警察の腐敗・・・「悪魔と踊ろう」       ~尋問の儀これあり~

四万十川沿いの町で、仕事中の銀行員が殺害され現金を奪われたが、犯人は、警察幹部の親戚だった為、警察は「隠ぺい工作」を画策し、この事件の犯人を割り出した警察官(私)は、ミミズのように蒸し込まれた。

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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅰ-8 タンス係長     

                       ●悪魔と踊ろう  vol Ⅰ-8          タンス係長



 
私は台風に期待していた。

台風で四万十川が増水すれば、
オートバイが捨てられていた舟着き場付近の水が“逆巻き”現象を起こす。

木の葉でも下流に流れない。
いくら増水しても~いや増水すればするほど~流れないんだ。
  
それを見れば、いくら何でもオートバイが流れてきたとは言わないだろう。
それなら事件だ。失踪した銀行員が、現金を持ち逃げしたのではない。

見れば判る、と期待していた。

 1つ目カラスは、見事に裏切った。
どう控えめに考えても、あまりに常識から逸脱した思い付き放題の動きしかなかった。

どんな場合でも「上」の言うことは正しい、神々の御命令に絶対服従し、
1日中・藻屑(もくず)→(ゴミ)と格闘したアホらしさと疲労から、
重い足取りで刑事課への階段をのぼった。

部屋に入るとタンス係長は、あいかわらず机のワープロで、ゲームの真っ最中だった。
今日も1日・涼しいクーラーの中で、マージャンゲームをお楽しみだ。

これで捜査の係長として、メシを喰い・大きな顔をして座っておれる、
まことにコネの力は絶大である。~こんなヤツを目の前にしながら何ができる。

 1にコネ、2に銭、3に要領、“タンス”をワイロに、組織幹部に飛ばした成果だ。
この男を“人の名前”で呼ぼう~などと思った事はない。「タンス」と言えば充分だ。

もっとも警察で出世するヤツは、50歩100歩で~根本的な違いはない。1つ目カラスだ。
  
 
 台風一過、台風が土佐に接近する2日、四万十川が増水し、水が引くまで5日
あわせて1週間ぐらい、期待したり失望したり又あきれたり、
結局~何の成果もないまま時間だけが過ぎた。

この間~私は、ほとんど現場で活動していたので、
捜査状況が、どのような展開をしているか知らなかった。
が、この間に大変な情報が入っていた。

もっとも~大変だと思ったのは私だけだろうが、眼を見張り眠気がすっ飛ぶ様な話だ。

しかも電話連絡で、相手側から警察に通報されたものだった。
それは、銀行員が失踪した当日、8月24日の午前10時過ぎ頃、

パチンコ店の事務所・入り口付近で、失踪した銀行員が、“ある男” と立ち話をしていた。
・・・~と、言うものだった。

 目撃者は、パチンコ店の景品交換所に勤務する女性で、
景品やお金を出し入れする~小さな窓口(窓と言うより、出し入れ口)から目撃した~ との事だった。

詳しい内容は、今田刑事が・目撃した女性から取った供述調書に全て書かれていた。

まず、その調書をコピーして何回も読んだ。
内容は、パチンコ四万十の裏側にある同店事務所出入り口に

一国銀行の銀行員が、オートバイでやって来て、
バイクをパチンコ店事務所出入り口に向け~建物に対して直角に→真っ直ぐとめた。

 その「直後」に灰色の大きな車に1人だけ乗った、40歳ぐらいのガッチリした体格の男が
車を銀行員のバイクに→直角になる角度にとめ~運転席から体を助手席側に倒し、

・・・窓ごしに~車内から~銀行員と長い間、立ち話をしていた。

この状況を景品交換所の小窓から一部始終見たもので、
小窓から銀行員までの距離は、約20メートル。充分確認できる距離である。

時間について、目撃者は・テレビの刑事ドラマ「はぐれ刑事純情派」を見ながら
~仕事をしていたので、このドラマの放映時間・・午前10時から午前11時の間に限定される。

