘違い”していたと言う事は、つまり以前から“知”っていた。
と言う事になる。
 
      ~それが・なぜ警察の目撃調書には~
                    「今までに見た事の無い男が~銀行員と~立ち話・・・・」・・・


「4707」と言うナンバーの車に乗ったまま、銀行員と立ち話をしていた。・・~となるのか
   

        なぜ、見た事が無いのか?~“勘違い”は、~どこに行った??
                    この点が非常に面白い。この~“ウソ”が

“ウソ”を~そのまんま警察に通報する必要があった。それは~誰かにたのまれた?
本人に利益がないウソだから~誰かの“命”で動いた。~たのまれた。
 ・・・・・・・・・・・誰だ・・・・・いつも出入りしている“ところ”の~誰かだ。

 まず、パチンコ四万十 の女子店員が、この焼き肉屋と関連している~と言う裏取りのため
尾行する事にした。

パチンコ店の営業が終わり、従業員が帰りだす午後10時頃から、張り込みについた。

普通いくら張り込み、尾行しても、決していい結果がでるものではないが、
今回は、まったく苦労しなかった。



  午後10時40分頃、パチンコ景品交換所から出た女子従業員は、
徒歩でまっすぐ焼き肉屋に入った。

店の前で、1時間・張り込んだが~出てこなかった。

次の日も、同じ行動を取った。またく寄り道はしない。

4・5日あいだを置いて再度、尾行張り込み・をしてみたが結果は、まったく同じだった。
これなら間違いなく“関連あり”と考えていい。こんな楽な尾行・張り込みは、初めてだった。




   大阪では山口組の頭が銃殺され、側近にいた高知県の広域暴力団山口組系豪勇会の頭も
同時に射殺された事から、
大阪と同じく、高知県でもヤクザの抗争事件が頻繁に発生した。

当時県内で、かなりの勢力があった四万十市の暴力団は、たぶん見栄だろうが
県下各地で、反山口組に対する抗争事件に参加するようになった。

が、昔のヤクザのように~1人1殺を実行すればいいが、
今のは、騒ぐだけで大した事はしない。

~車で相手の組事務所に突っ込んだとか、組事務所のドアに拳銃の弾を撃ち込んだとか、
金(裁判費用)だけが・かかるケンカを繰り返し、結局は借金を抱えて終わった。

借金を作った~この当時のヤクザ屋さんは、「“急ぎ” の金が欲しかった」
~したがって、 借金の取り立ても激しかった。

 ケンカとは先を見通した一種の表現である、その能力が無い者は、ただ消え去るのみ。
借金を抱えた組は、金を貸した組に実質的な部分を吸収されてしまった。

うまいやり方だ。
看板はそのままに、金がなる木だけ取ったわけだ。

その現場責任者が、金貸しグループである。

 今はないが、四万十市駅前町に太平洋ローンと言う金融会社を設立、融資を募った。
これに投資したのが、問題の焼き肉屋と言う噂である。

確かに名簿を見た訳ではないが、ヤクザ系の金融会社に公表する様な名簿がある訳がない。

こんな事を~警察は知らないだろう、うっとうしいから言わなかった。
実際うっとうしいだけだ、金貸しに聞き込みする際。一軒、一軒、汗をかきながら

警察官が回って行くが、たいがいの場合~ろくな情報は取ってこない。
 
 日本人は額に汗をかき、真面目に動きさえすれば良し、とする風習があるが。
金と情報は、いくら汗をかいても~出来ないヤツにはできん。~ないヤツはない。

 私は、1人で四万十市内の金融業者を全て回った。
「田岡 大と取引があるか、否か?」これだけの用件である。

そして目的は一軒のみ、太平洋ローンだった。
店に入ると 30~40歳位の男が1人座っていた。

メガネをかけた小太りの男だった。
挨拶しながら警察手帳を示し

      「すみませんが、田岡 大と言う男と取引があるかどうか、見ていただけないでしょうか?」

と依頼した。

男は「アア、そうですか」といいながら
右手を伸ばし~机の上の貸付台帳を取ろうとしたが、


右手が台帳に触れる直前で止まり

                  ~「それは無いですね。来てもないですよ」と返事した。

台帳を見なくても、田岡 大と言えば判るらしい。

                  ~「来てもない」とは~「言いたくない」との意志表示だろう。


メガネの下で~男の目が動いていた。~いい目だ。全て教えて頂きました。
私は、ていねいに挨拶し、お礼を言って帰った。

 私が帰った後、男は思っているだろう「警察はチョロイもんだ」と
~「知らん」と言えば、 それまでだ。
そう思っているだろうが、~私がほしい・全ての回答をくれた、いい人だった。

この男は、その後・ボスである“金貸しの付き人”の様に居酒屋や温泉で、ボスに付き添っていた時、
私と鉢合わせになったが、その都度~私の目と合う度に、目をそむけた。~充分な回答である。

そして「焼き肉屋」と太平洋ローンの関係も明白となった。

後は、焼き肉屋の経営者と 田岡 大との関連である。知り合いであることは間違いないが
~程度の問題だ。

 
 
  平成3年2月中旬  田岡 大と焼き肉屋の経営者は、田岡の車で一緒に知人の結婚式に行く、
との情報が入った。またとない光輝、これが確認できれば全て結びつく。

しかも結婚式場は、太平洋に面した松原の中にある式場で、回りに家は無く
張り込みするには、絶好の場所であった。

私は、この2人が田岡の車(高知33へ4190)セドリック・白色で
結婚式場の駐車場まで乗り付けるのを確認した。~二人・仲良く会場に入った。

全て1つになった。

        失踪した銀行員のオートバイが四万十川の中にある。
                            ・・・・・・と、警察に通報したのは金貸し。


        銀行員が、パチンコ四万十 の裏側で 田岡 大が所有する車の運転手と
                                            ・・・ 立ち話をしていた。

                と、警察に通報したのは
                      ・・・焼き肉屋と関連がある パチンコ四万十 の女性従業員。

                焼き肉屋は、金貸し。
                      ・・・・田岡は、焼き肉屋からも金を借っている。
 
                田岡と焼き肉屋は~交友関係にある。


 つまり、オートバイ発見・銀行員の立ち話など 田岡 大と言う “名前” を警察に知らせたのは、

全て「金貸し」に関連する人間である。これが偶然だろうか
偶然と言うのは、こんなものではないでしょう。

 なぜ「金貸し」系の人間が警察に協力した?普段しますか?~ヤクザ系列の金貸しが?
あんた・らぁ~福祉系のヤクザか???・・

~どうして警察に協力する。~本人が協力したんだから、~事件には関係してない。

が~・・警察を牽制した(こんな事件も~できないか?アホ・・・と)

または、警察に貸しをつくった。

そして?もう一つ、何かを?牽制した。

が、警察では、協力者は~全ていい人だから、
お礼だけ言って、何の疑問も感じないらしい。・・・・・ボケがクソして昼寝か?

 金貸しが警察に協力した目的は、1つしか考えられない、借金の取り立てである。
かりに?田岡 大に金を貸した人が、田岡から金を回収するには、どの様な手段が?・・・

~なにが、最も手っ取り早いか????

 
 ?田岡に借金返済の追い込みをかけていた、ある礼儀正しい野蛮人が?
~ある日新聞で、銀行員が失踪した事を知った。

礼儀正しい野蛮人は、直感的に 田岡 大 が、銀行員をヤッタと確信した、
彼らの情報網は、広く早い、警察なんか比べモンにならん。

いちはやく動きだし、失踪を決めつけ→ 動こうとしなかった警察に情報を提供し、
やっとこさ~警察を動かした。~警察を動かす事で、恐喝しながら「支払い」をさせた。~と、思う。

田岡は警察より「金貸し」の動きが怖くなり、銀行員を殺害して~奪い取った金から、
借金を返済した?こう考えれば筋が立つが?~ただの推論にしかすぎん?

ただし、犯人は、ヤツだと、すでに確信していたのは、私だけではない事は事実だ。

  

     他にもいた~・・・喫茶「よってや」の家賃。
                   および「駐車場」の代金を半年以上もらってない 家主が、
                   ~突然~借金払いを・・現金で一括して受け、
                                   「間違いない」と断言した。


~この時、すでに劇場犯罪の様な姿を形成していたのを~知らないのは警察だけだった。


 この銀行員失踪事件の2年位前に「金貸し系」以外のヤクザ組員が、
素人を拳銃で 、射殺した事件があった。

自首した組員の自供では「親分の悪口を言うたから殺した」となっている。これはウソだ。
私が調べたところ、殺した組員の兄貴分が、殺された男から金を借りていた。

 返済の催促があり、返せない状態が続いた事から、口ぎたなくののしられ、
子分にやらした。と言うのが真相らしい。

自首した組員は、殺害の事実だけ認め・真相は決して喋らない。

“喋れば自分が危なくなる”、この程度のものだ。

ヤクザ屋さんが、モウケなしに仕事をすることはないし、
警察に協力する事もないだろう。常識で考えろ。
~常識を発展させろ。
 


   田岡 大の借金の構図、田岡が銀行員失踪前

「オラ~(自分は) 自殺せんと、いかんようになった・・・。」と言いながら
金になる詐欺女に~サラ金(プロミス)から50万円借金させた。

この時~どのような取り立てが、どこから・あったのか?~(プロミス以外の借金)

     「銭~もどさんなら、いつでもブチ殺す」
                 ・・・この程度の取り立ては~ヤクザ系なら誰でも言う。

“誰でも” と言えば~それはひどすぎる。と、常識的に理想論を唱えても
~多重債務者は 「びた一円・ださん」

~ただでさえ追い込まれている。・・「一円も取れん」

・・・世の中で・最も役に立たん~理想論は、・・・教師と警察の理想論。

・・・~チンケな理想論では、金は取れん~糞の役にも立たん。喋る・御本人が・納得しているだけだ。

極限まで追われたヤツから、銭をパクルには、他に方法はない。その上に命まで催促されたら、
なにもかも~どうでもよくなる。
 
 銀行員失踪後に田岡が動かした金額や人間関係の動き。
どれを取っても田岡を取り調べる要因は、強烈に強い要素がある。

しかも、ここまで調べたのは、私1人だった。女と接触し、情報が取れるのも私1人だった。

       「これで、~できる」
               ・・・・・・・・もうすぐ転勤の時期になるが
                           今年は、まず異動はないだろう

         4月からは新体制になり、
                   まず銀行員失踪事件を解決するだろう~そう確信した



 私は、7ヶ月間と言うもの~深夜まで、情報収集に躍起になったおかげで、
胃潰瘍になり、胃カメラを飲むはめになった。

 

  平成13年3月下旬、

 今日は、転勤の発表がある日だったが、絶対に異動にはなってない。
~との確信があったので、午前中に休みをもらい胃カメラで検査した。

胃薬や痛み止め等、3種類の薬をもらい午後1時に職場に帰り、
刑事課に入った瞬間、信じがたい一言が飛んできた。

 
             ~「オイおまえ、清水署に、転勤だぞ


この時から一眼国をさ迷いだした。

 銀行員失踪事件、事件ではなく失踪だ。「事件とは、言うな」
「事件と言って、聞き込みをするな」との御命令であった。
  
 この御命令の主旨は「言わずもがな」である。アウンの呼吸で無視すれば、
私の警察人生は、順風満帆で定年を迎えたろう。が、他の事ならともかく、

1人の有望な好男子が、仕事中に殺害され現金を奪われた。
その犯人が、警察官の親戚だから、何もせず内緒にしておけ、

事件を暴き出した刑事は、遠くに左遷。

事件を蒸し込んだヤツは、警察で破格の出世をする。


これが北朝鮮ではなく、世界最高の治安を誇ってきた日本で起きた事実だ。

これを、黙って見ているのが、公の公務員か? ?国民の公僕か??防人の態度か???
 
 

     この死体なき強盗殺人事件は、盗人より簡単な事件だった。

          あちこちに足跡を残し、
  
                最後は、結婚の約束をした 女の銀行口座へ・・・・・
                   ~しかも自分が殺害した銀行員の勤め先、
                        一国銀行の口座に金を振り込み隠していた。

口座に振り込んだ以上、何年たっても痕跡が残っている。






    この事件から~12年たった、今年の8月(平成14年8月中旬)

        高知県警察本部捜査一課の特捜刑事が、

           私が勤務している駐在所に現れ

                 「女に振り込んでいた現金は、5百数10万円」と聞き
                                            ・・・~唖然とした。


 12年前、この事実を表に出していたら、事件発生後6箇月以内に犯人 田岡 大を逮捕できた。

この決定的な証拠を出した為に
私は、この後~17年間にわたり吹き飛ばされ、

蒸し込まれた。これまでの事件に関する概要を読んで頂いたら、

小学生でも理解できると思います。

これほど完璧な状況証拠がそろった事件は、かつて見た事も~聞いた事もない。

だからこそ、私は吹き飛ばされた。

 それも、カミソリのような・凄い切れ者に~やられたのならまだしも、

どう控えめに見ても、どう遠慮がちに言っても、賢くない1つ目カラスが、

ただ組織の大きさと、力を駆使して、まるで小学校のガキ大将が覆いかぶさる様に

~隠したにすぎない。

私の感覚としては、バカにバカにされたようで、

どうしても、これで終わりにする事はできなかった。




 しかも、犯人は、地元では有名人。

テレビや映画の・刑事ドラマや推理小説では、犯人を追いつめていく
カッコイイ主人公が 描かれているが、その様な事は現実にはありえん。
 
 人は知っていても喋らない、喋れない。言うことができない。
それを、喋らすのが警察官のテクニックだ。普段から事件の数倍も、人との接触がないと、

この様な技は使えない。


地元の人は、全てを知っているのだ。
その目の前で、~やれ 交通安全だ~地域安全だ~生活安全だ~暴力追放だ・・・と、

やたら~安全・安全・安全・・・・・~と、はやし立てているのは~どこのバカだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・~お前達は、日本をつぶすつもりか。~・・国賊が恥を知れ


警察官が出世だけを目的に~形骸化した組織を構築したら国はどうなる?

 数年前に「暴対法」なる暴力団をつぶす、素晴らしい理想論を打ち立てたが~結果何が起きた?

不良外国人が裏社会にはびこり、 何人の日本人が殺された?

携帯電話を使う「法外な金貸し」が無数に現れ、どれだけの日本人を苦しめているのか?

夜の町に、不気味な少年が増えたのはなぜだ?・・・・・なぜだろう?

・・・形とは何か?出世とは何か?力とは何か?全てが破壊される前に考える事だ。・・・

悪魔と一緒に、踊ろう。~国賊を見に行こう



    銀行員失踪事件の概要は、以上の通りです。
     ここまでお付き合い願っても「まさか」と思われる方が、ほとんどか、

     それとも何か、極端な表現の仕方で大袈裟に描いた。
     お絵描きのように思われる方がいるかも知れないが・・~逆です。

     ひかえめに、描きたい事も描かず、ただ概要だけに主力をあわせて事実のみ書きました。
     そうしないと、あまりにひどい 一眼国の内容で、全体が信用できなくなるからです。

           「銀行員失踪事件」~この様な事件は、いつ起きても~おかしくない
                 《現に全国アチコチで、警察による創作型 “冤罪事件” が続発中》

   特別な事件ではないのです。・・・信じないでしょう。・・・当然です。・・無理だ。
   ・・巷にあふれているのは、テレビや映画の刑事ドラマだけで、私も、ソレを信じて

     警察官になった1人だ。

   まさか、ここで「仁義なき戦い」をやる羽目になろうとは、夢にも思った事がない。
   事件の登場人物は、一眼国・詐欺師・殺人者・等々、普通でない「腐れ外道」ばかり。

   外道のそれぞれが、12年間に渡る暗躍・駆け引き・策略を編み出したもので、
   最初から順序よく 淡々と話を進めたら、何が何やら、誰が主体やら、意味不明になる。

       ・・・・・・・どうかしばらく、一眼国の空気に触れながら、お付き合い願いたい。
                                           

 
四万十川の夕陽は、いつ見ても良い(イイ)。             




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  1. 2007/12/20(木) 03:05:31|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-13 闇の扉 
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-12 鬼畜と女      

                  ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-12            鬼畜と女





女から50万円むしり取り、鬼畜の道に入った田岡は、サーフィン大会の準備を始めた。


    平成2年7月26日

       ACC上岡コーヒー中村支店から、カキ氷蜜(イチゴ・メロン・レモン)
      鰹みりん等の原料が、配送されている。

       これは、平野で開催されるサーフィン大会の出店を出す為の材料である。

  
    平成2年7月28日
  
       四万十市平野海岸のサーフィン大会が開催された。
      出店で、いそがしく働く 田岡の姿があった。
    

      普段の数倍も動く姿が、~それもそのはず

      新しい彼女 佐野川もサーフィン大会の見物に来ていたのだ。
        
                「この女(矢野川)と結婚する」
   
      大会に集まった若者や、主催者に得意満面で言いふらした。・・・田舎の話は、すぐに抜ける。
          
                 これが~この男の命取りだ。

                   ~この話を聞きつけた情婦が怒り狂った。
 
                    「“自殺せんといかん” と言い、私から50万円ふんだくったヤツが
               
                         ・・・わずか5日後に、別の女を連れ、この女と結婚する。・・・
                                     ・・・と、・・言いふらしていた。~ゆるさん」



女の激烈な怨念は、そのまま情報収集力の塊になった。


    平成2年8月3日 
      
       ACC上岡コーヒー中村支店から配送を受けている。
         
          その後17日間 ~8月20日まで配送は無い。
  
                つまり8月6日から8月19日まで閉店の状態である。


    平成2年8月15日 
  
       高知県黒潮町の太平洋に面した大きな砂浜、入野松原で花火大会 があった。

         ・・・・・~閉店の期間内である。
        
           ここでも田岡は、佐野川を連れ回り
                  
                「この女と結婚する」
       
       と、知り合いの電気店主に話している、ところが、
       この電気店の主は、田岡以上に情婦と仲が良かったので、
        
         ~たちまちの内に~この話は情婦に抜けた。~これが田舎の恐ろしいところだ。


この後~情婦は、田岡 大の家や、経営する喫茶「よってや」等々~・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・いたる所を車で走り回り、田岡の様子をうかがう様になった。
 
・・~その期間は、銀行員失踪事件が発生した“8月24日”に重複する~

この重複する一点が、田岡の情婦を最後まで手放せないで、
                          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・延々と5年間も付き合って来た理由だった。
   
おそらく女は、私に喋った数倍の事実を持っている。この女の特性からして断言できる。
      
ただ、5年間の内一度だけ、私に~こう言った事がある
       
           「女はねぇ~一度・・心(しん)から
                            抱かれた男のことは、なかなか言えんものよ」

 茫洋たる目つきで、しみじみと語った女の言葉にウソはあるまい。

女詐欺師なればこそ、布団の中での“裸の真実”には、哀れみに似た願望が感じられた。

・・・「・・・・・~ 抱かれた男のことは、なかなか言えんものよ・・・」~たしかに~そうだろう。
・・・「言えない」~とは? 何か?知っているから~“いえない”・・わけだ

自分が抱かれた男を警察には売れまい。が、~このまま他の女には、取られたくない。



    平成2年8月24日

        8月中旬頃から~「結婚すると言いふらしている田岡の彼女が現れた」
   
      情婦は、田岡の車を付け回し、田岡が彼女とモーテルに入るのを確認した。
      その後モーテルから出るまで待ち、田岡の車が出口から出た途端
      
       わざと道を塞ぎ、田岡の車と、はちあわせする様に
         自分の車を~相手の車の正面に止めた。まるで決闘だ。
     
         田岡は、車のライトをハイ(遠目)にし、自分の車の中が、
      
              ~光で見えない様にしてスリ抜けた。~
 
        こんなイタチごっこを繰り返していた8月20日・・・毎月20日は支払日。
        20日を過ぎると、田岡は行方不明(支払から逃げる)になるか、女に金を無心するか、
    
          2つに1つ
             ~が、平成2年の8月は両方共なかった。

         ・・・女は、あせり出した。
  
                新しい彼女から、無心しているのに違いないと疑心暗鬼のすえ、
 
          “24日”の“給料日”は、
                  ・・~仕事が終わった午後7時頃から午後11時頃の間に
      
                     ~数回、喫茶「よってや」に行ったり、
                     ~その周辺を、車で走り回っている。
  
           その時「よってや」には“灯かり” が付き、鍵が掛かった状態で誰もおらず。

                      換気扇だけがブンブン回っていた。~何のための換気か

この話は、女一人だけから聞いたものでは無く、複数の第三者の証言を総合したものである。

女は、もっとドギツイ事を言ったが、あまりに出来すぎている。
  
   ~田岡 大 が、車のトランクの中を、虫干しするかの様に、開けたままにして、
        太陽の光を入れていた。と言うのであるが、・・・・・・・・・・・・・・・
  
ココまで言うのであれば、この女は何かを “見ている”。~何らかの目撃がなかったら、
この女の頭では言えないし、喋る必要もなく~・・・

また女の職場に刑事が来た時、即、“銀行員”の聞き込みに来たとは思わない。
思う “理由” もないのだ、・・~

・・・“喋る”“必要”もない が、この女の “脳みそ” に、
何か?強烈なショックが、突き刺さっている事は間違いない。

アホ女の脳ミソに突き刺さったモノが、その場逃れの詐欺女の口から~
    「銀行員の事で刑事が来た・・」~「あたしを・・銀行員の犯人~」との~ウソ口を開かせた。
        刑事=銀行員=死体・・・詐欺女は、泣きわめきながら、アホの警察官(私)に訴えた。

この時期は、銀行員失踪事件であり~「強盗殺人事件」と考えるのは、犯人以外に存在しない
  


    平成2年9月上旬
   
      どう言う訳か、 雨が降る日に限って
      田岡が、女のアパートに~ヒョッコリ~現れ直ぐ帰る。
    
        ~おかしな訪問行動があった。
   
      その時の言動は、服がビショビショに濡れ、玄関出入り口に立ったまま。
      決して部屋の中には入ろうとせずに、離れた場所から女に~・・・

                「わし~ぃ~・・・・・チンチンが、^立たん^なった
                                ・・~どっか、ええ病院しらんか?」
               
                   ・・・・・・・・・「ワシ~・なんにも・やってないもんナァ~」
 
  
      と、おかしな事を真剣な表情で聞くので、

                     女は
                        ~「しるか~・クソバカ」と言い返した。



この投稿文を読んだ感想は?いかがでしょう?女が刑事に話した内容です。誇張はありません。

いかにも土佐の詐欺女が、そのまんま~「チンチンが立たん」と言った。と、伝えたわけです。

ウソなら~もっと考える。
また殺人犯人の犯行後の心境として、似たような現象は良くありますし

そんな専門的な現象を女が知るはずがない。逆に、女には~強烈な確信がなければ、

この会話を話すわけがない。そして、犯人は女に“何か”?“弱み”?をつかまれている。
私は~そう思いました。

この女の特性から、何かを・隠す(ウソをつく)為の演技的な口調が「チンチン」を~そのまんま話した。
そして、田岡の ・・・・・・・・・「ワシ~・なんにも・やってないもんナァ~」 ~の言動の前後に~

この女と田岡の~ホントの会話が~あるのだろう。
~・・それを隠す為の言葉として、
            当たり障りのない会話を喋る際に、この女独特の飲み込んだ言い方があります。 

     


 


  問題の給料日(24日)から2・3日後、
                  ~・・・田岡は喫茶「よってや」を大掃除していた。

床は、洗剤や漂白剤で、アワだらけであった。(通行中の目撃証言)

この時期・水道の使用量は、普段より~ダントツに多い。


過去に、そこまで大掃除をしたことは、一度もなかった。

これは、余程の精神的ショックが一時期あり、それは大掃除と関連がある。


その「わけ」は、女が知っている。


「知っている」事を充分に承知しているから~子供じみた~駄目押しに来たのでは?

しかも、その事を私に話した女の心境は??



    【これまでに投稿しなかった事】
          女(田岡の情婦)は、花火大会がある高知県黒潮町・入野~付近に知り合いが多い。
         田岡 大 が経営する「喫茶 よってや」に置いていた、当時の博打性が高いゲーム機は、
           
         この~黒潮町入野に住む男が「喫茶 よってや」に設置していたものである。(情婦の友人)         
                   が、当時~ゲーム機が~忽然と、店から無くなった。当然~設置者は回収に走った。
           
         しかし、いくら強引な請求をしても、田岡はガンとして拒否。~返さなかった。
         
      (私の推測)
          ゲーム機を操作する画面はガラスだ。このガラスが、尋常でない様子に破壊され
        
          さらに~多量の血痕等があれば~田岡が処分しているでしょう。
            女はこの話を
              この当時~極めて深刻な表情で話していた。~この女なら知っているはずだ。
               
      
                                
  


    平成2年9月中旬

      四万十市古津賀に、無許可で金貸しをしている前川と言う老人がいた。

      銀行員失踪事件後、田岡は、この金貸しに70万円の現金を返しに行き、

             「この金は、オヤジ(田岡 大の実父)が持って来た事にしてくれ。
                          ・・・~ワシが持って来たのは、内緒にして」~と、言ったそうだ。


黙って返せば、さほど噂にもならないだろうが、自分じゃなくオヤジが持て来た事にして。
 
~との余計な一言が話題を提供した。
田岡は以前から、家族には内緒で金を借りていたはずだ。
  
               【この無許可の金貸しは、3年後、どうゆうわけか「無許可」に関し
                    ・・・警察の取り調べを受け、潰されている。~なぜか?なぁ~】
 



    ACC上岡コーヒー中村支店の配送員が提供してくれた納品伝票を詳細に
 
       調査したところ平成2年8月20日に2日分の原料を配送している。
    
       その後8月27日まで配送が無い。

          つまり8月23日から8月26日の間、
                        店は閉店の状態で、

          銀行員失踪事件は8月24日である。




調べれば調べるほど、益々迫ってきて、全てが一点にあつまりだした。
   



 平成2年9月以後、田岡はパチンコをやめている。
それまでは、店を休んで  パチンコ四万十 に入りびたしの状態だった。

田岡が喫茶店に居ない時は、パチンコ四万十 に行けば会える、とまで言われていたものが、

銀行員失踪事件後ピタリと行かなくなった。

なぜだろう?・・・8月24日パチンコ店の景品交換所で仕事している女性から

   
             「銀行員と立ち話していた男がいる」と警察に通報があったのと、

田岡がパチンコ屋に行かなくなったのとは、因果関係はないのか
  


田岡と景品交換の女は、以前から顔見知りのはずだ。
知らないはずがない景品交換の女が、「銀行員と話をしていた」と、

何の為に車のナンバーを警察に通報したのか?
  
   




 田岡 大とその実父は、ともに地元では色んなウワサがあった。
近くの畑に置いていた、クワやカマがいつの間にかなくなった。

家の前に置いていた漬け物石が無くなった。
見ると田岡が同じような石を家の庭に転がしていた。

  四万十川沿いの川漁で取ったウナギやゴリ(四万十川名物の小魚)は、
毎日少しずつ、取ったものを大きなカゴに入れ川で飼っている。
 
 何日かたち、まとまった量になれば全部一緒に市場に卸す~数日間、川で飼うわけだ。
この飼っているものが、何者かに盗まれ~無くなる被害が昔からあった。

 盗人は~目撃者がおらず、被害の届がなかったら、いつまでも盗みを繰り返すものだ。
確かに、深夜の四万十川で盗みをすれば、誰も見ているものは居ない。

が、市場に卸す量は、それぞれの川漁師が誰の獲物が多いか、
川での漁獲高を見れば見当が付く。

それが川で見る漁獲高と違う、どう控えめに見ても・それ程漁獲高が多くない人が、
市場に卸す量は、常にトップクラスにランクされている。~バカな話だ?

   
 銀行員失踪事件後。四万十市公設市場で調査した刑事の1人が

        「田岡は、四万十川では、毎年漁獲高が高い。たいしたものだ」と

・・・・・・・・・感心していたボケがおった。

人が取ったものを盗めば、~誰でも漁獲高はトップランクに入れる。
これを刑事課で感心する様では、何を言っても無益。

銀行員失踪事件後に、川漁師の間で

             「警察もたまには、いい事をするもんだ。今年は川で盗まれる事がなくなった」と

笑い話が出ていた。~どう言う意味でしょう?

銀行員失踪事件で、ほんの少し警察から注目をあつめた

四万十川の川盗人が、

警察から注目された為、川での盗人をヤメタ。との意味だ。
 


ふと思い出すことがあった。

ナンバープレートの無いオートバイに、白い軽四トラックで走ってきた男が近づいた。
と言う話を教えてくれた川漁師がいたが。

その人は、「顔は見た事が無い」と言った。~それはウソだ、“知りすぎている” から言えなかった。

が、~“何かを言いたかった”

             ・・・・・~川盗人には~“警察に親戚がおる”

      
              「四万十川では有名な川盗人が、
                      ナンバープレートのないオートバイを置いている竹藪まで来た」


そう言いたかったのだ。~言えば “誰が言った” と、・・・・・・~本人に抜けそうだ。

                 ・・・・・ ~ヤツには、警察をやっている、親戚がおる~ 
 






 女のアパートは、木造二階建ての古い建物だった。

一階の奥の端、一番日当たりの悪い部屋に移転した女は、その日・重大な決心をしていた。

5ヵ月ぐらい前の 平成2年7月23日のこと、喫茶「よってや」で 田岡 大に言われるまま、

プロミスから50万円借りだし、田岡に手渡した。

 この50万円を 田岡 大から取り戻す計画を企てていた。~面白い思い付きだった、

田岡が乗ってくれば50万円使う事になり、そして 女がほんとに実行すれば、

女は、「田岡が、今なら金を持っている」との確信的な思いがあり、人に話せない何か?を

・・・・・~知っている。

しかも、田岡が女をごまかす事ができない、~金がないとは言えない、

   何か?・・・があるか、それとも “弱味” を女が “ゆすって” いるのか


その極秘事項は 田岡と女が共有する秘密であろうそれが無かったら成功しない。

  ~計画は、とんとん拍子ですすんだ。

何の迷いもなく、・・まるでゲームでも楽しむように。

女は1人では怖いので、以前から顔見知りのACC上岡コーヒー中村支店の従業員を

遠巻きに見張り役として、付いてもらう依頼を取り付けていた。

私の考えとしては、おそらくその必要はなく、逆に田岡のほうが、

女を怖がっていると思うのだが
  
 見張り役がいた方が、後で真実を聞く事ができるし、

又 ACC上岡コーヒーの従業員にも、本件に興味を持ってくれたら

今後の情報収集に、より詳細な話が入ってくるので、女の言うが・ままにしていた。

金の返済等に関する民事的な事には立ち入らない、特にこの場合、
もしかしたら強盗殺人事件で、手に入れた金かもしれない。

そんな金の貸し借りに入り込めば、後々厄介な事になるから、
この件に関しては一切関与してない。



    平成2年11月下旬

         計画通り女が実行した。



             田岡 大 は、女が働いている病院の裏側にある炊事場の窓から

                「ホイ」と一言声をかけて、50万円入りの封筒を手渡し、
      
                                     ・・・~そのまま帰った。
         

       その封筒は、何と一国銀行の封筒で、
                比較的新しい一万円札が50枚入っていた。

       つまり~キャッシュコーナーから引き下ろした可能性が高い
            ・・・・が、・田岡が素直に現金を渡した~つまり、女は田岡の弱味を確実に握っている~

しかも、“一国銀行の封筒”に、入れていた~とは
つまり、田岡は~女には、隠しても “ムダ” と、思っているのか
                            ・・・・・・・・・・・・ほかに、どの様な判断がある





  田岡 大に当座預金がある訳がない。あれば、盗んだ銭だ。

これまでの調査から断言できる。~可能性として他人名義で入金している可能性が高い。

もし、他人名義の預金口座が見つかれば。

この事件、一国銀行銀行員失踪事件は、強盗殺人事件として一気に解決する。 

絶好の光輝、と言う言葉があるか無いか。私は知らない、文法なんかどうでもいい。

この一発で全てが決まる。ヤツを逮捕できる。敵討ちができるんだ。私は燃えあがった。

私が 田岡 大に目を付け、まだ3ヶ月、もうすぐ4ヶ月目になろうとしていた晩秋ごろだった。

 この頃から、何か風向きがおかしくなってきた。私が刑事課長から預かり女に手渡した、

詫び状と現金が入った茶封筒。
女が無くする筈のない茶封筒が、こつ然と「無くなった」と、女が言いだした。
   
女は「これは、最後の切り札に使える。もし何かあったらコレを提出して訴える」等と凄み。

封も切らず大切に茶封筒を保管していた。それが無くなった、と言う。完全な女のウソだ。
野村サッチィーと瓜二つの性格、言動を持つ女が、ことさらにオーバーな表現で

身振り手振りを周りに見せつけながら、部屋中を引っかき回し探していた。・・何かが動いていた。





 私は、それまで調べていた 田岡 大の交友関係をさらに広く、
可能な限り広く調べ上げた。

田岡が他人名義で預金口座を開設している可能性が高く、関係者全ての銀行照会をするためだ。

銀行照会とは、何らかの犯罪に関連している疑いのある者、又は被害者および関連者など。
必要があると認められる者について、刑事訴訟法第197条第2項によって各銀行に対し

「捜査関係事項照会書」と言う書類を提出し、
関係者の銀行との取引状況について、調査する照会である。

もちろん私個人で行える照会ではなく、必ず2部作成し、
1部は課長、副署長、署長と下から順次決済を受け、

それぞれの押印がある物を署内に保管用として残し、

残りの1部を「捜査関係事項照会書」と命題が印刷された正規の物を
それぞれの銀行に送付し、厳正に行われる照会である。

いやに~回りくどい説明をしたのには訳がある。私は田岡 大の交友関係を調べ上げ、
その者達~それぞれについて「捜査関係事項照会書」を全ての金融機関に発送した。


     その書類には次のように書いた。


               照  会  事  項

住所 ・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 ○○ ○○
     生年月日  昭和○年○月○日生


  上記の者に対する、預金口座開設及び、取り引き関係の有無について、
   有れば下記事項について回答されたい。

                    記

1、 取り引き初年度。
2、 現在残高。
3、 平成2年7月から現在までの間の取り引き内容について。
4、 キャッシュカード作成の有無。


    担当者


       中村警察署 刑事課  池 遊亀
           電話  34-1212 (内線  291)


 私は、この捜査関係事項照会書のコピーの一部を今でも持っている。
見てもらえば判る様に、この照会書は、私宛の名前と電話番号が書いてある。

つまり~全て私の責任で、回答書は私の机の上に来る。
もし質疑があれば~私の電話にかかって来る。~全て私だった。

そして~全てが解決するはずだった。が、一眼国の夜明けが始まっていたのだ。

私が出した捜査関係事項照会書の内、最も期待していた一通が、いくら待ってもこなかった

       田岡 大の彼女
            高知県●●郡●●●大字●●▲6番地
                  佐野川 一美

  に対する一国銀行清水支店の照会書である。~この一通だけこない、~あとは全て来た。

・・・・・・・・・・・・・・・・全ての資料を整理しながら「おかしい、直接、一国銀行に聞きに行くか」等と

独り言を言ったかどうか記憶にないが、

確かに・・・ソウ~思いながら整理していたときだった

山原刑事 と一緒にコンビをくみ~知能犯関係の仕事をしている
 
            ・・・・・架橋と言う刑事が、本人の席で立ち上がり

 

             「池さん、その佐野川と言う人の銀行照会よ。・・・・・・それは、・・・
                  銀行から電話で回答があった。・・・・・・・・・・・・

                税金対策の、
                   ~いわゆる名義貸しの為 佐野川の親類にあたる 

                   土佐清水市内の佐田履物店から預金の依頼があって、

                   佐野川 名義の預金が 200万円位あるが、
                   実質は佐田履物店の預金だ。

                     佐田履物店は、銀行の得意先なので調査はしないでほしい。
                 
                          ・・・・・ ~との、銀行から回答があったので、
                                  これ以上の調査はやめた方がいい」

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言った。

その場で怒鳴り返してやろうと思ったがやめた。

 常識で考えたらどうだ~銀行が「税金対策」の名義貸しをしたら銀行法の違反になる。

その違反を、・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・「私共の銀行では、名義貸しの違反をしていますから、調査しないで・・・」・・・・・

        ・・・・と、銀行が警察に電話で言うバカがどこにおるか?・・・糞ボケ

           ・・・クソボケ・大ボケ野郎が、一国銀行と言えば、県下随一の銀行である。

               ・・・そのナンバーワン・バンクが、「違反しているから調査しないで」と、
                     ~そんな馬鹿な電話を~どうして警察にかけるか・・・・・・



・・・・・~かなり~クドイ様ですが、・・・・・・・・・・こんな・バカなストーリーは、

~プロの作家なら絶対に書かない。・・・・・・・・・書けない。・・・いくいら書いても馬鹿らしい。

~ただし、吉本新喜劇の作家なら参考にするだろう。


       「ウソをつくならアタマを使え、ボケ。・・・よく~それで知能犯の刑事~やりよるのう、
                                        ・・・・・・・・アンタ吉本興業か

~そう言って、蹴り倒してやりたかった。

が、・ ・・

最近何かオカシイので~何とか平静を装い、

       
      「清水の佐田履物店?・・いま、・履物屋はスーパーや量販店に
           
          押され経営不振になって、倒産した店も多いが
       
          その履物屋は“税金対策”せにゃ~ぁ・いかんほど・儲けよるか
     
          えらい~景気のいい履物屋があるもんじゃのう。
           
                        ・・・まぁ~他の方法で、何とか調べてみる」と、

                      


                      《佐田履物店の経営者の母親と佐野川は親戚関係
                           この事実は・・・中村警察署の刑事は知らないはず
                           つまり~このウソの絵は~佐野川本人でないと描けない》
   
   



何とか、言い返すのがせい一杯だった。
         
架橋 刑事は立ったまま押し黙った。

~そりゃソウダロウ、いくらなんでも~子供でも判りそうなウソを知能犯の刑事が

刑事課の中で堂々と言ったのだから。並みの生き物なら、恥ずかしくて喋れる言葉ではないが、

一眼国の1つ目カラスは平気で喋り、言葉に窮したら、ただ黙る。それで済みだ。
     
 黙って立つ架橋 刑事の様子を察したであろう

隣に座り事務処理をしていた山原 刑事が、

何か言いたげに、頭を持ち上げそわそわしだした。

  
・・・・・~それを見た架橋

              「あのね~・・・、佐野川は、山原さんの親類になる」~と、言うと・・・
                     ・・・・・・・・・・・・・・そのまま座り、下を向いて事務処理を始めた。



                                 なんと・・・~犯人の彼女は、中村警察署の刑事と、極近い  
                                                       “親せき筋” になる“高貴な女性”らしい
      


                     ・・・・・・・・・まぁ~それで、~山原刑事の裏に~強烈な警察内部のコネが、あれば~

・・・・・・・・・~これまでの流れは   
              全て納得がいく
    ・・・この女を隠すための隠蔽工作か



私は、あ然として、即・突然吉本新喜劇に切り替えた

   
                 「ア、ぁぁ~・・親戚な?あ、~そんなら内緒で聞いてみてや」
   


山原は顔を上げ、首を縦に振りながら・顔の肉だけ動かして、笑っていた。・・“内緒で”~聞くか?
・・・~肉の動きが、ただ事ではなかった。
・・・・・口は笑っていたが、顎の肉は引きつっていた。
 

~元気で生きている人間の口を・素直に信じることはできないが、死体と筋肉の動きは信用できる。

                     (事実は、5百数10万円 振り込まれていた。
                          
                            
                             それを知ったのは12年後だった。
                           
                           
                           犯人は、こともあろうに
                                自分が殺害した銀行員と同じ一国銀行に、
                                     御本人の 彼女の口座へ~
                                      現金を振り込んでいたのだ
                    
                           この時点で、事件は解決していた。
                             ところが、犯人および犯人の彼女は

                           共に、エライ警察幹部の御親戚になる、
                           田舎のコネで固められた、崇高な方々であったから、
                                       闇から闇へ彷徨し始めたのだ)
 


 山原刑事は一箇月ぐらい後に、田舎の娘と結婚式を挙げるため、一週間前後の休暇を取る。

当直勤務の山原が勤務する日が欠員になるから、山原の結婚式当日は、私が代りに当直する。

その勤務交代手続きは昨日済ませた。~ヤツの顔が引きつり、口が笑ったのは何だ

 

  結婚式を目前にした者が最も気にすることは、極めて単純に~結婚式だ。

「式」は地元の四万十市ではなく、隣の田舎町○○町~つまり、花嫁側を主体にした場所の配慮。

御本人より、花嫁を優先した結婚式場~それなら「嫁」を調べろ。




 この当時、田岡に捨てられた女は、燃え上がる怒りと未練が交錯し、まだ田岡と接点があった。

捨てられた女と、捨てた男は、男の彼女を境に攻防を繰り返し、互いに相手のハラワタを

探り合っている。


       男は、捨てた女に打ち明けた

             「こんど~結婚式を挙げる山原と言う刑事の嫁になる人と、ワシの彼女は

                         子供の頃から兄弟同様に育った仲じゃぁ~

                          ワシの彼女は、その結婚式に招待されちょるけん・・・

                          ・・・・・・ワシも一緒に、行くかもしれん(出席するかも?しれない)」
                         
                             
                                《女(情婦)は
                                     「田岡は彼女と一緒に出席した」
                                     ・・・・・と言ったが、当初は削除した》



刑事をしている警察官の結婚式に、彼女と一緒に出席するかもしれない?疑問符のまま

暗に刑事の圧力をチラつかせながら「これ以上つきまとうな」と威圧した。

ヤクザか警察を~チラつかせ、フワリと相手をかわすやり方は、田舎では珍しくないが、

この一言が闇の灯かりになった。
           


都会の警察官は、おそらく経験ないだろう?・・田舎では、よくあることだ。
      
署長の親戚が選挙違反した、偉い人が贈収賄に関係した、町長の息子がオートバイを盗んだ、

いつも飲み食いして、お世話になっている・会社社長のバカ息子が自転車盗んだ。

こんな事件は、たいがいボツ。
   
しかし、この銀行員失踪事件は程度が違う。これで血縁関係を前面に出すなら

警察の存在理由、存在感、全てがなくなり、存在悪、必要悪だけが残る。

いま現在の内容で、突然こんな事を言っても信じないだろう、

が、日本の歴史を振り返ればいい。

  歴史は偉大であり、又わかりやすい、過去にあった事実だから ビデオテープを見るようなものだ。
~古い話じゃ無い。
   
 日本の戦争中、海軍の偉い軍人さんが、やらかした海軍汚職として有名な汚職事件があった。
その時代から~平成の今日まで、歴史に残る汚職事件、贈収賄事件はだれが処理した?

警察か?・・・警察は一件もやってない。~歴史に残る大きな事件は全て検察がやっている。
~なぜだ?
   
私は歴史に残る大きな事件を語る経験も資格も無い、が、良識で考えてほしい。
  
  元外務大臣 田中 真紀子 が外務省の事を“摩天楼”と言ったが、警察組織は“摩天楼”などと
言う上品で、なまやさしいものではない。

摩天楼は、悪は悪でも人間の悪が作った巣窟だろう。
一眼国の摩天楼は、とてもじゃないが人間ワザとは思えない。

目が1つ、足が4本の1つ目カラスが、頭を使わず組織の大きさと、カラスの数で
つくりだした摩天楼だ。

私は田中 角栄のファンで長女に麻紀と言う名前をつけた。角栄の娘 真紀子のマキだ。
その田中 真紀子でさえ外務省を去った。

~まして・私が、で、ある。何の力も無かった。

力はまったくない、金もない、何もない、有るのは1つ気概だけだ。

それも最も単純な1つ「押忍」。ただコレだけしかない。
   


 銀行員失踪事件後に田岡 大が使った現金は、判っただけで既に450万円を突破していた

この金額は、私が聞き込みした内で判明した額である。当然他にも有るはずだ。

いや、あると断言する。確実にある。

逆さにしても鼻血も出ないヤツが、客に戻す釣り銭が無いから商売ができない

と言っていた男が、銀行員失踪直後から450万円を超す現金をうごかしている。

   
私は全て報告した。おそらく私が書いた報告書は残ってないだろうが、

全て文章で報告した。この時、全てコピーしとけばよかったが、まだ警察を信じていた。

だから何も残してない。が、当時のメモは今でも持っている。

それを総合したのが、この話だ。

だから当時の幹部が知らなかった、とは言わせない.



~しかし、もし警察に質問したら・・・・・「何も知りません」「そんな事実はない」と

完全に否定するだろう。・・・カラスの眼の中に、どの様な “堅い証拠” を擦り込んでも

答えは一つ~「知りません」~・・・他にはない。



事件の確証を次々に否定すれば「冤罪」しか残らない。
    ・・・・・それだけの事。プロの作家が書くような、謎解きは必要ない。


テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/17(月) 04:51:46|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-12 鬼畜と女
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-11 詐欺女    

                   ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-11             詐欺女





  公衆電話ボックスから、1人の女が走り出した。顔は見えない。

駅の構内から~女が泣き濡れて走り寄って来る。映画の様なシーンだが、

女しだいで、ロマンスが吉本新喜劇になる。~たぶん、吉本だ。

まず泣くだけ泣かせて、親身に聞くことだ。
選挙で女性票を取る立候補者と同じようにやればいい。
~選挙と同じなら~聞くだけでイイ。~投票が済めば、あとはチャラ。

車を横付けして助手席のドアを開け、ハンカチを差し出し濡れた髪を拭かせた。
・・選挙の要領だ。
   
近くの公園まで車を走らせ、詳しい事情を聞いた。大げさに泣きながら、声を詰まらせ。
やっと話ができる様子だった。およその依頼内容は予測出来た。

今~この女は自分の妄想のなかで
~警察から取り調べを受ける恐怖から、何とかして逃れたいと思っている。

取り調べを受ける理由は、窃盗や詐欺ならいくらでもある。~いくらでもあるだろう。
いくらでもあり、いくらでも恐怖を感じる。~だから必死の形相で泣く。女の盗人の典型。

たたけば、いくらでもホコリがでる女だが、ホコリの出し方だ、

女の職場で、どうしてホコリが出る。

女は子供のように泣きじゃくり、目は充血し世界中の不幸を一身に背負い、安住の地を求めて、
さ迷い歩く難民のようだった。

ま、やるだけの演技は、やらせることにした、
女の目的は1つ・警察の取り調べから逃げることだ。目的は判っている。

次につなげるタイミングを待った。やっとの事で声を詰まらせ喋りだした。
   
        「宮田  言う刑事と、もう1人の刑事、2人の刑事が、
                         私の事を 色々 聞いて帰ったん。
       
                特にお金のことを。誰に聞いたと思う?・・・・・
                      病院の先生よ。・・・診察室で刑事が・・・・・
     
             
                名刺渡して私の事。金の事。そんな事、根ほり葉ほり
                  聞いて帰ったん。・・アタシ・・明日からあの病院へ行けんなった。
           
                                  ・・・・警察がこんなことしてエエンカ」


最後のエエンカは、涙と鼻クソが、お見合いしたような様相だった。
  

      ~私のハンカチに、そんなことしてエエンカ、そのハンカチはモリハナエだ。
        私のは、全部女房のや、ハンカチなんか持ってないから、女房のを持ってきた。
         ~と言いたかった。


女が言うべき事は、電話で了解している。今更聞く必要はない。

ただ女の感情を押さえるための手段だった。もし、この女にヤマシイ事が全く無いなら、
その刑事を~県警察本部監察課に訴えたらいい。非は警察にある。

女性ばかりの職場で、仕事中、そんな所で、
事もあろうに、盗人の聞き込みをするバカが、どこにおるか。

ところが、1回や2回のことではなかった。

その刑事さんは、私が知っているだけで~2回同じ事をしている。

全く同じ事を、
1つは、大盗人の女房が務める小僧寿司店で、もう1つは、
やはり、女の盗人が働いているスーパーで、共に女性だけが大勢働き生活している場で、

正面から、白昼堂々と聞き込みして帰った。

女性ばかりの職場でそんな事をすれば、当然の結果悪いウワサがたつ。当たり前の話だ。
聞くことは仕事だ。~それは正当な行為だが、

常識で考えて、夜コッソリ職場の同僚や責任者から~聞き込みするんなら、
もしバレても正当な警察の仕事だ。

が、いくらなんでも、何回もクドイようだが、女性ばかりの職場の中で、
2人の刑事が聞き込みすれば、どの様な結果になるか?

その程度の事を理解できない人が、一眼国の空には、大勢飛んでいる。
そんな聞き込み方をしても、同じ職場の人間が人前で喋るわけがない。
もし喋りたい人がいても~他人の手前、同じ職場の中でどうして喋れる。

こんな1つ目カラスは、いくらでもいる。2人1組で大きなノートを持って家から家、
人から人へ聞き込みに走る。

他人の目は警察官と
質問を受けている人間の双方に集まっている。そんな状態で喋ったら、
「あの人がなんか言った」と話題になるだろう。~田舎では特に、そうなる。

~大きなノートなんか持つな。警察の臭いを消せ。そのうえで聞き込みだ。
~大きなノートを持ち警察風を吹かし、今日はアソコからココマデ聞き込みに回って帰る。

結果は、何でもいいから文書にして、提出しとけばいい。出世するのは、コネと昇任試験だ。

~目の前に、どうしようもないバカが署長になって、
偉そうに座って、命令しているじゃないか。
わからん事件を~何が何でもやる必要は無い。署長が知らん事を~やる必要は無い。

こう言う風潮が20年位継続すれば、コネがコネを呼び~人が人を集める。

結果、全国で不祥事案が続出し、日本警察の検挙率は急激に低下した~当たり前の話だ。
それで誰が迷惑する?~言うまでもない地域住民だ。他に損をする人はいない。

事件が解決しようが・しまいが、警察で出世する奴は出世する。現に出世しているよ、
反論しても無駄だ。現実は1つしか無い。
      



 車の中で、女に相槌を打ちながら話を聞き続けた。

聞けば聞くほど~アホらしくなったが、聞くしか手が無い。耐えるしか他に方法が無い、

女の目的は判っている。詐欺女は警察に自分の生活を滅茶苦茶にされたと、
よく回転する舌をフルに動かし、牽制しながら本来の目的である~二度と警察が来ない様に
決着を付けようとしている。

この状態なら、警察が聞き込みに行っても何の効果も無い。むしろ害悪だけが残る、
それなら引くしかあるまい。完全に相手のぺースだが仕方ない。
  
どうして、こんな女に謝る必要があるのか、この場を切り上げ次の一手を取る為に
女のアパートに行くように仕向けた。まず入り込む、口実や動機はどうでもいい。

この場合は、警察官が大変失礼なことをした、そのお詫びだ。どうでも入り込んで座る。
女の部屋に上がり込み、まず女の目的である警察官の非礼をわびた。

次に女の目的である、警察官が二度と職場に来ない様にする約束をした。
どうせ、行っても何の効果も無いし、~約束せんでも~行く事はあるまい。

女の目的を全て満足させたところ、思っていた通り、女の表情は突然明るくなり、
よく喋り出した。ここぞと思い銀行員失踪事件に話を切り替えた。

女は、やはり銀行員の件で刑事が職場に来たものと思いこんでいた。
それだけの確信(思い込み)が、女にはあるようだった。

宮田刑事は決して、銀行員の聞き込みに行ったわけではない。
今、銀行員の捜査をしている者はいない、
妄想には間違いないが、今その誤解を解く必要は無い。

女は、警察と聞いただけで~「銀行員」を連想した。~なぜだ

この~なぜ?~は・・・・全てを飲み込んだ要素が、女の脳細胞になければ連想できない。

~この連想を素直に表現する~この女の~アホ~は、アホだからできる~素晴らしいアホだ。
 
 その場逃れに、平気でウソをつく、程度の低い詐欺女は、本人が最も気にしている箇所に神経が集中する
~そのウソが「銀行員の件で・・刑事が調べに来た」・・となる。

まさか、女は田岡と共犯か?それとも何かを見たか?たぶん見た?・・何でもいい。
今・この女を手放したら何もなくなる、とにかく今日は顔会わせだ。

次から~このアパートに1人で来れるよう仕込みがいる。

女の目的は、継続的に警察の取り調べを受けないことだ。かといって大袈裟に警察に抗議すれば、
やはり警察が出てくる~ヤブ蛇だ。

そんなら、私のようなアホ警官が便利だろう。
アホは仕込みが済んだ後、しっかりフタを閉め宮田刑事が住む警察官舎に向かった。
     
万が一、女が上級幹部に喋ったら、後で宮田刑事が面倒な事になる。
アホ幹部は、自分の身を守る事しか考えない。決して現場をかばう事は無いからだ。

とにかく、女の動きを知らせておく必要があったが、あいにく留守だった。

夫婦で知り合いの家に飲みに行った。との事で、しかたないから留守番をしていた
小学生の子供さんに用件を伝えた。

・・・・・・・・・・~これはまったく余計な気配りだった。

この宮田刑事、その他6名の刑事課員は、この銀行員失踪事件を揉み消した張本人
 高知県警察本部 警視 西田 秀男 の親類又は、その配下にある者だった。

それが判ったのは1年後の事で、この時は、知るわけもなく一眼国の闇夜をさ迷っていた。



 翌日の午前中、9時過ぎ頃だった。宮田刑事が私の机近くまで来て、笑いながら

         「昨日はどうも、えらい世話かけて」


 と言いながら、いやに愛想が良かった
       
            「病院の先生に、たのんで来た。~このまま仕事ができるよう・・・・・ 
                                頼んで来たから、それで~ええじゃろう~」
 

簡単な、電報文の様な言葉だった。

私も愛想良く笑顔で応えた「どうもスンマセン」~他に言う必要は無い、言えば。
感情が出て、真実を話す危険性をはらむ。それに、おそらくこうなると予感もしていたのだ。
     
 これと同じ事が以前にもあった。前に話した、大泥棒の奥さんが勤めていた小僧寿司店で、

同じ様に女性ばかりの職場に入り込み、白昼堂々と聞き込みをして帰った。

「あのひとのダンナはドロボウらしい」~噂が広まるのに時間は、かからなかった。

後で、やはり同じ行為があった

             「店の店長に、あいつの女房をやめさせないで、使ってくれる様にたのんだ
   
                                  ・・・・・・・・・・・・・~これで~ええじゃろう~」と



刑事課中に聞こえる声で話し、意気揚々としていた。
    
 ・・~何も感じてない。
もしこれが自分の奥さん、子供ならどうする?

おそらく過激な抗議をするんじゃないか?多分そうなるだろう。
世間に対する感覚が違う、古典的言い方で、何とも致し方ない。他に言いようが無い。

大泥棒を逮捕するには、無限の努力と無数の情報が必要であるが、
女性ばかりの職場に直接乗り込んで、どの様な情報が取れる?取れる訳がない、

喋る訳がない、害悪だけが残る。~あたりまえだろう。
いつもの様にやっただけで、多分こうなるだろうと思っていた。
      
 ただ根本的な間違いが2つある。1つは、田岡 大と、その情婦、この2人は共に盗人だ。
叩けば幾らでもホコリがでる。いくら調べてもいい、バレても調査していい。

文句があれば、いつでも相手になればいい。

次に、この女がいくら職場でいやな事があっても、たとえ盗人呼ばわれしても
気にする女じゃない。そんな普通の女なら、今までにやめている。
    
この程度の事なら、これまでに何回となく職場であった。



     病院の待合室で、手提げバックが盗まれて無くなった時、


         ~看護婦が
              「アンタ知らん、~バックを~どこにやったの」と、

本人に直接聞きに行った。女同士で、そこまでやる。・・~と言う事は、

              ~すでに職場では、証拠も握っていると考えていい。
                               ・・・~それでも仕事を辞めてない、


買い物の釣り銭もごまかした。~それを追求され、バレても~辞めてない。
        
そんな女が~刑事が来たぐらいで~どうして辞めるか!
・・・その様な普通のことを気にする頭はない。~女は屁とも思ってない。
目的は警察に捕まらない方法の1つが、泣きわめき抗議することにある。

おそらく病院も~女には、早く辞めてほしいだろう、それなら夜コッソリ病院に行き
「絶対迷惑は、かけない」と納得させた上で、女の情報を聞き出すのが筋だろう。
                                (以上の情報は、院長の身内から、夜間~聞き込みしました)
 
それを白昼堂々と複数の女性の前で、2人のカラスが聞き込みに行ったと、
~吉本探偵団ここにあり。

自分の足元が見えない者に、何を言っても無益だろう。
警察と言う所は、コネさえあれば・何を やっても処罰されることのない独立国家である。
強姦・詐欺なんか屁のカッパ。

横領・贈収賄の常習者が、平気で署長になっている。
「問題がなければ問題なし」~これが警察独特の格言だ。
        
 “問題”とは~世間がさわぎ~マスコミが取り上げるか、裁判沙汰になる~
これが「問題」 と言うモノで~・・・

そうならなければ、全て問題では無い。何の影響も無い。と言う意味である。
(~冤罪事件も同様の手法で、全てを “もみ消す”)

何をしても、コネのあるヤツは胸を張り、偉そうに闊歩する。

それを横目で見ながら、若い警察官が育っていく。~なるほど、こう言う所かと、
それなら何を言われても「ハイ」と一言返事をして、昇任試験を頑張っておればいい。

長いモノが出てきたら、その都度・にっこり笑って上手に巻かれておれば、
その内~いいこともあるだろう?・・これが正論になる。
    
正論とは数が多い、力が強い、コネの影響力が強い、など諸々の要因を天秤に架け
重たい方が正論である。一眼国では、2つ目野郎を見せ物小屋にだせば金になる。
それだけのことだ~難しい事じゃない。
         
 日本の公務員は、完全にアグラをかいた。が、あと数年でそれも終わる。
IT化は、益々エスカレートする。IT・ナノ、ゲノム産業・金融業など
アメリカ並の構造形態をとる以外に、日本の進む道は無い。
     
あと数年後に、テレビの中にパソコンが入る。
簡単な操作で入力可能となり、誰でも扱えるようになる。
     
つまり、日本全国の各家庭が、一個人が放送局となり、
北海道から沖縄まで、あらゆる情報が匿名で飛び交う時代になる。
今、世界で急成長している企業はなんだ?コンピューター・ソフト産業だ。

今からは、情報産業が金になる。すでに紙の時代ではない、人の波が大きく~うねりを上げ
地球規模で動き出す時代になる。
       
全国から警察の不祥事・噂・事故・その他諸々の事象が飛び交う時代が、眼の前に来ている。
その時、何が起こる?警察は墜落する。

それが警察幹部には今だ判らず、明治時代から引き継がれた伝統と、頭を延々と守っている、
こんな事が、いつまで続くと思っているのか?
一眼国の1つ目カラスには理解できないだろう。

 私はこの当時から警察を絶望視していた。私が正しいか否か、狂気か愚か、
時の流れが証明してくれるだろう。私は自分の足跡を正確に残しておきたい、
人の生き様は、その人の死に方をみれば一目瞭然、何も言う必要はないだろう。
       



 田岡の情婦、“詐欺女”との付き合いが始まった。

最初は何でもない世間話を織り込んで、銀行員失踪事件の外郭を回る事から始めた。
女がことさら強調したのは、銀行員失踪事件の犯人と思われている。と言う一点だった。

お話の定番は、まず~「刑事が女の職場に、聞き込みに来た」警察の非。
「非」を訴えるエンドレステープから始まる。   

      「刑事が仕事場に来て、~・・・
          アタシの金銭関係のことや仕事の事を色々聞いて、名刺置いてかえったんよ。
    
          みんなぁ~アタシのことを銀行員の犯人やないか思いよる。
             アパートの大屋さんも、裏に銀行員の死体を埋めちょる。・・・
             ・・・・・・・・・言うて噂しよった。アタシ前の夫とは別れたけど、

          まだ正式に離婚の手続きはとってないの、
             けど、こんな事じゃぁ~夫や親類のものから『別れ』言われるろう。
      
            そうなったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
     
           警察が責任取ってくれる?えぇ~?・・アタシまだ39歳よ、・・・・・・
              今から人生台無しにされて、どうするのょ~・・全部警察がやったんよ」



この話が終わるまでは、次の話はしない。聞くしかない。
おそらく、この話の半分はうそだ。半分以上かもしれない、1つ・ほんとの事がある。

刑事が職場に来た、この一点だ。
      
 確認できたのはそれだけ、1つホントがあれば、1つに千の演出をしてオーバーに表現する。
程度の低い・女の寸借詐欺師が~よく使う手だ。~しかし、この “低い程度” が素晴らしい。 
     
 この話だけでは、おそらく~この女を理解できないだろうから~1つ例をあげます。
マスコミで有名になった~アノ、元阪神タイガースの監督「野村」さん の奥さん「野村さちお」

通称サッチー。
    このサッチーに、そっくり。
     
 サッチーがテレビに出てきた時、こんな女が世の中に2人おるとは、思わなかった。
私が接触した女が~唯一ただ1人の女とばかり思っていたが、なんと瓜二つ。

同じ性格、嘘の付き方までソックリな女が2人いるとは、
そう言えば~理解していただけるでしょう。私は、この女と5年間付き合った。
もっとも~野村監督の御苦労に比べたら屁のようなものだが・・・有名人は大変だ。
     
女が言う銀行員失踪事件に関しては、いまだ失踪(持ち逃げ)で
強盗殺人として捜査していなかった。

したがって、女が言う「銀行員の死体」などと言う話が出るわけがないが、女は~
最初から~頭から~「銀行員の死体」を強調した。銀行員=死体~誰も連想しない
が、アホの詐欺女は、一番気になることを~そのまま~素直にウソをついた。

又・正式に離婚手続きを取って無い、女の前夫についても、女か、それとも男か、
どちらの言い分が先行して、手続きを取らないのか、双方に聞かなければ判らない。

女の経歴を調べたら、非がどちらにあるのか?~今は言えない。
女の言う数々の事柄は、嘘もホントも多種多様である。
         
その都度・私自身の目で再度確認し、必要なら女が話した人物を尾行した結果、
間違いなく裏取りできる物のみ信用し、
後は女を信用さすため~アホの様に相槌をうち~女の言う通り聞き役にまわった。
   
女はその後も「警察がアタシの職場に来て、生活を滅茶苦茶にした」
「このままでは正式に離婚される」と生活破戒を強調、さらに「アパート」を出される。
・・・と、被害を前面に出した。

現実には、ありえん話だが、聞くしかなかった。
     
アパートを出るのは別の原因、例えば家賃の不払い等がないか?調べるつもりだったが、
その内ほんとに~別のアパートに移転した。

その時も「警察に滅茶苦茶にされた」を連発した。
そんなある日、私は刑事課長から呼ばれた。まったく見当もつかず前まで行くと
   
   「すまんが、これをあの女に渡してくれ、
          迷惑をかけたお詫びと~金が少し入っている。
     
      ま、引っ越し費用の足しにしてもらえればいい、
        あの女、警察官をしている「榎本」の嫁の姉だ。
      
      須崎署で留置管理係をしている「榎本」よ。
                   そんなこともあるし、よろしく言っておいてくれ」

と言われ、ノリ付けされ封印を押した大きめの茶封筒を手渡された。
     
 中には現金と詫び状が入っているだろうが、わざわざ封印を押さなくてもいいじゃないか
と思いつつ、ありがたく押し頂いた。つまり、金を渡して全てに決着を付けるつもりだ。

もし表沙汰になれば、自分の管理責任が問われる。まずそれを防ごう、
こんな事が表に出れば出世に響く。あんな女の為にとんでもない。
おそらく、この程度のものだろう。
        
盗人の詐欺女が、警察官「榎本」の義理の姉と言うのもおかしかった。
が、この時から事態は180度回転していたのだ。

私と女が接触している事は、「榎本」から全て一眼国のカラスに抜けていた。
おまけに、この時課長から預かり、女に手渡した茶封筒は、3ヶ月後、
女が言うには「無くなった」と言う事だった。
     
その日暮らしで、サラ金等から借金もつれの女が、
しかも「この一件をネタに」警察に噛みつき、将来的にも優位に立つ事ができる

絶対的な証拠品である「詫び状と現金が入った茶封筒」が無くなった。
と、よくもヌケヌケと、見えすぎた嘘を言うものだ。
         
警察が第三者に対して「詫び状」を書いた。
となれば、警察自らが非を認め文章に書いて渡すわけだから、その非は永遠に残る。
「それでは、困る」銀行員失踪事件は、清く正しい「失踪」でなければならない。

わずかでも「非」があっては困るのだ。
女に対する、その場逃れの「詫び状」は警察組織に数倍の値段で買い戻されたに違いない。
女の親戚には、警察官がいる、それが回収に走ったのであろう。
          
つまり女は、この時点から私の協力者ではなく、一眼国の協力者に変化していたのだ。
一眼国は、女も巻き込み銀行員失踪事件の蒸し込みにかかった。
その証拠が「詫び状」が無くなった。との大ウソであろう。
             
 程度の低い詐欺女。田岡 大 の情婦は、
自分の利益になる事は、全てホントの話を~政治家が演説する様に、声高らかに蕩々と述べるが、

自分に不利益なこと・特に~今現在、本人に関わる金の事は、
その場その場で、口からでまかせのウソを平気でつく。
              
ウソとウソが矛盾しても本人は“平気のへいざ”、どこ吹く風。知らん顔で~次のウソに入る。
典型的な 女寸借詐欺師の手口だった。

ウソにもリズムがあり顔の表情、言葉の発音、話の内容、全てを記憶に残し
女が喋る1つ1つの裏取りができた物のみ、真実と断定した。
            
ただ、女が、私の女房に○○円貸して、○○万円貸して、と色んな理由をつけ
借銭の依頼があり、私も貸した事がある。

詐欺師に金を貸しても~戻るわけがないが、鮒を釣るならミミズ。
鯛を釣るならエビ。女詐欺師を釣るなら「銭」しか無い。エサ代だと思い全て無視した。
ただ、このエサ代がどこに消えたか?


これが面白い・・・・・・(2~3年後に判明)
 
   


   女が移転したアパートは、前より安そうな雰囲気だった。
前の住居は、まがりなりにも○○マンションと言う名前があっったが、
今度は、どう見てもマンションの名称は付かない。
  
日当たりも悪く、太陽が当たるのは朝日ぐらいなものだろう。当然家賃も安く、
このあたりに移転のホントの理由があると思うが、

本人は、警察の生活破戒を強烈にアピールした。女がウソをつく時は、必ず演出が入る。
これがウソのパターンである。
    
私が女と接触し始めて、3ヶ月の内に銀行員失踪事件は大きく展開した。
思ったとおり、女はこれまで金を入れ込み、つくしてきた男、田岡 大が新しい彼女を
作った事に激怒していた。
   

彼女とは、高知県●●郡●●村の村営住宅に住む 佐野川 一美、
~田岡とは、高校時代の 同級生である。

佐野川は、京都市で結婚して、子供が二人ある人妻だったが、
夫とうまくいかず、 故郷に帰省するたびに田岡と逢っていたようだ。
 
 平成2年正月に、佐野川は2人の子供を連れ帰省。そのまま京都には帰らず離婚している、

離婚するために~正月に何も言わず、計画的に帰省した。~との説もあるが、どちらでもいい。

要は→ 田岡 大と結婚し、“喫茶店経営”する目的であった。
  
                      ・・・この計画は、平成元年ころからである。




田岡は佐野川を車に乗せモーテル通いを始めた。
            
確かに、田岡が支払っている電話料金・ガソリン代が、平成2年から増加しており、

 情婦は、この事に怒り狂っている。

まず・この件を前面に出し、平成2年~7月・8月・9月の行動について聞き込んだ。

ただし、女だけではなく・喫茶「よってや」に料理の原料を配送している
ACC上岡コーヒー中村支店の店員が証言する内容と女が話す

現在の田岡 大の動向について、2組の情報を常に合わせて聞き取った。

女の喋り方に合わせ、深夜まで付き合う事が多くなり帰宅するのが、
午前1を過ぎる事が度々重なったが、要約すれば 
   


 平成2年7月9日 
    ACC上岡コーヒー中村支店から喫茶「よってや」に
    原料のアイスと牛肉(ロース)が配送されている。

    1回の配送で、2・3日間、喫茶店の営業ができる量の配送しかない。
      
       その後7月26日まで17日間配送はない。
        つまり店は7月13日から25日まで閉店の状態である。


 平成2年7月23日(店が閉店状態であった日)
     毎月20日が原料代などの支払日であり、
     
     20日を過ぎると、支払いの現金が無いので、
      田岡は姿を消したり,
  
     情婦を呼びつけ金を要求していたが、
       ・・・・・・・・・・・・この日は、少し様子が違っていた。

    
     女は、いつもの様に店に呼びつけられた。
          ~いつものように・・・・・
                ・・・・・・~いつもの店に入ると店内のイスやテーブルを
    
       半分位・片付け~店じまいをしていた。
                     女が驚いて訳を聞くと
                             
  
      「えらい事をして・しもうた。オラァ~(自分は)自殺せんといかん、
               店もたたむ。何ともならん、~助ける思うて50万円貸してくれ、
       
          サーフィン大会で集めた協力募金を全部使って、しもうた。
                  もう何にも無い。・・・・・一円もない。
           
                        ・・・・・・これがバレて、しもうたら、生きちょれん」

 
青ざめた表情で借銭を哀願した。

サーフィン大会は毎年7月に開催される。

四万十川と並び、サーフィンに適した波が打ち寄せる四万十市平野海岸も
全国的に有名になりつつあった。

市をあげて “町おこし・地域興し” がさかんに行われていた。
その一環として、太平洋に面した~平野海岸でサーフィン大会が開催され、

毎年・四万十市内の50店舗から大会開催の為の “協力金を募集” し、50万円相当を集め、
当日出店を出す田岡に預けていた。~盗人に金庫番をさせたわけだ。

当然の結果使い込んだ、~使ったら~女にたかる。
喫茶「よってや」で、いつもの様に無心したのだ。

女は競争相手の彼女、佐野川に・うち勝つ為に~田岡の言いなりになった。

田岡から渡された電話を取り、サラ金(プロミス)に、言われるままの内容の~電話を架けた。
~電話のやり取りは~・・全て田岡に聞かれていた。


  ・・・・・・・・・「よし」。。


    電話が済めば、即座に~女を車に乗せ、~大急ぎでプロミスの入り口まで連れて行った。

        ・・・~女だけ店内に入らせ、50万円を借り出させている。
          


金を持ち帰った女が車に乗り込むと、
・・・シャクリ取る様に~女から~金だけをツカミ取った。




~・・・鬼畜の道に、帰り道はない。
        ~もともと~帰るつもりはない。

           田舎で、警察のコネがあれば大丈夫さ~・・・
                   ・・・耳元で誰かが囁(ささや)いていた。



                                        

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/13(木) 13:31:48|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-11 詐欺女
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-10 微物鑑識      

                           ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-10            微物鑑識








 田岡 大が、買ってからそれほどたってない車を修理に出した所は、
四万十市にある販売店直属の工場で、田舎にしては大きなものだった。

もし、殺害後の後始末に使った車なら、大きな修理工場には預けないだろう。
個人経営の、しかも町から離れた場所だ。

販売店の息がかかった大きな工場に、どうして頼むか?~が、逆に今日、警察がやる事は

~販売店のセールスマン、または事務員~なんでもいいが、内部の人間から・・・
おそらく 田岡 大 に抜けるだろう。まず間違いなく本人が知る事になる。

警察は、オーナーに話をつけ「極秘」を約束させた。
トップに話せば、完全と思うのは役人の考え方だ。~ボケが。それ程あまいものなら、
今すぐ警察をやめて、商売でもやってみろ。~それで商売ができたら、誰でも大金持になれる。

アンタがやれば半年もつまい。クソボケ。・・・余計な想像をしながら、
仕事が終わり、誰もいなくなった工場を~3人の刑事の背中を見ながら、
最後尾を鑑識鞄とカメラを持って、トボトボ歩き車まで行った。
  
何も期待せず、即座に作業にかかった。


~どうせ目的は本部向けの ~ 
                  ・・・・・・・「やりました・がんばりました」と言う為の材料を~署長様に差し出すための仕事だ。

仕事とは幹部を納得さすための活動であり、決して目的達成の為、決死隊の様に頑張るものではない。

       仕事とは、幹部のマスターベーションのお手伝いを、
                         いかに気持ち良くさせるかで、真価が決まる行為である。

と、~・・私の格言は、ひょっとしたら歴史に残るかもしれないが、

ま、~これほど下品なら無理だろう。
などと、吉本新喜劇を空想し、1人笑いしながら指紋を取った。

 今、この車から指紋を取っても、修理工場の作業員の指紋しか~出るわけがない。
これで納得するんだから~警察署長は誰でもできる。

いいかげんに指紋採取して、
次は~トランク内の“微物鑑識”(被害者の髪の毛や皮膚の採取)をやりましょう。

吉本新喜劇のカンペイさんがやる「アヘ~」でトランクを開けた。~中は何も無かった。
綺麗なものだ。~キレイと言う難しい漢字を使ったわけは後で説明します。

綺麗だった、何もない。これでは微物鑑識なんかしても何にも採取できん。
全員がそう感じた。・・・私はこの時、何も喋って無い。

            「コリャぁ~ いかんわぁ~・・・」→(微物採取は無理)~・・誰かが言った。

しかし~何かやらんと幹部が納得しない。

            「バカを納得さすのは、しよい(簡単な)事じゃ」

私は、どうでもいいからアセテート紙(粘着テープ・20センチ×40センチ位)を2~3枚貼り付け、

微物を採取して、さっさと帰った。~その後~これらの資料が、どうなったか全く知りません。
・・責任逃れをするわけではなく。

~・・・・・・この時の責任者に全て直接手渡した。この部分は、淡白に書く必要がある。
~・・・・・・・なぜ必要か、今から説明します。


       順序が逆になりますが、この秘匿鑑識から12年たった。
                              ・・・・・・今日は、平成14年5月4日
 
今日、現在の中村警察署に勤務する刑事さんが言う事には、

・・・・・・・・・・・・この日の微物鑑識を実施した報告書には

           「車のトランクを開けると中は、釣り竿でいっぱい。トランクは錆びていた。」

と、・・・書いている。(ウソ八百)


~しかも、この時の車。つまり田岡 大 が事件後、購入した33ナンバーの高級車
 
            高知 33 へ 4190 ニッサン・セドリック白色は、
                            ~平成元年から使用している~ 
                                 (ウソ八百)→大ウソ
 
・・・ つまり、銀行員失踪事件の平成2年8月24日以前から田岡 大が使用している。
                                         (ウソ八百)→大ウソ

     と、~報告している。

///////////////・・・・・・・・・・・・・・・公文書偽造の大ウソ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さらに、微物鑑識した際の資料(アセテート紙)が無い。
 ・・・早い話が、証拠品が無くなっている

証拠品が無いとは、大変な事で12年後。→私に「知らないか」と、問い合わせがあった。 

12年間飛ばされ、捜査と事件から蒸し込まれ。

~今ごろ「あの時の証拠品が無くなっている。知らないか」と、
また~「田岡 大は事件の前から33ナンバーの車に乗っていた

「アンタの言う事は間違いだ」と、~よくもまぁ~・こんなウソを平気で言えるものだ。
・・・ま、一眼国の常識と世間の常識とは違う。

~その時~その時の~責任者の単なる「都合」で「親分」が「自分自身の保身」を計る~・・・
そのためには“何を”やっても“かまわない”手段・方法なんかどうでもイイ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ウソ」と「偽造」は普通だ。 

一眼国では「矛盾」と書いて「常識」と読む。「コネ」と書いて「力」と読む。
読み方が違うんだ。今さら不思議は無い~正義とは、その時の都合だ。
~コレが冤罪の原動力。 ・・・・・・冤罪の源流だ

この程度の事は平気でやる、~これに反論すれば組織的な制裁を受け、
目に見える物的資料を提出し、正論を前面に出せば、ナーナーで逃げ出す。

~それに追い打ちをかければ、組織的リンチが待っている。しかも法律で裁かれる事は無い。

・・・・・・・・・・・・~絶対に無い。~法律とは~カラスがコントロ~ルする掟だ

ヤクザ以下だ。

~ヤクザなら悪事がバレたら捕まる。が、警察は捕まらない。
警察を捕まえる警察は~日本には存在しない~犯罪の独占企業だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これがヤクザと警察の違いだ。 

冤罪の始まり~冤罪の源流は、決して“お国”ではない。クソ役人の都合である。
・・・“お国”は、クソ役人の被害者だ。
           《ただ、何のために~ これほどの偽造工作が必要だったのか
                  ~つまり、私がヤッタ事は、正しかった。これだけは間違いない》



 この様な場合、最も的確な自衛策は無言でいる事だ。

時々、吉本新喜劇の「アヘ~」をやればいい。一眼国で生きる生活の知恵だ。
が、今、私が残そうとしている銀行員失踪事件に関する資料。~この題名は「押忍」とする
つもりだったが、今日から「悪魔と踊ろう」に変更する。
  

ただ体だけ大きい小学生が、悪さをした時。自分の体や両手で隠し「見るな」と言う。
学校で盗みをした小学生が、盗んだ物を自分の机に隠し、先生に持ち物検査をされ、
バレて泣き出した程度の話だ。

先生は学校の中だけで問題を片づけ、子供は “よい子” で明日も登校する。よい子の動物園で、
強盗殺人事件をもみ消し、自分の机の引き出しに隠して~
 
       「何にもない、見ちゃあ~ダメだ」と、ガキ大将が大きな声で言っている。

そんな悪魔と一緒に踊ろう。輪になって踊ろう、みんなで踊ろう。
上手に踊って、事件を隠してくれた “よい子” には、後で~ごほうびが貰えるよ。・・・
~みんな警察で出世した。

さあ踊ろう。まずワルツから、かっこよく構えて、悪魔と一緒に踊ろう。
そのうちドジョウすくいをやらしてやるから。
悪魔と踊ろう・・・よい子の動物園で・・・  
 



 話を12年前にもどそう。
“事件後の車”  しか~秘匿鑑識をしなかった一眼国の1つ目カラス。
これを納得さすには、赤子のオムツをかえる位に、手取り足取り世話しないと無理だ。

そう肝に銘じて、翌日からは仕事の合間を縫って、昼間から調べに回った。
まず 田岡 大が経営する喫茶「よってや」の経営状態について基礎的なことから調べた。
 

   四国電力中村支店との取引状況は
     
      昭和63年1月21日から電気料金を一国銀行中村支店から口座引落支払にしている。
     失踪した銀行員と同じ、一国銀行と取引があり、口座番号は 10067250だった。
    
      しかし、この口座は、残金が無く “口座支払不可” の状況が断続的にある。
     支払状況は、未払いが平成元年1月に16、089円だったものが

              平成2年7月には22、127円と増えている。

     支払金額は、それぞれの月が千円から3千円程度であるが、

     

      問題の平成2年8月には
                8,505円
           
            9月は7,338円、

           10月は4,781円と、

     この3ヶ月だけ、他の月より群を抜いて多い

      ・・~しかも、口座支払ではなく~入金になっていた



 
   電話料金の支払状況は

     電気料金と同じく一国銀行中村支店から口座引落支払になっているが、

       平成元年2月から残金が無くなり、

         ~元年3月から ~NTT土佐中村支店へ直接支払になっている。
     
      
     電話料金は、それぞれの月が4千円から6千円ぐらいだが、

           平成2年3月から10月にかけ8千円前後に“倍増”している
                  (この頃から~結婚の約束をした新しい女が、現れた)
 



    水道使用量及び支払状況は

      昭和63年6月までは使用量60から80位だが
     同年10月から30、
             平成元年11月から以降~14から13に激減している。
                《(元年・秋から仕事をしていない)が、→(この頃から女が出てくる)》
   
     水道量の支払い方法は、集金人への現金支払いである。
   

     平成2年1月から各月千円か~数百円であるが、
      
                   同年8月には2、005円 支払っている。


      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8月が突出。喫茶店内の大掃除か??
                              (通行人の目撃証言あり)




    タバコの仕入れは

       平成2年1月からほとんどない。

       わずかにマイルドセブンを仕入れているが

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは~田岡 大   本人が吸うタバコだ。
   
                    ・・・・・・・・・・・・・・・ ~つまり、タバコを買う客が、いなかったのか。
  
       それとも、客そのものが、いなかったのか。店を閉めていたのか
       ~動きがない。・・・しかし、水道料金と電話代は同時期に倍増。





    店舗の家賃          月   4万5千円
   
    駐車場代            月  1万5千円 

                 合計     月     6万円
 
       家賃・駐車場代について、平成2年1月頃から支払状況が悪くなっているが
       家主と田岡との関係(親類関係)がはっきりせず直接聞き込みに行けば、そのまま田岡に
       抜ける場合も考えられ、警戒し過ぎかもしれないが、そのままにしていたところ、

         私は平成3年3月から17年間飛ばされ、蒸し込まれたので、以来結論は出してない。


          ~20年たった平成22年5月
            「悪魔と踊ろう」を取材に来たジャーナリストと共に、 再度調査したところ、

          上の家賃・駐車場代 月6万円は、半年以上支払ってなかったが


             平成2年の夏に“一括して” 支払いを済ませている

          やはり~家主と田岡は、親戚関係だった。
  
          その親戚が一言「銀行員をヤッタのは田岡だ」と・・他に支払い方法はない        
                 ・・・で、なければ~20年経過した後で~これほどの記憶はないでしょう。



 
    資産関係
       土地・家屋・田畑・宅地等 不動産の名義は、全て田岡 大の実父の名義になっており、
              本人名義の物は何もない。


 
 
    喫茶店のコーヒー食料品等の購入状況
  
      昭和63年2月13日 喫茶「よってや」開店以来 ACC上岡コーヒー中村営業所と取引がある。
     
     開店当初は、月平均10万円程度の仕入れで、支払いも順調だった。
     
      元年夏ごろから半分位に落ちている。この頃に何かがあった?
       (道路の向かい側にあった、大型店補が移転し~固定客が、いなくなった。)
  
     支払状況は、毎月20日締めで、
                   20日に支払いができない場合は、繰り越しになる。
   
     平成元年からは、2・3ヶ月に1回5万円程度の支払いしか出来てなく、
     未払いの繰り越し金額は、大きくなる。が、大きな支払いがある。

        その大きな支払いは
            平成元年1月11日に 25万円
            平成元年6月26日に 30万円
            平成 2年1月30日に 50万円

      の3回である。

   この3回とも 田岡 大の年上の情婦がサラ金から金を借りて支払った。との事だった。
   
      ところが、この情婦。自分の事を情婦とは思っておらず。
      共同経営者、又は田岡 大の妻ぐらいの感覚らしい。

 女に甘い言葉で近づき、適当に可愛がって金だけ取る。~よくある話だ。

 が、だますなら一生だますべきだった。




 田岡は、本人と同級生で県外に住む人妻を離婚させ、その女と喫茶店経営をするつもりだった。

年増の情婦は男の気を引く為、せっせとサラ金から現金を運んだが、男は、その気がない。
銀行員を殺害して手に入れた金で、女と所帯を持つつもりらしい。~この状態なら情婦は喋る。

女の嫉妬は、もの凄い。このエネルギーが手に入れば、核心に触れる情報が手に入る。


田岡 大は、数年前に妻と離婚、同じく彼の情婦も夫と離婚している。
2人共・それぞれの連れ合いと生き別れた者どうし、自然の成り行きで、共に異性を求めた。

これらの話を詳細に書けば、それぞれに影響が出る。
又、本件、銀行員失踪事件や警察の状態を語るに必要ない物は後に取っておく。
真実は半年・1年がかりで集めたものだが、全てを語ることは出来ない。



 昭和63年2月13日 四万十市  に喫茶店「よってや」が開店した。

当時は道路を隔てた向かい側に、高知県を代表する大型店舗(○○食品)の四万十支店があった。

支店の従業員や、取り引きで集まる人達で活気付き、朝食・昼食を中心に喫茶店に
出入りする人が後をたたず店は繁盛していたが、長くは続かず大型店舗は移転し、後は空き家になってしまった。

大型店舗が無くなった喫茶「よってや」は、船が無くなった港と同じ様相に急変した。
平成元年9月頃には、サラ金の負債が増加し田岡は情婦を解雇している。

一般的に小規模の喫茶店では、コーヒー、食料品等の仕入れ等、原料の3倍が荒売り上げである。

原料代金が5万円位の仕入れでは、諸経費その他雑費を差し引けば純利益はゼロ、
~まったく無い状態である。

それが ACC上岡コーヒー中村営業所からの仕入れ状況では、
昭和63年には毎月10万円程度で推移しているが、平成元年1月・2月は8万円代である。

一番大事な年末どきの11月、12月には、2万円から3万円代~さらに

   平成2年6月は、19,682円。

         7月は、38,471円あるが、

これは、サーフィン大会の屋台で使った原料代であり、店で使ったものではない。
  
       さらに問題の8月は、 25,144円となっている。

5万円の仕入れで利益は皆無。それが2~3万円代の仕入れが連続に続いている。

これでは、赤字経営を通りすぎ。店を開けてない、と断言していい
  


 変な噂もあった。近くの職場から昼食時に この店に入り、食事の後~ゲーム機で遊んだ。
当時のゲーム機は、博打に近い機種があり、まだ規制されて無かった。

100円硬化を使いつくし、お札を崩してさらにゲームに熱中するあまり、
~うっかり財布を忘れて職場に帰った。

昼休みの時間帯に近くの職場から、この店に来ただけだった。他にはどこにも寄ってない、
~寄る時間も無い。・・落とすわけもない、手提げバックに入れていたんだ。

すぐ引き返し~財布が入った手提げバックを取りに行った。が、バックは無い。
この時、午後1時の仕事を始める時間まで、ゲームに熱中し職場に帰ったのは
1時10分ごろだった。・・・・店には、他に客はいなかった。

可能性は1つしかない。店には田岡と、その情婦、~経営者しかいない。
同じ職場に、同じ経験をした者が1人、2人と増え、それなら間違いなく、
~経営者に盗まれた。と、噂は噂を呼び客は遠のいた。

大型店舗が無くなり、大口の客が消え去った後、客を引きつけるのは人気しか無い。
~田舎の噂は早い、~盗人の噂を知らんのは、警察と田岡や情婦の両親、親戚ぐらいだ。

・・・・・・・・・・・・固定客は完全にいなくなった。店を開けても客は来ない。
  

     客が千円札を出した時

          「釣り銭に出す “小銭がない” から商売ができない」
            (・・・・・・・~千円に対する、釣り銭が、無かった~・・・・・)


・・と、ボヤき~パチンコやマージャンに入れ込む毎日が続くようになる。



 この当時、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                毎月20日以降は、それぞれの支払いに対し、“集金人”がやってくる。

だから、“20日”以降は・店を休み~行方不明~になることが多かった。

毎月20日以降~だれに聞いても、~田岡がどこで何をしていたか、知る者はいなかった。
 

 ただ推測であるが、平成元年の10月から、四万十市と隣の清水市との海岸沿いで
        (四万十川と太平洋が合流する地点から土佐清水市方面への海岸沿いの釣り場)

 月末になると~車の中から現金が盗まれる「車上狙い」と言われる手口の盗人が頻繁に現れ、

               特に元年12月、平成2年1月には、
                           被害者が続出し~毎日走り回った事があった。

  こんな事を推測だけで言うわけではない。

    1つのエピソードがある、
            ある日、田岡の店に来た客が、車のキーをうっかり車内に立て込んでしまった。

                  ・・・・・・・・・・・・・・~これじゃあ帰れない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほとほと困り果てていると、田岡が何か~薄い金属製の金具を持って来て
車の ドアガラスの隙間に差し込み、わずか数秒で開錠し~ドアを開けたと言う話だ。

他にも針金で開錠した。との話もある。喫茶店経営者には必要ない技術だ。

窃盗事件があった日と 田岡 大の支払い日を比較してみようと思ったが、
いくらやっても状況証拠だ、特に効果のある資料にはならない。が、注目すべき箇所かある。


 平成2年3月から8月にかけ、ACC上岡コーヒー中村支店に対する支払い金額は、
~ゼロが並んでいる。・・・・・・・まったく支払ってない。

   それが、銀行員失踪事件後の9月22日

                   20万円を 田岡 大 ~自身が現金を持って、支払いに来ている
 
   さらに同年 11月・12月 の2回

                   それぞれに~10万円の現金を持ち、直接支払いに来ている

   この時の残金は、
         わずかに 52、086円 ・・・・・・・・開店以来~最も少ない残金である

以上3回いずれの場合も 田岡 大  本人が、自分の手に現金を握って直接支払いに来た


1万円札は、この時 ACC上岡コーヒー中村営業所にあった。
この時、この一万円札を持って帰り、指紋を採取し、もし、銀行員の指紋が出れば

一気に解決している。が、当時は~いぜん失踪事件であり銀行員が持ち逃げした。と結論付けられていた。
 
・・・・・・・・・・・・・チャンスは、いくらでもあった
田岡 大が銀行員失踪前後に使用した2台の車。失踪後に支払った現金。
銀行員が最後に立ち寄ったガス屋。

これら1つ1つは、最初から事件として取り扱っておれば、全く違った展開をしただろう。

が、全て本部報告の内容を満たすだけに留まった。
敵は本能寺にあり、味方の大将(本部)を~いかに上手に納得さすか。

その為には、どのような内容の報告が最も適当か。

        不適当なものは1つ~・・「事件」と言う言葉だった。

ここまでは、失敗と言えば?~それまでの話。
単なるミスだ。私はまだあきらめてなかった。
  
この事件のポイントは2つ、1つは田岡の情婦。次に今の彼女。
この2つがキーポイントである事は間違いなく、接触できるのは情婦しかない。


田岡の情婦を使う以外に、手立てはない
まず、この女の人間性を知ったうえで動くべきだ。


女は、喫茶店「よってや」を解雇された後、産婦人科病院の炊事婦をしていた。

知り合いを通じ、この病院の従業員から女の性格を聞き込んだ。
~大変な女だった、まず炊事婦と言う仕事柄・スーパーに買い物に行き現金で支払う。

他にも米屋・ガス屋との取り引きがある。

その都度、支払う現金の中から500円、1000円位の現金を抜き取る。
早い話が横領だ。しかも盗人の疑いがあった。
  

この病院では、以前から外来患者の待合室で、手提げカバン等が盗難の被害にあっていた。
現場を検証し捜査した刑事が言うには、どうしても外部から侵入できる時間的余裕はなく、

目撃者もいない。

まことに不可解な現場があるもんだ、と言いながら~その都度・事務的な処理だけしか、していなかった。

この病院は、産婦人科である。
男に用はなく、必要な人であっても~ 来る人は顔見知りの人ばかりだ。

田舎の個人病院、しかも産婦人科、毎日が気心の知れた患者さんとの出会いであり、
しかも出産のための通院がほとんどである。

ココで盗人ができる可能性は限られている。この病院内で歩く事が自然な人間である。
~「存在が自然な人」~入院患者か~病院の裏方が動けば~可能性はあるが、

1年以上継続的に発生しており、産婦人科の入院患者にしては発生が長すぎ、
病院内部の職員としか思えない。

おそらく看護婦や、その他の職員は、盗人の素顔を知っているだろう。
・・が、当然ながら~・・・同じ職場の従業員が盗人である事を公にできなかった。

~警察は、これを聞き出すテクニックが無かった。
職場で聞き込みしても、同じ仲間の中で~どうしてホントのことが言える。
  

情婦は、盗人と詐欺師を兼ねていた。
この女に接触する以外に方法は無く、女と挨拶程度の接触を数回繰り返し、
一対一で話せる機会をまったが、そのチャンスは突然やって来た。

秋の初め、その頃には珍しく昼から大雨が降っていた。
私は前日当直で、ほとんど睡眠がとれず夕方帰宅して、眠たい目をこすり晩メシ食って寝るか、

と、思っていた6時半頃。電話のベルが鳴り出した。
受話器を取ると、女の声でワーワー泣いている。

どうせなら~女の声でシクシク泣いてくれたなら、泣きながら電話を架けてくる女が・・・
~できたと思うだろうが、これほどワーワー泣かれたら、色気も何にも無い。~第一・覚えがない、

ハットと気づき・・「もしもし、○○さん」と言うと「はい」と言う。
あ、田岡 大の情婦だ。とたんに現実に戻った。

雨の中で大きな声で泣く、まず泣く。大な声で。・・・・・・見えすぎたゼスチャーだ。

~電話の向こうにドジョウが一匹おる。~ドジョウは、まるで鯛のような引きを見せた。
~釣り人は、鯛だと早合点する。・・よし鯛が釣れると、ところが“引き”だけで終わってしまう。

・・・・・釣り人は今のは鯛だったと、地団駄ふんでくやしがった。見せのゲームだ。

・・この女の特性から、自分に不利益な何かが起きた。今すぐ挽回する必要のある何かだ。
まず相手に乗り、アホになって聞くしかない。

 
  女が言う
 
     「今日午前中、アタシの仕事場に中村警察署の刑事が2人で来て
       アタシのことを色々聞いて帰った。

              お金に関するアタシのことよ~

      借金とか何とか・・・・・それが先生の仕事中に来て聞いたのよ。
       そしたら看護婦や事務員が騒ぎだし、アタシが銀行員を殺した犯人
                               ・・・・・・・・・みたいに言い出したのよ。

      先生は先生で・・『おまえは何をした』~・・言うて、
                            アタシに聞くし、・・・・・・
                            ・・・・・・・・・・アタシが何をしたゆうが?

      何もしてない者をまるで犯人扱いにして、その刑事、
      ・・・・・・・・・・名刺を置いて帰った。
      
      病院の先生は、この名刺を持って警察に行き
       ~・・・・・・・・・・・・・・・『何をしたか、聞いてこい』いいよる。

       どうしたらええが。・・・・・・・・・・・・・・・警察がこんな事して、ええが。
       
          ・・・・・・・・・・名刺には『宮田』言う名前を書いちょる。
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・この人何する人?」

 泣きわめきながら一気にまくしたてた。

これだけ大きな声で、泣きながら話す内容は、警察に対する抗議だ。
この2人の刑事ならやりかねん、不思議はない。

1人が宮田なら、もう1人は林。
林は、2年前に、定年直前の署長では・コネがすぐ切れるから、

先の長い、コネが長く続く副署長に仲人をやってもらい結婚式を挙げ、
以来出世街道まっしぐらに走る副署長のコネで刑事になったヤツだ。
 
普通の職場でナンバーワンの責任者を差し置き、ナンバーツーの「副」が付く人間に
仲人を頼むか?・・おそらく受ける仲人もいないだろう。

知り合いなら別だ、仲がよければべつだが、警察ではコネをつくるため先々のコネ系を
計算して結婚式を挙げるバカが後をたたん。

しかも受ける仲人も「オレに話を持ってきた」「オレの力だ」と得意満面で受けるからすごい。

この2人がコンビを組み、聞き込みにまわれば、この程度のことなら平気でする。
今更どうしようも無いが気になる一言がある。

~宮田とは盗犯の盗人刑事だ。

盗人のことしか調べてない。しかも話の内容から銀行員失踪事件に関する内容は全くない。
あるわけがない~警察幹部からは“事件とは言うな”との厳命である。

にもかかわらず~「アタシが銀行員を殺した犯人みたいに・・・・」と言う。
・・・・・・・・・本人の偏見で、そう感取った。・・なぜだ?

 人間の行動を言語で表現するのは難しい、その言葉を正確な文章にするのは、
さらに困難である。

人の口先は、まず信用しない事だが、窮地に立った時・かなりの信憑性が発生する。
今がそのときだ、電話では女の表情が読めない。まず逢う、話はそれからだ。
  
 女が電話したJR四万十駅構内まで車を走らせた。強い雨だった。
ワイパーを動かしても前がよく見えない、この事件の今後を予言するように大粒の雨が

前方をふさいだ。いくら払い除けても、次から次ぎに雨が落ちてくる。
雨は計画的には降らず知恵も無いが、巨大であり無限である。一眼国のように。  


                                        

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/11(火) 11:44:39|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-10 微物鑑識
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-9 金と女   

                   ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-9             金と女



      

   夜を待ち、喫茶「よってや」の近くにあるガソリンスタンドを尋ねた。

まず自分の車にガソリンを入れながら、以前から交際のある店員とバカ話をした。

次に店員が1人になるころを見計らい「よってや」の経営者 田岡 大について聞き出した。

 思った通り 田岡も、このガソリンスタンドを利用していた。

数年来のお客さんで、支払いの悪い田岡の風評は、このガソリンスタンドでは有名人、
店では、かなり迷惑している様子だった。

 小売りの商売人は儲けにならん、しかも迷惑をかける客については、よく喋る。
まず迷惑を聞く、次に 田岡 大  本人について聞き込む~順序が決まった。

 夜の8時、もうすぐガソリンスタンドは閉店になる、今が聞き出すには最高の時間帯だ。
支払いの悪いことで有名な田岡は、

いくら電話で請求しても、いい加減な返事しかせず、支払いに応じようとはしない。

  ~しかたないから、田岡が喫茶店にいるのを確認して、直接請求に行く、
それでも「金が無い」の一点張りで、その場しのぎの千円、2千円しか支払わず 店員を困らせていた。

~いい材料だ。これなら店員は喋る、~まず座り込め。

すでに閉店時間、後始末をそそくさと済ました他の店員は ~さっさと帰り
店には、私と話してくれる店員の2人だけになった。


 店の応接ソファーに座り込み、一対一の聞き込みを始めた。
これが出発点になる、~そう確信した。2人になり直接的に話し始めた。

これは~一国銀行・銀行員失踪事件に関する聞き込みである事を簡単に説明した上で
このガソリンスタンドとの取引状況について質問するため、

ガソリンの “ガ” を発音するのに、口を少し開けた途端、

         「このまえ9万円位持ってきた。1ヶ月ぐらい前に~
                          こんな事、初めてだから店中で驚いている」

開いた口が、そのままになっていた。

          「いつ」

これまで、いろんな事件で聞き込みしたが、それほど簡単に~こちらがほしい情報が
手に入るものではない、“お上” の時代は終わった。警察に愛想良く喋る人はまれだ。

だから、こちらのテクニックが必要だが、年々低下している。
必要ないんだ、上から言われた通りにやれば問題はない。
後はコネと昇任試験で出世できる。それで済みだ。

が、このガソリンスタンドでは、こちらが希望する以前に喋り出した。
この店では、よほどの有名人らしい、

しかも銀行員失踪事件の簡単な説明の後、すぐさま~「9万円位持って来た」
との反応があるあたり、従業員の感情の中に、それなりの考えがあるのだろう。

 思わず声が小さくなった。「帳簿を見せてもらえん」と言うと、即座に持ってきた。
返事もない「ん」と言って直ぐだ。動きが早い。よほど迷惑しているようだ。

帳簿と言っても、昔のような手書きの帳面ではない、レジでタイプすれば自動的に印字される、
支払った時間まで印刷されたもので、私の腕時計より正確な時間が記録に残っている。

それを見ると
  

      8月24日  午後1時53分
                    97、800円  
  
                                         ~ 店頭払い~            
                                        

と、なっている。
 
   8月24日、つまり銀行員が行方不明になった日

その当日、ご近所の最も支払いの悪い男が。
     
・・・・・・・・いくら請求しても、まったく応じなかった男が。・・・・・

 経営する喫茶「よってや」は、臨時休業が多く、本人に会えないで、請求すらできず
毎月支払い残金が増えた。が、まったく気にする素振りすら見せなかった。

ふてぶてしい男が。


  ・・・・・・8月24日 一国銀行では、昼休みになっても金を持ったまま
           帰って こない外交員が1人いて、大騒ぎになっていた午後1時から53分過ぎた時間。

喫茶店経営者なら忙しい時間帯の午後1時53分に・・・田岡 大 が
現金を持ち~わざわざ、店まで支払いに来た。・・・こんな事は初めてだと言う・・・・・・・

残金はわずか 68円 
・・・つまり100円単位までの 97、800円を一括払いしたわけだ。

 この時、銀行員の死体は、喫茶店「よってや」の中だろう他に移す時間はない。
このガソリンスタンドから、喫茶店まで目測50メートル。

ご近所から、度重なる請求を受けていたにもかかわらず、支払いができずにいた。
その悔しさをまず解消したのか?

金をつかみ~直接支払いにきた田岡は、悠然としていたらしい。コレが命取りだ。

 トドメをさしてやる。~そう思った。
勢い、過去1年間の支払い状況をコピーしてもらい、持って帰ろうとした時、

フト見るとガソリンを入れた車のナンバーが 4190 と書いている。

ナンバーが変わっている、

           「番号が違うが、別の車にもガソリンを入れるん」

支払い状況表を見ながら尋ねた。


         「車は白のセドリックに変わった。33ナンバーの車、えらい羽振りや。


               ウチにも現金で支払いにくるわ、

                 33ナンバーに乗るわ、女が来るわ、えらい変わり様や、


                                                         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・マッコトおかしい」


指を折りながら、1つ1つ区切って言った。

 
                 「車が変わった。~女じゃ?」あ然としながら問い直した。

車は最近かえた様で、女を乗せ走り回っていると言う。田岡 大は前妻と離婚し、
年上の情婦と一緒に喫茶店の経営を始めた。そこまでは判っていた。が、そのあとの女の事は知らなかった。

 一度に様々な仕事をする必要性のあることが脳裏をかすめた。
ていねいにお礼を言い


    「警察のバカを納得さすためには、できるだけ資料が多い方がいい。

          ~ あの銀行員は、まず殺されちょる。警察はあてにならん、何か判ったら教えてくれ。」

おそらく、相手も~そう思っているだろう、職業を越えた2人の共通点を、
そのままズバリ・単刀直入に言い残し足早に帰った。

 

 栄養士をしている女房、小学4年と5年の女の子、まだオヤジが帰ってきたら喜ぶ年頃だった。
みんな帰りの遅いオヤジを待っていた。この瞬間に疲れが取れ、いやな職場にも・がんばって行ける。
~そんなひととき、いい思い出だった。

 まさかこの時、半年後からオヤジは、17年間連続単身赴任。
その間に昨年死んだ母に続き父が死に、子供は高校、大学と受験戦争。

そして又、女房が乳ガンになろうとは、夢にも思わず、ただ自分の獲物だけを追いかけていた。
一眼国の1つ目小僧を捕まえに、そそっかしい2つ目野郎が、意気込んでメシを食っていた。

 いつも~昔を思い出すと腹ワタが煮えくり返ってくる。
~ひょっとしたら、このときすでに1つ目カラスは、
犯人が 田岡 大 であることを知っていたのかもしれない。

そうであれば、全て説明が付く。が、まだ何の資料も無く、確定的な判断はできなかった。

   その日の内に 四万十市荒川の田岡家付近を~足音を忍ばせ歩きまわり
    
      午前0時頃帰宅した田岡の使用車両 
              高知 33 へ 4190 日産 セドリック 白色 

を確認した。確かに車をかえている。

いまなら33ナンバーの大型車も珍しくないが、
この当時~まだ33ナンバーの車は、出始めだった。

庶民には高値の花で、暴走族もまだ33ナンバーには乗っていなかった。
たぶん中古車だろうが それでも、
つい最近までガソリン代さえ払えない男が、 33ナンバーの車によく乗れるものだ。

かなりの金が入った、今はそれしか判らない、~これで充分だ。

 この頃から私は、夏に買ったビーチサンダルを冬にも履き続けた。
~歩いて音がしないからだ。
自分でも気に入っていたが、今~ 思うと、それだけ頑張って仕事なんかしても何にもならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・むしろ、やるだけ損をする。

仕事する暇があればゴマスリか、
株の勉強でもした方が、気がきいている。と、またもや腹ワタが煮えくり返る。

この時は、まだ ビーチサンダルが気に入っていた。

 翌日は日曜日、何をしてもいい日だ。
中古の日産セドリックを取り扱っている店をさがした。

田舎町じゃ、二軒まわれば直ぐ見つかった。
四万十市の ファニー四万十店 山田と言う従業員が取扱者だった。

 
       125万円位の現金一括払いで購入との事だった。

極めて事務的かつ 簡潔明瞭に聞き込みを済ませ 5分位で店をでた。

車のセールスと顧客は、以前から関係を持っている場合が多く詳しく聞けば、
客すなわち田岡に抜ける。

 そう思った配慮だったが、無駄だった、その後1つ目カラスが、この店で根ほり葉ほり
長々と聞き込みしている、肝心なことを聞かずに、根ほり葉ほりだ。大事な事は他にあった。

この店で 田岡 大 を担当していたのは、今回担当した山田ではなく、岸本と言うセールスだった

岸本はこれまで、田岡の実父との取り引きがあった、その影響で
田岡とも取り引きをする様になった、古いお得意さんだった。

田岡は、これまでと違う担当を指名して、商談をあっさり済ませた。
車一台買うには、あまりに “短い時間”  だったと~第三者から別ルートで聞き込んだ。

なぜ担当を変えたのかこれまでミスもなく、
いいかげんな注文と、金払いの悪い田岡の無理難題を聞いてきた岸本は

        「オレは田岡に裏切られた。
             前の車は精一杯サービスしたのに」
     
                     ・・・・・・・・・・・・・~と、悔しがっていたそうだ。


 この種の情報を直接本人から取ると、必ず田岡に抜ける。まず間違いない。
そう言う配慮が1つ目カラスにはない。1人で動いた方がいい。つくづくそうおもった。
 
 刑事は捜査、捜査と偉そうに言うが、人との接点は、散髪屋のセガレの私が、はるか上だ。
自信ではなく事実だ、話しても無駄。公務員はこの感覚が薄い。特に教師と警察。

 そのなかでも1つ目カラス。話して判る相手じゃない。

この日、自宅に帰り、車とガソリン代の一括支払いについて報告書を書いた。
これなら動くだろう、との期待感が先行していた。

一眼国に迷い込んだ~2つ目野郎が、自分で墓穴を掘り始めた。
深い深い墓を~自分の指先を大地に突き刺し、肉が裂け爪が外れても、やめようとしなかった。

たいした理由は無い。
・・・銀行員は殺されている、犯人は 田岡 大 ~そう確信する
充分な状況が、まな板の上に順序正しく乗っていた。

     その並び方は、私が警察官になって依頼、これほど完璧に並んでいるものは他にはなく、
                                          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コソドロ並の~並び方~いや、それ以下だ。

捕まえて当たり前。その程度の犯罪構成で、その枠組みは極めて単純。
骨組みは~ツマヨウジ程度の細いものだった。 ただそれだけだ。

逆さにしても鼻血も出ない、今のところ どれだけ借金があるか不明である
 田岡 大 と言う男が、銀行員が失踪した8月24日から今日までの間、


  約1箇月間に~確認できるだけで
                  ~135万円位~の現金を使っている事実がある。

との内容を書いた報告書を捜査内勤に提出した。


 内勤から係長・課長・副署長・署長と決済が回る。
それぞれが確認した順番に押印して次にまわす、組織のルールだ。全ての人がこれ以降、

私が書いた報告書を読んだはずだ。いや「はず」ではなく~「読んだ」と断言する。
ただタンス係長だけは、あいかわらずワープロでゲームをしていたので、読んでいたかどうか?定かでない。

 報告書を提出した後、私は自分の鑑識の仕事に専念し平静を装っていた。


が、耳だけは

常に銀行員の捜査状況について、聞き耳を立てる日々が続いた。
私の机の斜め前が課長の席である。

同じ部屋の中で顔の表情、言葉使い等は手に取るように判った。
人間の言葉はあまり信用できないが、口の動き発音、目の動きや~表情は、

なかなか 嘘が付けるものでは無い。
言葉なんか聞く事はない。どうせ腹の中は判っている、
すでに結論は出ているはずだ。このままでは やるはずが無い。




 この1年位前、つまり13年前。四万十市内でひき逃げ事件があった。
酒に酔い道路の真ん中で寝ていた50歳位の男が、車に轢殺(引き殺された)された。

私は道路で寝ていた人間の位置と、その人の性格を疑問に思った。
まず位置、
       死体は国道56号線の中央分離線の約10センチ左側に頭があり、
                          足は中央線に ほぼ垂直に歩道方向にある。

つまり道路左車線を、横断する様に、ほぼ直角に頭を中央に向けて、仰向けに寝ていた事になる。

  車は心臓付近を轢過し、即死の状態だった。
2日後、隣町に住む女性が自首して~一件落着となった。

ひき逃げ死亡事件が、犯人の自首により一挙に解決した。めでたい事件だ。

が、どうしても納得できなかった。

  死亡した男は、大変酒癖が悪かった。
          ~自分の娘の職場に押し掛け、娘の給料を
                                  前借りして飲む、

飲めば飲むほど、眼がすわってランランと輝き、暴れまわることで有名な男で、
酒を飲んで寝込むような、おとなしい飲み方は絶対にしない。

しかも寝た場所が、国道のド真ん中で、頭が中央線。~どう考えても不自然だ。
しかも場所は、人家から  1キロメートル位離れている。
男の家とは逆方向~付近に知り合いもいない。~それ以前に人家がない。



じゃぁ~、なぜ寝た。
ホントに寝たのか?
           ~納得できず、仕事が終わってから調べた。

不審点がいくらでも出てきた。


 書き切れんから、死亡した当日についてのみ簡単に説明すると、
その日~午後11時過ぎまで“自分達”が、“共同経営”する工場の“経営権”に関する問題のため
死んだ本人と同人の親類の者、2人で酒を飲みながら話し合っていた。
 
 最後に飲んだ店では、2人が口論になり、ボトルのウイスキーをカウンターに
全部まき散らして

            「それなら、~○○の所(家)で、話を付けよう」と自分たちのボスの前で

決着を付けるべく店を出た。

        タクシーで、目的地に向かっていたが
                    車内で激しい口論になり、再度・四万十市に引き返した。

場所は、同伴の親類の者が~車を置いている 人気のない、四万十川の河原である。

タクシーから降りた2人は、親類の者が運転し、男を乗せ車を走らせた。
ここまでは、全て裏取り(目撃証言が取れた)ができた。


  2時間後~この親類の者は
     ・・・・・・・・・・鼻血を出し~服に血を付け~死亡した男のオフクロが住む
                アパートに来て、舌がもつれて意味の判らない言葉を残し、イズコかに~消えた。

        4時間後~アパートのオフクロさんに、
                      ~警察から~息子が車に轢殺された~知らせがあった。

 

    これを~私は全部文章に書いて提出した。




この時、捜査の偉い人は、吐き捨てるように「いろいろある」と言って、私の報告書を交通課にまわした。


  交通課は交通課で

               「これが事実なら、ひき逃げではない。これじゃ~・・・事故処理ができん」
・・・・・・・・・・・・と言って、おごりだした。

     ~警察では→“お上手な処理”が、最も大切な“最重要”課題である。


どう考えても、ただの交通事故ではないが、事実はどうでもいい。

 おそらく自首した女性は、死体を~もう一度 轢過したと思う・・・
~つまり交通事故以前に死んでいた。・・死体を~もう一度“轢過・粉砕”し、
致命傷になった傷を“不明”にした。

死体の死亡推定時間は、汽車の時間表のように~分単位・秒単位で、推定できるモノではない。
~また、仮に できたとしても~これでは、法律上の“起訴”することはできない。

~それなら~なにもせず~ひき逃げ犯人を捜した方が得策だ。~それだけのこと。

自首した女性は、一生~・・人間を殺したと、思い続けるだろうが、警察的に考えた場合。
ひき逃げ犯人を早期に逮捕し~事故処理を済ませた 表彰ものの“めでたい事件”を

~バカがイラン事を言い、だい無しにしただけだった。

 死んだ男は酒癖が悪く、家族全員のお荷物だった。
お荷物が、この世から消え、しかも、ひき逃げ犯人が平身低頭し、人を殺した事をあやまり

・・・・・多額の現金を差し出した。

     まさに一石二鳥、まさか文句を言うはずがない。
                    双方~めでたし・めでたし・で、幕となった。

ただ~ 6年後。
この死亡した人と、一緒に車に乗っていた 死者と“親類の人”は、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分の家族が作った料理 には、“毒が入っている”

~との・被害妄想におちいり、
~自分がスパーから買って来た物しか、食べようとしなくなった~と聞く。
 
~なぜそうなった?~これは“霊のしわざ”ですか
すでに時効の時間を過ぎ、また、死体もなく・どうしょうもないが、
私が経験した、警察の仮面の素顔である。

が、この時の捜査幹部と~銀行員失踪事件の幹部は同じだ。

 この事が最初から 私の頭にあった。普通じゃぁ~とうてい無駄、~鼻にも かけんだろう。
誰がどう見ても、銀行員は殺されている。それだけのモノを叩き付けない限り絶対に動かない。

良い材料があれば、自分の手柄にしたい欲望から必ず動き出す。損得と欲、出世と要領。
これが一眼国の1つ目カラスを動かす原動力だ。

エサを見せたら動き出す、それまでは絶対動かない。必要なモノはエサだ。
人並の理屈と食べ物ではだめだ。エサはエサである必要がある。
エサは投げて、喰らわすものだ。人並みな考え方は通用しない。



~しかし~この時の警察署長・刑事課長は、共に~高知県西部では一番大きな“中村警察署”で
無難に勤務すれば~次は県警幹部として、大きくジャンプできる、極めて大切な時期だった。

~これを逃したら~大きな出世はない。・・その踏み台が~中村警察署だ。
         クソ役人にとっては、全てに優先する。・・・これが“冤罪の卵”~むずかしい事ではない。





  私が報告書を提出してから1週間が過ぎた。
自分の机で仕事をしていると、前の席で課長と強行(殺人・暴行・傷害事件などの係り)係

の中田主任、今田巡査の3人が何か話している。
聞き耳を立てると、私が提出した報告書の事を話しているようだった。

 回りに聞こえない様~ボソボソ話す声から、かなり迷惑そうな雰囲気だった。
私の書いた報告書、逆さにしても鼻血も出ない 田岡 大 と言う男が、

8月24日以来 1ヶ月以内に確認できただけで 135万円の現金を使っている。
との内容の文章が、署長まで回って決済終了となり、再度刑事課まで帰って来る。

全幹部が確認した印(しるし)に、それぞれの印鑑を押印して
刑事課に戻って来たものを ファイルに閉じ保管する。

 だから私が書いた この件に関する文章は、もし警察に良心があれば全て残っているはずだ。
が、たぶんないだろう。こんなモノを残していたら自分で自分の首を絞める様なものだ。

1つ目カラスは、それほどお人好しではない。

 私の報告書に関する 3人のヒソヒソ話は、男のお喋りにしては、少し長すぎる間続いた。
この話は聞こえなかったが、最後の方で、独り言とも取れる課長の言葉が聞こえた。

  
           「こんな男じゃ(田岡 大)100や200の金は、
                             どっかから~引っ張て来る」

この吐き捨てる様な言い方の~独り言は、私に聞こえる様にワザト少し大きめの声で 言ったものだろう。

しかし・・「こんな男」~とは?~まだ前科は無いが?警察の厄介に~なった事は、まだ無いのだが
~それを「こんな男とは?」~私を含め誰も知らないはずだが?

        ・・・・・・・・・【・・・・・・・課長さん~あんた~この男の正体?~御存じ?ですか?・・・・・・?】
  


視線は180度・反対方向を向いていた。

    私は ~その人の後頭部を、横目で見ながら、この独り言を聞いた。
               ・・・・・・・・・・・・知って・いなきゃぁ~グチも出ないでしょう。


         ~同時に3羽の1つ目カラスは散った。



100や200の銭と~ワザト大きな声を出した課長さん。
マル暴らしい言い方だ。警察独特の記号、O印の中に暴力団の暴を入れてマル暴。

課長はマル暴出身で、暴力団を相手にする刑事畑で出世してきた。

ヤクザの感覚で~100や200の銭と言えば、100万や200万円の金→正式の組員
なら、いつでもできるだろうが、

この不景気な時代に、一般住民が100万円の金を作るために、どれだけ苦労するか、
苦労できれば、まだいい方で、担保物権が無い者は苦労もできない。
こんな事もわかってないとは思えない。

 やはり私が書いた報告書に反感を持ち、田岡 大と言う男が135万円使ったからと
言っても~100や~200なら 借金すれば すぐできる、~いらん・ことを言うな。
~との独り言だろう。マル暴刑事は、威勢はいいが繊細さがない。

ガサツな馬鹿が多い。
田舎のヤクザ相手なら それでよかろうが、ヤクザにも色々ある。
まして私をヤクザ程度に思ってもらってはこまる、そのうちわからしてやる。

私はこの様な事があれば、ますます馬力がかかる。以前どうしても腹にすえかねることが
あって警察を辞めるつもりで、社会保険労務士と言う国家試験を取った。

その時は当時の署長・副署長の写真を いつでも見える蛍光灯のスイッチ付近に貼り付け、
警察を辞める時は、この2人を蹴り殺してやる。今にみちょれ「押忍」と思いながら頑張った。

 机が無かったからコタツ台で、深夜の3時頃まで勉強し、とうとう2年数カ月座り通した。
コタツ台の下、素足が当たる部分のタタミが腐って、色が変色したのを見た時
「押忍」よくやった。と1人で喜んだ。
  
  この時2人の子供は、まだ保育園だった。女の子2人、一番かわいい時期。
パンツ丸見えのスカートをはき、保育園に通う子供を見るに、警察を辞める事はできなかった。


 今にみちょれ、家族の事を考えれば、ケンカはできんが、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・殺し合いなら相手になってやる。~命があったら死にはせん。

腹を決めて自分の仕事をしていた午後3時過ぎ頃、
一緒に鑑識をしている松田鑑識主任が、一階からあがって来て


     「今、署長室で話して来たが、あの“レイの車”
                   田岡 大  が買った33ナンバーのセドリック。

          エンジントラブルで修理のため工場に入っているらしい。
            修理工場には話しを付けているから、


              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今晩八時頃、秘匿鑑識をする準備をしてくれ」



と、鑑識作業の準備をするよう指示された。
   
何のことか見当がつかなかった。
  
 秘匿鑑識とは相手にわからないように、極秘の内に鑑識資料を採取することだ。
この場合、車の秘匿鑑識だから。

例えば車で死体を運んだ場合、車内に死体の毛髪や皮膚 の一部が落ちる可能性がある。

これら微物をゼラチン紙、アセテート紙と言われる指紋・足跡採取用に使用される粘着性
のある物にくっ付け、採取する方法であるが、

33ナンバーのセドリックを買ったのは・・ ~銀行員が“失踪した後だ”

 私の推測では、銀行員を殺害し現金を奪い取った後、車を買った。
これまでの話を読んでいただければ、おそらく小学生でも理解いただけると思います。

ですから~その車は、事件後の車だ。それを秘匿鑑識して何になる。
・・・・・・・・・死体を片付けたなら、~前の車だろう~灰色の大きな車だ。

 事件以前に使用していた~灰色の車を探し出し、その中から銀行員の毛髪を一本でいいから見つけ出せば。

一気にカタが付く。それが~“後の車を”何の為に?調べるのか・・

ただ、事件前後の~2台の車を~両方秘匿に微物鑑識すると言うのなら話はわかる。

 それが違う、事件の後。金ができた後、逆さにしても鼻血も出ない借金もつれの男が、
ある日突然 キャッシュで購入した33ナンバーの高級車を秘匿鑑識すると言う。

何のためだ?~意味不明すぎて、返答ができず~頭の中で自分の言葉をさがした。

 これが幸いし、私は何の反論もせず、黙ってうなずいたから「イエス」のサインをだした訳だ。


 またもや1人で喫茶「ブルーノート」に行きジャズを聞いたが、
モダンジャズが流れていて、よけい腹がたった。絞り出すような声が聞きたかった。

人間が土壇場で生きる、黒人霊歌の歌詞は空手の「押忍」と同じだ。・・・押忍 夜まで待つ。
                      





 ~この後~証拠偽造・隠滅・公文書偽造~・・おそらく~可能な限りの~大ウソを仕込む~
    ~大ウソの「卵」を~警察と言う大鍋の片隅に残した。~それが解ったのは十数年後である。
 
コレが冤罪の「卵」だ。
  この卵が~何の「卵」か?この時は誰にも謎だ~謎でなかったら~「冤罪の卵」になる資質はない。
     ~・・・・・・・・・・・・・・・・・


「謎」が必要だ。損得から生み落ちた、糞役人の「謎」は、あまり深く考えない方が良い。


(四万十川の夕陽)                                        

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/08(土) 04:31:23|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-9 金と女
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-8 タンス係長     

                       ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-8          タンス係長



 
私は台風に期待していた。

台風で四万十川が増水すれば、
オートバイが捨てられていた舟着き場付近の水が“逆巻き”現象を起こす。

木の葉でも下流に流れない。
いくら増水しても~いや増水すればするほど~流れないんだ。
  
それを見れば、いくら何でもオートバイが流れてきたとは言わないだろう。
それなら事件だ。失踪した銀行員が、現金を持ち逃げしたのではない。

見れば判る、と期待していた。

 1つ目カラスは、見事に裏切った。
どう控えめに考えても、あまりに常識から逸脱した思い付き放題の動きしかなかった。

どんな場合でも「上」の言うことは正しい、神々の御命令に絶対服従し、
1日中・藻屑(もくず)→(ゴミ)と格闘したアホらしさと疲労から、
重い足取りで刑事課への階段をのぼった。

部屋に入るとタンス係長は、あいかわらず机のワープロで、ゲームの真っ最中だった。
今日も1日・涼しいクーラーの中で、マージャンゲームをお楽しみだ。

これで捜査の係長として、メシを喰い・大きな顔をして座っておれる、
まことにコネの力は絶大である。~こんなヤツを目の前にしながら何ができる。

 1にコネ、2に銭、3に要領、“タンス”をワイロに、組織幹部に飛ばした成果だ。
この男を“人の名前”で呼ぼう~などと思った事はない。「タンス」と言えば充分だ。

もっとも警察で出世するヤツは、50歩100歩で~根本的な違いはない。1つ目カラスだ。
  
 
 台風一過、台風が土佐に接近する2日、四万十川が増水し、水が引くまで5日
あわせて1週間ぐらい、期待したり失望したり又あきれたり、
結局~何の成果もないまま時間だけが過ぎた。

この間~私は、ほとんど現場で活動していたので、
捜査状況が、どのような展開をしているか知らなかった。
が、この間に大変な情報が入っていた。

もっとも~大変だと思ったのは私だけだろうが、眼を見張り眠気がすっ飛ぶ様な話だ。

しかも電話連絡で、相手側から警察に通報されたものだった。
それは、銀行員が失踪した当日、8月24日の午前10時過ぎ頃、

パチンコ店の事務所・入り口付近で、失踪した銀行員が、“ある男” と立ち話をしていた。
・・・~と、言うものだった。

 目撃者は、パチンコ店の景品交換所に勤務する女性で、
景品やお金を出し入れする~小さな窓口(窓と言うより、出し入れ口)から目撃した~ との事だった。

詳しい内容は、今田刑事が・目撃した女性から取った供述調書に全て書かれていた。

まず、その調書をコピーして何回も読んだ。
内容は、パチンコ四万十の裏側にある同店事務所出入り口に

一国銀行の銀行員が、オートバイでやって来て、
バイクをパチンコ店事務所出入り口に向け~建物に対して直角に→真っ直ぐとめた。

 その「直後」に灰色の大きな車に1人だけ乗った、40歳ぐらいのガッチリした体格の男が
車を銀行員のバイクに→直角になる角度にとめ~運転席から体を助手席側に倒し、

・・・窓ごしに~車内から~銀行員と長い間、立ち話をしていた。

この状況を景品交換所の小窓から一部始終見たもので、
小窓から銀行員までの距離は、約20メートル。充分確認できる距離である。

時間について、目撃者は・テレビの刑事ドラマ「はぐれ刑事純情派」を見ながら
~仕事をしていたので、このドラマの放映時間・・午前10時から午前11時の間に限定される。

銀行員は、最後にガス屋に寄っている。・・~ガス屋に言った

           「近くに用事ができたので、寄りました」とは、

このパチンコ屋で、立ち話した男とは考えられないか~いや、充分可能性がある。

ガス屋に寄る1時間ないし・1時間30分前~「寄って」と顧客から声がかかれば
銀行員は必ず行く。~銀行員がよく言う「お伺いします」と言う言動だ。

パチンコ屋の男は、極めて重要である。ただ納得できない点が2箇所ある。



     目撃女性の供述では


              「銀行員が、こんな場所で立ち話をするのは、
                       ・・・・・・おかしいと、思ったので~注意して見た」・・と、ある。

・・・・・なぜ「おかしい」。

銀行員は、どんな所でも顧客と話す。
~人と関係を造る糸口をつかみ、
やがて自分のお得意さんにするためだ。~それが判らない~はずがない。

・・・教師や警察なら判らないだろうが、・・・~長いあいだ、パチンコの景品交換をしている女性、
・・鉄火場の女に~わからん・わけがない・・今までに、色んな人間を見たはずだ、

~博打場の裏方なら、見たはずだ。~世の中の裏を見たはずだ。

その裏方が、立ち話をする銀行員を「不自然」と感じたから “注視” したと~書いている。
が、~「なぜ」そう感じたか?・・書いてない。・・・・・・・・「なぜ」の部分が無い。


 次に銀行員と・その男は「5分位」~“長話” をしていたので “おかしい” と思い、
男が乗っている車のナンバー「4707」を “メモ” して~人に話し、・・・~警察に通報した。
~・・・~との事だ。

しかも~車のナンバー “高知○○・4707” の全部をメモした。
~普通~は、数字だけだ。それをナンバープレートの全部をメモした??・・まるで~警察官みたいだ?

それに?~女性の感覚で~“5分”~は、長いだろうか

・・~それで、ナンバーを~“メモ書き” するだろうか?
~「なぜ」そうした。・・・~「ナゼ」がない。

・・・・・・・・・・・・・・コノ目撃調書は、相手の言いなりに書いた~「伝言板」にすぎない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少なくとも~警察官の供述調書ではない。まぁ~こんなもんだ。~普通だろう~


 さらに、もう一つ

~銀行員がオートバイで来た“直後”に、灰色の大きな車に乗った男が
銀行員のオートバイと、直角になる位置に車を停め~車内から銀行員に話しかけた・・と、ある。

・・なぜ?“直後” に~“直角” になる位置に “侵入” できた?~
・・・パチンコ屋には~いつでも駐車車両が多いはずだ。

よほどタイミング良く~パチンコ屋に入って来なければ~このような図柄には成らない。
・・近くで見ていたのか





  昔、選挙違反のタレコミがあった。警察は、情報に飛びつき違反者を逮捕した。
~が、私が調べたところ~・・タレ込んだ者は、
それまで支持していた立候補者を裏切り、敵の陣営に寝返りした

~その手土産に、警察に通報したわけで。
警察は、ただ利用されただけだった。が、そんな事はどうでもいい。

逮捕して成績を上げれば、それでいいのだ。~確かにそれで、いいのかもしれない。
が、しかし、警察官ともあろうものが、人の裏の感情を見抜けないでどうする。

 そんな感覚では、犯人は・コノ人、被害者は・コノ人、目撃者は・コノ人、~と、全て完全にそろった。
出来上がった事件しか処理できない。単なる処理屋・事務屋でしかない。
現に迷宮入りになった・殺人事件が高知県や全国にどれだけある。

これ以上言わなくても統計的な数字が全てを物語っているし、
犯人が第2・第3の事件をおこした場合、たまたま運悪く全国的に話題になり

マスコミ報道された場合にのみ、警察の不祥事として報道され、
数週間だけ評論家と言う~知識人であろう人々が、テレビで小銭を稼ぐ日々が続くが、

現実的には処理屋と事務屋が処理した事件が、その後~発展するか否か。
これだけの違いで、~丸く収まるか~話題になるか~不祥事になるか?

まるで株価が上がるか下がるか、~どこの株で・どれだけもうかったか、
全く予想もできない変化と、同じレベルの話であり、処理屋がやっている事は、
いつも同じ、~結果は神様にも解らない~それまでは・・・・~そのままだ。

 

 私は「ナゼ」が理解できるまでは、全てを調べる。
パチンコ店前で銀行員と立ち話をしていた男の件について、通報した目撃女性の「ナゼ」は

私にとっては不可解である

目撃女性を数回尾行し、パチンコ屋の近くにある店に、出入りしているのをつきとめた。
その店は裏で~金貸しをしている「焼き肉屋」~絵に描いた様な“お店”だった。

さらに金貸しを尾行すると、何とパチンコ屋で銀行員と話していた男が現れた。

つまり初めから~この3人は、ひとつのサークルにいた事になる。

だから、100パーセントの確信を得たのだ。~が、・・・・・・・それは、まだ先の事だ。
まだまだ、1つ目カラスと、うんざりするような、おつき合いをした後で、たどり着いた結論だが

~そこまで行ったとき、私は突然飛ばされた。

まさに信じがたい悪魔が、この時から私の回りを遠巻にユルユルと踊っていたが、
まだ姿は見えなかった。

 ただ、1つ目カラスだけは、このあたりから、数がしだいに増えて
私の回りを 下品な飛び方をするようになっていた。

下品なだけに、手の内がよく見え、おかげでたすかった。
だから私も、悪魔と一緒に踊ることにしたのだ。

これ以降私は、警察組織から蒸し込まれ万年巡査を継続中だが
悪魔のおかげで、退屈はしなかった。





    1つ目カラスがやった事は、パチンコ屋の目撃女性が見た車、
             
         灰色の大きな車「4707」から

              所有者  四万十市荒川  
                         田岡 大  


~を、割り出した。ここまでは誰でもできる。



 その後が一眼国だ。
1つ目カラスが “直撃インタビュー” に走った。・・・インタビューとは何か?

捜査とは思えないから、直撃インタビューと言ったんだ

・・・・・なんと~田岡 大 ・・本人に、2つの質問を行った。

 

 <1つは>
      8月24日 パチンコ屋の事務所出入り口付近で、自分の車に乗ったまま銀行員と、
                                    ・・・・・・・・・・「お話した事は、ないか

  <次に> 
      8月下旬、渡川大橋下付近の四万十川河川敷にあった
                ナンバープレートのない ・・オートバイのところまで、
                                       ・・・・・・・・・行った事はないか

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<この2つだ


しかも、本署まで任意同行して質問したのではなく、田岡 大 ・・本人の家まで
                            ~刑事さんが行って、聞いてきたものだ。

・・・・・~だから “直撃インタビュー” と言った。


  

・・~常識で考えてみろこの 田岡 大 が、もし・・・「本ボシ」ならどうする?
 この“2つ” は、犯人を自供さすためには、絶対必要な内容だ。

この“2つ”を、まだ何も調べてない白紙の状態で、どうして本人に言う必要がある。

 こちら(警察)の手の内を相手に見せ、しかも相手の解答を求めた。
この質問に・正直に答える人間が、この“地球の中” にいるのか

・・・・・・・・・・・・・・・この2つの質問に「はい」・・と言えば

           「全部、私がやりました」と、全てを認めたのと同じだろう。


小学生でも判りそうな事で、もし本ボシなら喋るわけがない。
また、この段階で質問の必要性もない。


   ~当たり前の解答が、本人から帰ってきた

               「ナンバーの無いオートバイのことは知りません。
                         銀行員と逢って話したことは、ありません。
                   
                  私の車を誰かが乗って行ったのかもしれませんが、誰だか判りません」


この解答に対し、本人の家の中では、何の追求もできないし、また・する気もなかった様だ。

  ~だから直撃インタビューと言った。


少なくとも警察官が、やる仕事ではない。


  しかも 田岡 大・・の ~ご本人の家から前を見て、何とも思わないのか・・・前だ

御本人の家は、四万十市荒川の道路沿いにある~その、前を見ろ




(四万十川)

(赤鉄橋)



前には日本最後の清流 四万十川が朗々と流れている。さえぎるものは何もない。

・・だから前を見ろ・・眼が見えたらわかる。~その眼前に何がある・・あるだろう

・・・目の前・・・直線で約300メートルの四万十川沿いに

     ~青色のビニールがドロドロに融け、その下に一国銀行の名前が入った
                伝票様の書類が捨てられていた場所が、見えるはずだ

 私は、過去6年間の被害届を一枚一枚調べた。
その結果、四万十市具同の会社員宅から盗まれた、現金入りの手提げバックが
金を抜き取られた後・捨てられていた。

~・・・捨てられた場所は~ソコダ~・・今、現在・・あなた方の眼で見る事ができる。
その青色のビニールが、ドロドロに融けていた場所の近くだ

その場所は、・・地元住民のゴミ焼き場と、目と鼻の距離しか離れてない。
普段から~田岡が、ゴミを燃やしている場所だ。ヤツの川舟は~その前に係留している

・・・・・盗んだモノを・いつものように~いつもの場所で、~処分していた場所だ

そこから少し、目の角度を右にやると、オートバイのナンバープレートを捨てていた
渡川大橋付近が網膜に写るだろう。

・・・・・・・・・・・・そして、少し上半身を前のめりにして、首を右に向けると、
・・・さらに300メートル位上流のオートバイを捨てていた・鉄道高架橋が見えるだろう。・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全て一望できるはずだ

    ~3つの点が、日本最後の清流、四万十川の素晴らしい景観の中で、~御観覧できる。
        ~その~3点の要となる~1点が
                         ・・・刑事さんが御質問の田岡の御家だ

       ~本件強盗殺人犯人の御家に、おじゃました刑事さん・・
             ご親切に~警察の手の内を全て ~ご披露し、やさしく御質問した後、
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~いったい何と言って~お帰りになったのか?・・・

                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バカバカしくて、~聞くのを忘れてしまった。



 一眼国の1つ目カラスさん、
あんたがたは、なんでも「上」から言われた通りに~やって・おればいい。

「上」が~銀行員は失踪したと言えば、「上」が期待する解答を持って帰ればいい。
本人に~「聞いてこい」と言われたら、行って~「直撃インタビュー」・・・か?

これも “事件ではない~失踪だ” ・・・との~大前提を基に、
それぞれが “愚直” に動いた結果だ。
優秀な警察官は、いかなる場合でも・・常に “愚直” である。“コロシ” の感覚は、全く無かった。


・・・・・一眼国の常識と世間の常識は違う、違う所で何を言っても始まらん。
                     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もういい・帰ってクソして寝ろ。

 
 何一つ納得できる動きは無かった。妥当な動きをし、結果・何も無いのならまだしも、
~動きそのものが無かった。



  時々失踪した銀行員の父親が刑事課を訪れ、陣中見舞いのジュースやドリンクを置いて帰る。
この時の数分間だけ、刑事課の雰囲気が緊張した。

      「~やっています。~ガンバッテマス」課長をはじめ、一丸となってお礼を言って、

陣中見舞いをいただいた。

父親が帰ると途端に~1つ目カラスが飛び出した。

          「この銀行員、おかしな事を言うちょる。スーパーに行ったとき店員に、
          
                 『僕はタバコをやめたい。
                      僕がタバコを持ったら~コラ言うてオゴッテや(しかって)』

             と、言ったらしい。             
            
               ~大の大人がこんな事を言うか、子供みたいに。
                        ・・・・・・頭ぁ~オカシイ ん-じゃぁ~ないか?コイツ」


                「フィリピン人ホステスの彼女がおったらしい。
                           ・・・・・・・・・・・体格がいいから、酒も強いじゃろう」
           
           「“女”と、逃げたがじゃぁ~」


 一眼国の1つ目カラスが、何の根拠も無いウワサ話に花を咲かせながら
陣中見舞いのドリンクを飲んでいる。 ・・・これは、すべて捜査幹部が音頭を取った。

失踪した銀行員 佐田 伸一は、ほとんど酒が飲めない。
こんな基本的な事も、まだつかんでない。

“タバコをやめたい”~と言う銀行員の会話のどこがおかしい、
禁煙中の銀行員に、スーパーの店員が注意したら、この店員は銀行員の話題の中に入り込み、

いつか銀行員の顧客になる可能性を含んでいる。

これが「畑」をつくり、人を造る切っ掛けとなる。
こんな仕事をした事が無いから、常識的な動きが判らず、全て子供の様に言葉そのものを
鵜呑みにするバカが多い。

根拠があるんなら、ウワサでも何でも、多少汚いことでも言えばいい。
が、いやしくも警察でメシを食らう人間が、~コウだろう、~アアだろう、~コウらしい、

・・・等と、~「だろう」とか~・・「らしい」~と言う言葉は、絶対~口に出すものではない。

・・・・・ 目や耳は2つあるが、口は1つしかない。数が少ない。

1つしか無い口を使うなら、
~よくよく頭で考えて、口を使うことだ。

まして、人の命を調査中の警察官がだ。
口が裂けても  ~「らしい」等と言うべきではない。命の言葉だ。・・・・・・・・・

・・が、優秀な~愚直な警察官は、常に「上」が期待する雰囲気を創造する。

少しでも通常と異なるモノは~全て「上」の期待に~誘導した。
~愚直な・・誘導だ。~誘導も、ゴマすりの演出だ
            ・・・・・・・・・・・・これが、警察が創る “冤罪” の源流である。
 
 

 「押忍」と言う言葉がある、一番すきな言葉だ。
オッスと言えば御婦人には聞こえが悪いだろうが、押忍とは空手の言葉で、
押して押して、 ~なおかつ押して、更に忍べ、との教えである。

相手に攻撃され、何も出来ないぐらいに叩き伸ばされた時「押忍」の一言でまた動ける。
・・・・一歩前に、さらに前に、押忍。

相手に殴られたら、蹴り殺せ。「押忍」。大の男が口先で喋るな。と、言いたいところだが
あいにく妻子がおるので、黙って喫茶店でジャズを聞く時間が増えた。
 
1つ目カラスが、巷からくわえて来た一眼国の情報を1つ1つ整理し
ファイルに閉じられ~ロッカーに仕舞われた。

資料には、一国銀行・銀行員失踪事件と表題が書かれ、すでにコロシなどと言う言葉は
・・・・・・どこにもなかった。

 失踪から、もうすぐ~1ヶ月たつと感じた日~それしか記憶に無い。
~確かに、まだ30日は、経過していなかったと思う。

全署員が、会議室に集められた。そこで型どおりの署長訓示の後~ ・・・
署長から~ “民主的” な~“意見交換” が、なされた。
  
 私が警察官になってから~・・始めて経験した、極めて “民主的” な “出来事” だった。

・・・・・・・~署長が~全署員に・・・意見を聞いた。・・・・・・こんな事は、一度も無かった。

  ・・・・・・・・・・・・・「銀行員の失踪事件を~どう思うか??」・・・・涙が出るほど民主的だった。

                                                   ・・・・・・・署長が「どう思うか」・・と、署員に聞くこと事態、・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは事件じゃない失踪だ

と、言っているのと同じだ。

空気は口ほどに物を言い、もともと「失踪」の空気の中で意見を聞かれたら

~反対意見を出す者は、いない。
              
                  みなさん~愚直な~優秀・警察官だ~アホは、一人しかいない
                    ・・・・・・・・・・また、意見を出すほど~根拠ある調査は、していなかった。

現に、現場で聞き込みする際に~「事件と決めて、聞き込みするな」~との御命令であった。

つまり、世間の住民に対し~「事件」~として警察が捜査していたら、

        「あの銀行員は殺された」との噂をつくる。

だから、ただ単に「失踪した銀行員の行き先」について調べたにしか過ぎない。

何も言わず、ただ銀行員の写真を見せて「この人」を知りませんか?と言う、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・家出人風の取り扱いしか、していなかったので、


  私に
     「この前、刑事が店に来て~銀行員の事を聞いて帰ったが、アレは、どうしたの」
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・との、問い合わせが数多くあった。


 人は、~特に田舎では、他人に対する中傷はしない。悪口は言わない。
 
   悪く言えば、回り回って本人や親類・友人・知人に話の内容が抜けるからだ。


           「誰々が、アンタの悪口を、・・・と言っていた」こんな事が本人に抜けたら、


喋った人が大変な事になる。

まして「大金を持ち逃げした」「フィリピン人ホステスと逃げた」と、
刑事課が~“オンみずから”・・・ ~噂を立てた後で、~「家出人」の事を聞きに行っても、
喋る人はいない。

   しかも、この根も葉も無い・オカシナ噂は、誰が立てた・・・・・
      ・・・・・・・警察の中の・刑事課の刑事・が、刑事課長を中心に噂したものだ。

~・・警察が噂を立て、・・「家出人」の聞き込みをして、
             ・・「何にも~ありませんでした」と、報告して終わりか?・・・・・
                         ・・・・・・・・・・・作為的に、噂を立てたのだろう

・・・・・アンタ・猿か?・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・猿でも~まだ1ヶ月も~たってない、
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかこの時期に、意見も何も無いものだ。

すでに演出されていた。~警察は何も~やりたくない。「事件と言うな」~「失踪だ」
~このリズムで町中に聞き込みに走る。~町中が「失踪」で落ち着く~
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仕上げは民主的な話し合い。

「ヤレ」と一言いえばまだしも・・~「どう思うか」などと言う、
・・・アイマイな初めて聞く ~民主的な御言葉を頂いた、一眼国の1つ目カラスは、

・・みな~それぞれ~手持ちの仕事に帰っていった。


 祭りの後で、露天商が早々と店じまいを済ませ、
店の屋台骨を取り外し、運び去った後には、路面に食べカスやら、汁が落ちたシミだけが ・・・残った。

やがて雨が降り、風が吹けば、もとの路面に戻り何事もなかったかのように
一眼国の1つ目カラスが、歩き回っていた。・・・・・・・・・・~めでたし、めでたし、一件落着。

一眼国の祭りが終わった。が、~形式的には継続捜査を強調した。
・・・・・・継続捜査 “強化中” 「~やっています・~頑張っています」の形骸化した形を指し示す為、

専用の~“情報用紙”~が印刷され、部屋の隅に置かれていた。
形だけの継続捜査の小道具である「やっています、頑張っています」の形を取り付ける、

見せ掛けの道具は、使ってはいけない。・・・・・・・・・・・・そんな事は充分判っている。
~が、これをホントに使いだした~2つ目のバカ野郎がいた。

                  一眼国に迷い込んで、見世物にされた、2つ目のバカ野郎だ。

 


    2つ目・野郎は夜動いた。

昼はおとなしく自分の仕事をこなし、1つ目カラスが寝静まってから~ノソリと外に出た。
普通なら時間外勤務手当てを請求できる時間帯だが、そんな事をしたら、

動いていることがバレルから、決定的な確信を得るまでは1人でいく。
1人のほうが、1つ目カラスに荒らされないで仕事が出来る。

 これまでにも殺しの現場で世間話をしながら、重要な情報を取っていた矢先、
 ・・・・1つ目カラスが2羽やって来て、・・・・自分達の感覚だけで、喋りまくったために

私が取ろうとした相手が、途端に無口になり、押し黙ってしまった、いやな経験がある。
どうして相手の感情を考えないのか、人には~それぞれ立場がある。相手の立場に立ち、

まず~相手が最も喋りやすい状態を演出することが先決だが、公務員にはその感覚が無い、
~特に、教師と警察にはない。



 いまだに記憶に残る、いやな想い出がある。私が警察官になって2年目だった、
当時は、まだ夢や希望も人並み以上にあり、新天地で燃えていた時代だった。

深夜、1時ごろになると、近くの中華料理店からラーメンの出前を頼むのが常だった。
都会なら午前1時でも営業時間だが、

この田舎で、深夜ラーメンの出前を注文するのは、警察ぐらいなものだ。

 ・・飲酒運転の取り締まりで、ラーメン屋の客が、警察に捕まったことがある。
店でケンカがあって、 包丁を持っていた男が、逮捕された事もある。・・~何があるか、わからない。

~だから、警察から注文があれば~イヤでも出前をする。

田舎で午前1時といえば閉店時間~そのころ、警察からラーメンの注文が入ってくる。

・・・・・・・・・しかも~ 一杯か・二杯。
・・これで~どれだけの “もうけ” がある?

が、イヤでも~何も言わず、一杯でも・ラーメンをもってくる。~なぜ持ってくるのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これが・警察には、判らんらしい。

 この時、私は警察を理解して、いなかった。

だから言った~
  ・・・「夜中に出前を頼んだら気の毒だ」と、散髪屋のセガレが先輩を意見した。

~途端に~

        「いやなら出前を断ればいい。電話で話しができるだろう~お前が偉そうに言うな」

~と、・・ナントも・すごい答えだ。

                 「いやなら断れ」
                     ・・・・・・・・そんな事では、商売はできない。

薄利多売で利益を上げ、自分の力で生きているのが小さな商売人。純ナマだ

税金で、給料をもらっている公務員とは、わけが違う。
警察官と言う生き物の感覚が、だんだん~わかってきた。
その後、一緒に仕事をする度に~数限りなく、見せていただきました。


 私がいつも思う事は、「世間がわからん」と言うのならまだいい。
問題は、~わかろうとする~感覚が~欠落している。
  
感覚そのものが無い。

だから一眼国の1つ目カラスと言う、・・・へんな中傷で、言うわけじゃない。
まかり間違っても、オーバーに欠点だけを前面に出しているワケではない。
  
 感覚が、世間の常識から欠落している。欠落だ。
こんな感覚で・死体なき強盗殺人事件~一国銀行・銀行員失踪事件を追え~と、言っても

どだい無理だった。


 1つ目カラスが直撃インタビューした、

四万十市荒川 田岡 大 は、誰がどう 考えても普通じゃない。

私は、もう少し~ニヒルに書きたかったが、これまで読んでいただいた内容から、
これだけの材料がありながら~何もしない警察が異常で、

容疑者の 田岡 大は、ただおかしいだけだ。
変な言い方だが~直訳すればこうなる。

これまでの材料を1つ1つ並べた場合、いまさらドラマのように奇抜な推理を書けば、
~それこそ吉本新喜劇になる。

  これで何も感じない人間は、正常ではない。

が、警察には警察のモノサシがある世間の非常識は、警察の常識だ。

警察では「矛盾」とかいて「常識」と読む。

正常とは「上」から見た観念的競合を作為的に判断する言葉のアヤだ?・・・・
・・・・・・・・・自分でも何を言いたいのか・よくわからない、まさに吉本新喜劇。

 吉本の寛平師匠と、お話し、している様なものだ。
吉本探偵団と言う名前で、売り込んだら、うけるかもしれん。

私はなぜか妄想の中で、笑いにしたがる。おそらくこれも逃避の1つだろう。
どうしようもない現実からの逃避行である。

 まず田岡 大の職業から調べた。喫茶店経営とある~どこの “きっさてんや”?。
と、寛平さんの~物まねをしながらフト見ると、寛平の「アヘ~」が凍り付いた。

         「喫茶 よってや」これが店の名前だ。

 失踪した銀行員が最後に寄った。~あのガス屋、
銀行員は「近くに行く所ができたから、ついでに寄った」と言った、

                 ~あのガス屋から直線で、100メートルも離れてない

歩いて2・3分、オートバイなら30秒。

後で調べたら、喫茶店で使っているガスは、銀行員が最後に寄った~ガス屋から取っていた。ガス屋の顧客だ。


     この男がパチンコ屋の~事務所出入り口付近で、銀行員と話していた男・・・・・

と思うと、今更ながらに直撃インタビューが悔やまれる。
現に、本人は否認しているが、パチンコ屋で使われた車は、田岡の車だ。

何ともお粗末。確かに状況証拠だ、しかしコソドロでも~これだけの状況証拠は残してない。

 まるで状況証拠のブローカーだ。
これで~何もしないとは、不可解極まりない。理解しがたい警察のうごきだ.





 ・・~ほんとは・理解していた。~「動く」とは「事件だ」~これは「失踪」で決まりだ。

・・・誰が決めた?
・・・・・・・・・~神々の神・警察幹部だ。~なぜか?~「お役人」の目的は出世だ。
定年までに~どこまで出世できるか・これが問題だ。

~そのためには「失点」「失策」を極限まで回避する。~目の前の御栄転が逃げないように
徹底した保身を計るのが王道である。主義も思想もない。ただ自己保身あるのみ。

・・・~今年一杯。今年だけでいい~何事もなく、可もなく不可もなく過ごせば、来年は県本部に御栄転だ。
・・・このチャンスに~なにやらワカラン “失踪” を “事件” にする必要はない


このクソ役人の~ “保身” が冤罪事件の原点・源流だ。
むずかしいことではない、まかり間違っても「国家権力」と表現するような大袈裟なモノではない。

 「冤罪」の発端は、糞役人の「損」「得」である。ただ、それだけだ。

しかし、出した結論を「間違い」であると~「非」を認めたら糞役人が困るから、
その後は、国家権力を最大限に「悪用」して“隠ぺい工作”にかかる。

~やっぱり主役は糞役人。~絶対に「非」を認めない。国も被害者の1人だろう。

「非」は兔(うさぎ)にある。
兔が逃げない様に、公の冠で囲えば、冤罪の「」になる。

 罪は罪にあらず。・・・・・ただの兔だ。・・・~たいした事ではない。
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・非はウサギにあり。

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/06(木) 04:00:48|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-8 タンス係長
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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-7 一つ目カラス     

                 ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-7          一つ目カラス
        
       



  最近、夢の中に変な鳥が出てくるようになった。

カラスだ、普通のカラスじゃない。眼が1つ。
1つ目カラスの眼は、縦長に切れている。
・・・・・・・・・・・・・何とも卑猥な眼だ。
  
黒いカラスは警察の制服の色、
眼が1つなのは、世間を見る視野が半分しかない 狭さを象徴している。

足は4本。鳥やら獣だか判らない。
~なんとも不気味であり、こっけいでもある。
 
このカラスが夢の中で、私を見てニターと笑う。
追えば飛んでいき、またすぐ戻ってくる。
またニターと笑う、なんともイヤミなカラスだ。

なんでこんなカラスが、夢に出てくるようになったのか?自分なりに分析してみるに。

「一眼国」と言う古典落語があった。
腕っ節の強いソソッカシイ男が、山を歩いているとき1つ目小僧を見つけ、
驚いて立ち止まった隙に逃げられた。

1つ目小僧がいると言う事は、そいつの親がいるはずだ。
捕まえて見せ物小屋に売り飛ばしたらカネになる。
そう思った男は充分な支度をして、1つ目が住む国へ乗り込んで行った。

ところが、あっさり捕まってしまって、オリに入れられ見せ物にされてしまった。

         「さあさあ、これが~眼が2つある2つ目野郎だ、代金は後でいいから見ていきな」と

客寄せの1つ目小僧に威勢良くはやし立てられ、大勢の見物客が押し寄せて来た。

一眼国では、2つ目野郎が金になる。と言う小話だ。
まるで自分の事を言われているようで面白かった。
一眼国(警察)に迷い込んだ ひょうきん者。ここは一眼国だ。
~そう思う・・・・・・その続きが夢の中のカラスだ。

 カラスは断言する。オートバイは上流から流れて来た。
川は流れるものだ、流れて何がおかしい。どっかで~オートバイを岸から投げ捨て、

その後・オートバイの荷カゴに付いているビニールカバーを燃やし逃走したもので、 
                                                                                ・・・・・・・・・・・事件ではなく失踪だ。

銀行員が金を持ち逃げしたんだ。~どっかに女がいる。・・・・・・・
・・・などなど・・・何の根拠も無い推測が渦を巻いて流れ出した。

・・・しかし、失踪するのに
~なんで~ビニールカバーを~“燃やす”~必要がある


 型どおりの聞き込みは依然続けられているが、
二人一組の刑事さんが車で乗り付け、ある日とつぜん訪問してくる。

そして「事件」とも~何とも言わず、
ただ・・銀行員を見なかったか?と言う質問を、あちこちで繰り返すのみ。

・・・初対面の刑事さん、お二人が突然現れ、
見ず知らずの人に、そんな聞き方をしても喋るわけがないだろう。

~失踪である、「事件」とは言うな。上からの厳命である。
・・・刑事の最初の言葉が“失踪”なら、
~次の発言として、地域住民が“事件情報”を出すか・・~出すわけがない。

 昔の刑事なら、あちこちに自分の情報網を持ち「畑」と言って
~普段から、大事に耕し育ててきた。

いざ事が起きたら無数の「畑」から情報を吸い上げ、事件のにおいを嗅ぎ分ける。

~それが刑事だった。

今・そんな刑事はいない、
ただ目の前の・分かり切った事件を「上」の言う通り処理しておればいい。
~処理屋だ。

後は上手に酒を飲んで、軽くゴマがすれたら御の字、コネと昇任試験で出世する。
何の魅力も感じない、~よい子の動物園だ。

毎日毎日・ただ“真面目”に聞き込み捜査が実施された。

      今日は、あの角から~そこの曲がり角まで、明日は川沿いに聞き込み。

  日本人よ~マジメとはなんだろう?~茶化して言う訳ではない。本気だ。マジメとは何か?
右を向けと言われたら、朝から晩まで右を向き、左を向けと言われたら
~朝から晩まで、 左を向くのが真面目か?


「上」から失踪だといわれたら、何の疑問も感じず「はい失踪です」と言うのが真面目か?

                                  ・・・・・・・・・・クソして死ね~クソボケが。

 「事件」とも言わず、いくら聞き込みしても~何が出る出る物も出ない。出るわけがない。

憤慨に値する聞き込み捜査が、報告されていた。 

情報網 “畑” がない刑事が、100人・200人~いても~いなくても、結果は同じ~なにも出ない。
また、これを理解する幹部は、一人もいなかった。
 


 失踪した銀行員が~失踪する最後に訪れた取引先。最も重要なポイントの1つだ。

この日、銀行員は四万十市の~あるガス屋に、定期預金証書の期限更新の手続きの為、

わざわざ、この店に立ち寄っている。
これは一国銀行の調査から判明した事実である。

 重要なポイントは、直ぐさま刑事課に報告された。
報告を受けた刑事さん~やはり二人一組で~このガス屋に行き銀行員が何を言ったか、

どちらに帰ったか~“ネホリ・ハホリ”~聞きまくって、帰って来た。
~その内容を報告する。

報告を受けた・ボス猿が・・・報告内容を詳細に分析する・・・重箱の隅を~ツッツク様に。


        報告内容に、聞き抜かっていたことがある。

                   定期預金の内容は・・聞いてない。


幹部の指摘を受け、即、別の刑事さんが車で走る。

   ・・・・・~帰って報告する。・・・しかし、定期預金の金額や内容?が~なんの意味がある?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは??ガス屋の勝手だ???・・・・・・・・?


    またその次に、

        ~オートバイは、どちらの方向に~向かって、止めていたか


            ~と言う質問を思いついた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞いてない。・・・・・


また別の刑事が走る。・・・・・・オートバイを止めていた~角度~が問題らしい?

~しかし・・これは、交通事故か?・・・・・・・角度がどうしたの?・・・・・・

~・・・犬が西むきゃぁ~シッポは東よ~?・・・・オートバイが、西むいて止まっていたら、

・・・・・・・・・・・・・・必ず西へ帰るのか???・・
                ・・・・・それが~どうしたの???????・・・・・



・・こうして次から次ぎに、このガス屋さん宅に、刑事さんが延べ10人前後 ・・・走り込んだ。

 

  田舎の商売人と言うものは、他人の眼や体裁をことのほか気にするものだ。
次から次ぎに刑事さんの訪問を受けたガス屋さんは、

困り果て~知人に・・・~こう言ったそうだ


      「刑事が、次ぎから、次ぎから~、~店に来て、~色んなことを聞いて帰る。
               ワシが、なんかやったようで、気味が悪い、~めったなことは言われん」


 刑事が店に入った事は、近所の人が見ている。

 あの店に入った。~と、・・・・・・・・・・~何を調べている。~何かあったか?

近隣の者は平静を装い、一部始終観察している。そんな状況の中で、ガス屋が喋るわけがない。

・・・~まして~「事件」とは言ってない。~・・・

こんな事、テレビや映画の刑事ドラマしか知らない人は、信じないだろうが、
現実にはよくある話で、

 大きい事件になればなるほど、バカ幹部が~必要ないことまで
・・・・・・・・・・・「あれはどうだ、これはどうだ」と、思いつき放題に指摘してくる。

捜査の経験がある人が、指摘するならともかく、
田舎の警察では、全く経験のない者が、 どんどん出世して署長になる場合が多々ある。

そう言うヤツが偉そうにふんぞり返り、さも捜査の指揮官たる眼光で、あれやこれや
指摘すると、現場は大混乱の形相を示すが、世間の常識を知らない公務員諸君は、

一般住民が迷惑している、などと言う観念は全くない。~かけらもない。

      ひどい場合は、犯人の親戚の家で聞き込みしたバカもいた。・・・犯人に筒抜けだ。



 私は散髪屋の息子だ。
子供の時から、人のつながりがいかに大事か、メシを食いながら 見て来た。

つながりの中に自分があり、生活の糧がある。
公務員、~特に教師や警察には~この観念が無い者がいる。

たしかに全部ではない、立派な人もいる。が、子供のように~全く何もない人も見かける。

何も気にしてないバカが、同じ人として生きている。
まことに嘆かわしい事だが~どうしようもない。



  定期預金証書の中身や、まったく必要無い事まで聞かれたガス屋さんは、
すっかりヘソを曲げて、肝心な事を喋ってない。こうなったら誰が行っても無益。~ムダだ。

しかし、いくら無益であっても・最も必要な情報が眠っている。~との思いは、警察には無かった。


~恐ろしい事だ。

 恐ろしいとは、オーバーな表現と思うだろう。ソレは違う、~まことに恐ろしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・まずガス屋が喋ってない、と言う観念が無い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次にナゼそうなったか?~と言う、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思いやりが欠落している。

欠落とは、無いわけではない。~それ以上だ、・・感情がない・感覚がない・観念がない・
全てがない、~だから、「悪い」とか、「問題」だ、とか、・・・何の疑問も思い付かない、感じない。


・・・いわゆる欠落だ。~もともと~何にもない。「落とす」前に~「ない」~ ・・・。

まさに欠落、~感じない・~感じる事ができないから~「恐ろしい」と言った。

警察が持ち帰ったガス屋からの情報は、何時に銀行員が来て、何をして、
どの方向に帰った。と言う内容だった。それ以上必要と思わないらしい。

一眼国の1つ目カラスは、これでいいらしい?・・・・アホォ~、アホォ~と鳴いて帰れ


 ガス屋が一番・大事にしているのは何か、言うまでもなく“お客さん”だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~散髪屋のセガレは、そう思う。
“お客”が第一・・~そんなら“お客さん”に聞いてもらう。

相手が最も大事にしている人~「主婦」だ。
知りあいの主婦に頼み込み、ガス代の支払いに行かせ、
その場で~銀行員が喋った事について、ガス屋から聞いてもらった。

失踪した銀行員が、その日・なぜガス屋に立ち寄ったか?
相手がお得意さんの主婦なら、ガス屋は警戒せずに喋るだろう。~そいつを受け取る。

・・・私の得意な手だ。



  昔、江戸時代から明治初期にかけて“デコマワシ”と言われる忍者の一群が 土佐にいたそうだ。
四万十の忍者にリンク

(デコ)

 デコとは人形のことで、デコ(人形)を操り漫才のような芸を披露して人々を楽しませ
民衆の中にとけ込み人気者になる。

芸をすれば人々から、わずかな米や干し魚をもらい
貧乏なその日暮らしをしながら、旅から旅の毎日をくりかえす。

が、真の目的は情報収集にあった。地域住民の中にとけ込み、
人から物をもらう事から始め、やがて敵地の重要な極秘情報を取り、即座に報告する。

一日に 100キロ位の山道を平気で歩き、武芸にも通じていたが、

人と接するときは、常に笑いの中で、笑(しょう)をもって勝(しょう)を制したと言う。
歴史に名を残さず、姿も見せず、強さを隠し、無名の百姓として死んだ、まことの英傑である。

(デコまわし)

命のやり取りが日常茶飯事の時代なればこそ、
このような英傑が・お国の・お役人の端くれに、 生まれたのであろう。

 世の中、平和になれば、まず~お役人がアグラをかく。出世をしたがり銭を欲しがる。
さらに進めば~世間的な常識が無くなる。
見事なものだ、限度のない底無しの奈落に落ちていく。

やがて~“一眼国の国歌”が出来上がり、
お気に入りの~1つ目カラスが、我が物顔で飛び交うようになる。

役人刑事が滅茶苦茶にしたガス屋さんから~情報を取るには、警察ではだめだ。
主婦をデコにして動かし、取った情報を受け取る。



   後は待つ・・・・・数日後、主婦から連絡があった。


 ガス屋の定期預金証書は、期限切れまでに・まだ~4・5日の余裕があった。
まだ日があるのに・わざわざ、~なぜ、銀行員がガス屋に寄ったのか?

     銀行員が、ガス屋に~こう言った

         「近くに “行く所” ができたので、ついでに寄った」と言ったそうだ。

               ・・・・・・・・・・・・”近くに用事ができた”。と、確かにそう言った。

    ・・・~ガス屋の近く。

近所に~予定外の臨時にできた仕事ができ、
そのついでにガス屋に寄って、定期預金証書に 更新手続きをした。

もともと~ガス屋に行く必要はなかった。~ガス屋もそれを認めている。



      だからガス屋は、銀行員が来た時~・・・・・「どうした」と聞いた。
            
・・・・・・・・・・・・・「どうした」~?????・・・・・・この次に~行き先がある。 

               近くとは~どこか?~大変な問題だ。


その場所不明の“ある所”に寄った後~失踪したか・行方不明になったか??・・2つに1つ、

問題は「どこに寄ったか?」この一点である。
・・~その場所が、ガス屋の近くにある。

時刻は昼前、あとわずかで昼メシと昼休みになる。
   ・・・・・・・・・・~・・・昼メシが食える所か???“メシ”

あと数十分で銀行員の仕事が終わり、
~銀行に帰る事が出来る場所だ。これが判ればこの事件は解決する。

        ただ1つだけ~疑問に思う事がある。

   

  銀行員の会話として

           「近くに行く所ができたから、ついでに寄った」などと、
                         そんな「~ついで」の話をするだろうか

~相手に失礼だろう?

客商売の銀行員が、そんな物の言い方をするだろうか?~と言う疑問だ。

~たぶん、しないだろう。

        「近くの ◯▼●さん~のお宅に寄る急用ができましたので、
          

              今日は~まだ書き換えの日が来ていない、
                  定期預金証書の期限を更新させてもらいに来ました。・・・ 
                              ・・・・・・・・・~今後とも、よろしくお願いします」


これが普通の銀行員の挨拶だろう。

定期の期限が切れるなら、もしかしたら解約されるかもしれない。

別の銀行に移される可能性もある。

そんな時期に「~ついでに寄りました」では銀行員は務まらない。

おそらくガス屋は、銀行員の行き先を聞いた。が、~警察には言えなかった。
~そして・・・警察に~話されたら困るから~主婦にも喋ってない。

言えば相手方に~根も葉もない噂がたつ。・・逆に~充分可能性(殺害)がある相手だった?

そうなれば~警察が押し掛けて、刑事が何回も行くようになる。
話し方を知らない木っ端役人に~・・・
次から~次に来られたら、“誰がこんな事を喋ったか”と、 ~騒ぎ出す。

           「あそこのガス屋に刑事が出入りしていたから、 
                      あのガス屋が~・・・・
                            銀行員がどこへ~行ったか喋った」~となったら・・・


商売に影響する。
           

おそらくガス屋は、警察には話して “ほしくない”。
                ~それ以上に、知られたくない。・・~これを警察は感じてない。


・・・・・・私は、散髪屋の息子だ。  
・・・・・・・・・・・ガス屋は、銀行員の行き先を知っている。
                 


 小さな商売人は、いつも世間を気にしている。~世間が全てだ。
~それがいやで家業を継がなかった。

今では後悔している、どうして警察なんかに入った。と、

一時の感情と刑事ドラマしか知らなかった。・・・それだけで警察に入った。
~くだらん~いつも・ここまで考えて、また本題に戻る。
なぜか回り道を繰り返す。・・さあ、もっと考えてみろ・・・私は散髪屋のせがれだ。・・

 銀行員は、このガス屋の近くに行った。ガス屋は言い渋っている。
だとしたら、相手は、ガス屋のお得意さんか?又は、同じ商売人だ。~その両方かも知れない。

が、これをガス屋にきくのは酷だ。ただでさえ刑事の訪問にうんざりしている。

こんな聞き込みは、夜~コッソリ人目に付かないように行き、
~まず、ガス屋の不安を払いのけてから行うべきだ。~これは~“事件じゃない”失踪だ。

もし~この聞き込みが成功していたら即・解決している。
何もかも瞬時に砕け、銀行員の遺体が 見つかったであろうが、
こんな事を警察で話しても~まったく響かない、一眼国では無理だ。

商売のなんたるか、そんな事を“わかれ”と言っても・まったくダメだ。~・・欠落集団には無理。

一眼国を飛んでいる1つ目カラスには響かない。馬の耳に念仏とはこのことだ。
無益なバカ、いくら嘆いても仕方ない。とにかくやるしかない。

まずこの事件の根っこは四万十川に、そして葉っぱがある場所は、ガス屋付近だ。
四万十市を取り巻く西の四万十川、そしてガス屋のある東の・後川この東西両側に
根っこと葉っぱがあり、真ん中に警察がある。面白い縮図、一眼国の絵図面の様だ。
 





  南方海上で発生した台風が、土佐沖の海上に向かっている。
台風が上陸するか、 高知県をかすれば四万十川は大荒れになる、


川が増水すれば、オートバイを捨てていた、
あの舟着き場付近が、逆巻き現象を起こし 水が逆流する。

それを見てもらえば、いくら警察のバカ幹部でも、
まさかオートバイが川上から流れたとは、言わないだろう。

流されたと言う意見は撤回し、それに私が調べた聞き込み内容をそなえ付ければ、
「事件」として取り上げてくれるだろう。と、1人で台風が来るのを楽しみにしていた。

・・しかし、愚かな子供じみた願望だった。



川下                        〔舟着き場付近〕                    川上

   【 台風の四万十川~“舟着き場”も完全に水没。これでは解らない! 
     しかし、写真手前側の水流は、ゆるやかであり~さざ波風の細かな波は、川下から川上へ~
       ~そして、水没した草は、真っ直ぐ立っているのが、確認できると思います。
 
     これは、四万十川が最高に増水した状態です。
      ~この状態から、水が引き出すと、 この場所は、湖の様に流が無くなります。】

 


 台風は3日後に高知県をかすめた。四万十川は暴れ川に変身し荒れ狂った。
が、オートバイを捨てていた舟着き場だけは、
逆流により小枝等が流れ込み、大きな池の様になって、朝早くから川漁を楽しむ人が数人集まった。

逆巻する場所に魚やウナギが逃げ込んで来る、それを捕まえるためだ。
四万十川がいくら増水しても、この場所に投げ込んだオートバイは流れない。

まして普通の水量では、鉄の塊であるオートバイが、流れるはずがない。
警察幹部に、よく見てもらうことだ。

見ればわかる、机の上で理屈を言わず、とにかく見てくれ。祈るような気持ち、
まるで保育園児を動物園に案内するようだった。

動物園を横目で見ながら、私は聞き込みを開始した。
この舟着き場を知る人達に、最も合理的に会える機会は川が増水した時だ。

  魚が集まれば、この場所を知る人間も集まる。また~増水した後は、大事な舟が気にかかる。


泥濁りの四万十川に、ぽつりぽつり人が現れ、それらの人達に片っ端から聞き込みした。


    結果~ただひとつ、これはと思う情報があった。

8月下旬頃・オートバイが発見された場所から300メートル位下流の橋、
~つまりオートバイのナンバープレートが発見された、渡川大橋下の河原の~竹藪の中で

ナンバーのない50シーシーのオートバイを見た。と言うもので
オートバイの色は
銀行員が使用していた物と同じだ。

ナンバーが無いから不審に思い、誰のだろうと思いながら見ていると
下流の四万十市荒川地区の方向から~白い軽四トラックが走って来て

オートバイの前で停まったので、この人のバイクだと思い立ち去った。

車を運転していたのは~“中年の男だった” が、どこの誰だか “知らない”
~と言う興味ある 内容だった。
  
 ただ顔を知らないと言うのは、おかしいと思った。1週間位前の新聞には、
四万十川からオートバイが発見されたと言う記事が、デカデカと写真入りで出たばかりだ。

この田舎町の出来事が、ニュースになる事はめったにない。

 ~ナンバープレートを発見した~目と鼻の先で、 
                             ナンバープレートがない ~オートバイを目撃したわけである。

これだけ条件がそろえば、子供でもオカシイと思うだろう。
しかも、お互い四万十川で漁をする川仲間だ、知らないわけがない。
                            (田舎では~絶対に、ありえん
    

おそらく~知りすぎているはずだ
話題にならないはずがないが、それ以上強制的に聞く事はできず
お礼を言って分かれた。

その人も地元の川漁師だ、この田舎で~川に集まる人間を知らないわけがない。
まず、知っている。が、今はここまでだ、この川漁師は~何かを言おうとしているが、

あまりに身近な人物の名前を本人の口から、喋るわけにはいかんのだろう。

・・・・・・・・「知っているから、~知らないと言った」が、~まだ聞けない。今はここまでだ、

トドメは後から刺す。

ナンバーのないオートバイに軽四トラックの男。この取り合わせが面白い。
その男が現れた時間は夕暮れ時。

ナンバーとバイクの後部荷箱を取り外し、川へ投げ込んで、あたかも廃車の様に
見せかけ・竹藪に隠し・後日、舟で運び川底に沈めた。

荷箱は金属製の箱だから水に押され流れる。そう考えた場合、
四万十川左岸に点々と続く証拠隠滅の足跡が全て証明できる。

 ひさしぶりに興味の持てる事件に出会った。警察で面白いと思えるのは、こんな事件だけだ。
自分で言うのも何だが、子供がお気に入りのオモチャを手に入れたようなもので、
このオモチャを取り上げられたら。大声をあげ、泣き叫び反抗するだろう。

何の理屈も無い。主義主張もない、ただ警察にアキアキしていただけだ。





 四万十川の濁流がおさまり “四万十の碧” と言われる、青く清い流れに戻った時
~さらなる捜索が始まった。

 まことにコッケイな捜索が、
なんと、台風通過時における四万十川の水位を調査し始めたのだ。
誰の発案か判らない、台風は事件のあと発生した物だ。

その四万十川の水量を調査してなんになる。・・・~クソにもならん


“現場100回”~警察官は、ヒマさえあれば~何回も現場へ~足を運べ~これが鉄則だ。
が~増水した四万十川の現場に、足を運んだ警察官は誰もいなかった。

 なにも見ず、思い付きで、四万十川の~水位の調査が始まった。
が、命令が出れば「はい」と言うしかないのが・この一眼国だ。

四万十川の上流から~コノ橋で水位何メートル、ここでいくら、左岸と右岸で水位が違う、
等とバカバカしい調査が続いた。

川は生き物だ~水の流れは、それぞれの川幅や曲がり型で異なる
四万十川の様な大河になれば、想像以上の落差がある。それが~どうしたと言うんだ。
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・銀行員失踪事件と何の関係がある

おそらく、普段は気にもしてない四万十川の濁流を目の当たりに見て、
~誰かが思いつき放題に発案したものだろう。
この作業は、警備課長が積極的に動いていた。・・・・・~このバカが発案者か
                     (このバカ~20 数年後に文化勲章を受章した)
   

 くだらん水位の報告を~逐一~署長様に報告するのが日課だった。
都会の警察なら、こんな事はありえんだろうが、田舎では大きな仕事が入ったら全署員が動き出す。

署長も警備(公安)畑の出身で、警備課長とは馬合いだ。
常識で考えても馬鹿げているが、ここでは~どうでもいい事だ。

良かろうが~悪かろうが、署長様の発案であれば何でもやる、
メカケの様に穴を出せと言われたら、すぐに出すんだ。

・・・それができるか否か~これで決まる。
ここは一眼国、1つ目カラスの天下だ。~一つ目カラスになって文化勲章を貰おう

足が4本、縦長に切れた眼が1つしかない、夢に出て来る1つ目カラスは、
最近では現実の生き物として、私の回りを飛ぶようになっていた。

1つ目カラスは、次から次ぎに常識を逸脱した~信じられん提案を出した。
ナンバープレートが発見された渡川大橋付近から→直線で3キロ位下流、

今では遊覧船乗り場になっているが~この当時、通称 “千本グイ” と呼ばれた深みだった。

四万十川が大きくカーブしているこの場所~川が直線からカーブに差し掛かった箇所では、
暴れ川になった時、想像を超える水の力が~カーブの外側にかかる。

この場所で、川の水が岸辺に~もの凄い勢いでぶつかり~方向転回する箇所である。
濁流が渦を巻くように、怒濤のごとく押し寄せる様は、まさに龍だ。

護岸工事の技術がなかった時代、
こんな所に、セメントを使用して工事をしても直ぐ壊れた。

千本グイとは、無数のクイ(丸太)を川底に打ち込み、
積み上げた大石が動かないようにした、昔の護岸工事である。

無数に立てたクイを総称して~「千本ある」“千本グイ” と呼ばれたわけだ。

だから・この場所では、川が増水すれば・岩だろうが何だろうが、全て押し流してしまう。
水深5メートル位ある、このあたりで最も深い淵になっている。

1つ目カラスは、この “千本グイ” に潜って、捜索しろと命令を出した。

なぜだ?~なぜ、なにを捜す?その場所は~全てを流す場所だ
車でも押し流す~巨大な龍の住みか~ゴミひとつ無い。

しかし、そこが深いから~何かありそうだと言う。
~深いから見たいと。~見えないから見たい
             ・・・・・・・・・・・・・・・~まるで女風呂の探索だ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~カラスがそう言う。
・・・・・・・・・~何もアルワケガナイ~、常識で考えろ~バカが。

隠れているから~見たいと言う、保育園児程度の頭しかない~1つ目カラスの顔面に
回し蹴りでも、ぶち込んでやろうかと思ったが、

子供と女房の笑い顔が見える家庭があるから、どうしようもない。
素潜りで潜って、捜索できる場所ではない。

半日がかりで論議した結果、アクアラング隊を再度派遣する様にした。~との事であるが
結果は馬鹿馬鹿しいから聞いてない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・龍の住み家には、~ゴミ一つ無いはずだ

・・・・・・・・・・・・~四万十川の聖地だ。

私はブルーノートで、ジャズを聞きながらコーヒーを飲んでいた。


 その罰が、次の日にやって来た。
四万十川の増水と~海の満潮が重なった場合、それも大潮での満潮の場合。

四万十川が海に流れ込む河口では、川の水と~海の水が~互いにぶつかり合う、

海は満潮の潮が~高潮となり岸に押し寄せ、四万十川は、寄せる潮を突っ切る様に流れる。

すると、すごい現象が起こる、

 川の水が盛り上がり、海に攻め込み、海は海で・これを阻止するがごとく、行く手を阻む。
大潮の時期に、この現象が起きた場合、海に川の水がせき止められ、河口付近に淀みができる。

この淀みの中には、濁流と一緒に流れて来た~
四万十川流域で飼っている牛や豚のクソや 枯れ木など、

いわゆる藻屑(もくず)→(ゴミ)が、大量に含まれ浮遊し、
水にもまれながら、流れに身を任せている。

海の勢力が強い場合は河口付近に流れ着き、川が強い場合は、海の砂浜に打ち上げられる。

この台風では海が勝った。

しかも潮が引くのが遅く、色んな条件が重なり合い、
大量の藻屑(ゴミ)は、河口の下田港に流れ込んだ。

漁船を係留している下田港が、
港の水が見えない位に藻屑で埋もれている。漁船が動けない。
船のスクリューに藻屑が絡むからだ。いったん港に入った藻屑は~もう外には出ない。

仕方ないからパワーショベルで岸壁に掻き出している。

1つ目カラスは、この藻屑(ゴミ)に目を付けた
この中に、失踪した銀行員の品物があるかもしれない。

オートバイから取り外された金属製の荷箱は、まだ発見されてない。
~これを(藻屑)捜せ。
いかにも1つ目カラスらしい御命令が出た、・・~なんと私にだ。

  

  青い空が抜けるような~雲ひとつ無い日本晴れの上天気だった。
私は1人でパワーショベルが掻き分ける、人家三軒分位の膨大な量の藻屑を

真夏の暑い太陽に照らされながら、朝から晩まで~失踪した銀行員のモノと思われる「物」
を捜索する命を受け、藻屑と格闘した。

始めから何かを見つけよう~などと言う状態ではない。
くどいようだが~人家三軒分ぐらいの量だ、~どうして1人でできる。

~おそらく本部への~“報告用”だ。

~「藻屑」も全部見ました。抜かりはありません。~と報告する。

~その為の行為だ。
~やりました・~やっています・~抜かりはありません。~の「御報告」用
・・・・・・・・・・・・敵は「本能寺にあり」~味方の大将(警察本部)への貢ぎ物である。

現に一度だけ、刑事課長が車で様子を見に来た。

車から降りずに、冷房を入れた涼しい車内から外を・・~約20秒くらい見渡し、

~あっと言う間に帰った。

目で見た事に色を付け、本部に報告するだろう。~敵は本能寺にあり。
と、味方の大将をいかに満足さすか、

~仕事とは、いかにして?~親分を満足さすか?~それが問題だ。

 

 藻屑は1日以上の間、浮遊しながら水に “もまれ” ている。
~ただの水ではない。 大河が暴れ狂い、何もかも押し流し、
・・・・・・・太平洋の海原に攻め込んだ~強者に踏み固められた水だ。

紙なら水を吸い、下に沈む。

まして、金属製の器(オートバイの箱)が、藻屑の中にあるわけがない。
・・・・・・1つ目カラスの常識は、世間の常識とは違う。全て思い付きで動いている.

それもそのはず・・ ~!^¥^!~ 目的は、メカケが穴を出すごとく
~味方の大将を満足さすための 行為が、立派な御仕事である。

                           ・・・・・・・・・・・・・・頭なんか使う必要はない。



~これが延々と流れる日本病。
お役人が創造し~続ける
冤罪事件
の原動力である。



テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/03(月) 03:42:01|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-7 一つ目カラス
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