銀行員は、最後にガス屋に寄っている。・・~ガス屋に言った

           「近くに用事ができたので、寄りました」とは、

このパチンコ屋で、立ち話した男とは考えられないか~いや、充分可能性がある。

ガス屋に寄る1時間ないし・1時間30分前~「寄って」と顧客から声がかかれば
銀行員は必ず行く。~銀行員がよく言う「お伺いします」と言う言動だ。

パチンコ屋の男は、極めて重要である。ただ納得できない点が2箇所ある。



     目撃女性の供述では


              「銀行員が、こんな場所で立ち話をするのは、
                       ・・・・・・おかしいと、思ったので~注意して見た」・・と、ある。

・・・・・なぜ「おかしい」。

銀行員は、どんな所でも顧客と話す。
~人と関係を造る糸口をつかみ、
やがて自分のお得意さんにするためだ。~それが判らない~はずがない。

・・・教師や警察なら判らないだろうが、・・・~長いあいだ、パチンコの景品交換をしている女性、
・・鉄火場の女に~わからん・わけがない・・今までに、色んな人間を見たはずだ、

~博打場の裏方なら、見たはずだ。~世の中の裏を見たはずだ。

その裏方が、立ち話をする銀行員を「不自然」と感じたから “注視” したと~書いている。
が、~「なぜ」そう感じたか?・・書いてない。・・・・・・・・「なぜ」の部分が無い。


 次に銀行員と・その男は「5分位」~“長話” をしていたので “おかしい” と思い、
男が乗っている車のナンバー「4707」を “メモ” して~人に話し、・・・~警察に通報した。
~・・・~との事だ。

しかも~車のナンバー “高知○○・4707” の全部をメモした。
~普通~は、数字だけだ。それをナンバープレートの全部をメモした??・・まるで~警察官みたいだ?

それに?~女性の感覚で~“5分”~は、長いだろうか

・・~それで、ナンバーを~“メモ書き” するだろうか?
~「なぜ」そうした。・・・~「ナゼ」がない。

・・・・・・・・・・・・・・コノ目撃調書は、相手の言いなりに書いた~「伝言板」にすぎない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少なくとも~警察官の供述調書ではない。まぁ~こんなもんだ。~普通だろう~


 さらに、もう一つ

~銀行員がオートバイで来た“直後”に、灰色の大きな車に乗った男が
銀行員のオートバイと、直角になる位置に車を停め~車内から銀行員に話しかけた・・と、ある。

・・なぜ?“直後” に~“直角” になる位置に “侵入” できた?~
・・・パチンコ屋には~いつでも駐車車両が多いはずだ。

よほどタイミング良く~パチンコ屋に入って来なければ~このような図柄には成らない。
・・近くで見ていたのか





  昔、選挙違反のタレコミがあった。警察は、情報に飛びつき違反者を逮捕した。
~が、私が調べたところ~・・タレ込んだ者は、
それまで支持していた立候補者を裏切り、敵の陣営に寝返りした

~その手土産に、警察に通報したわけで。
警察は、ただ利用されただけだった。が、そんな事はどうでもいい。

逮捕して成績を上げれば、それでいいのだ。~確かにそれで、いいのかもしれない。
が、しかし、警察官ともあろうものが、人の裏の感情を見抜けないでどうする。

 そんな感覚では、犯人は・コノ人、被害者は・コノ人、目撃者は・コノ人、~と、全て完全にそろった。
出来上がった事件しか処理できない。単なる処理屋・事務屋でしかない。
現に迷宮入りになった・殺人事件が高知県や全国にどれだけある。

これ以上言わなくても統計的な数字が全てを物語っているし、
犯人が第2・第3の事件をおこした場合、たまたま運悪く全国的に話題になり

マスコミ報道された場合にのみ、警察の不祥事として報道され、
数週間だけ評論家と言う~知識人であろう人々が、テレビで小銭を稼ぐ日々が続くが、

現実的には処理屋と事務屋が処理した事件が、その後~発展するか否か。
これだけの違いで、~丸く収まるか~話題になるか~不祥事になるか?

まるで株価が上がるか下がるか、~どこの株で・どれだけもうかったか、
全く予想もできない変化と、同じレベルの話であり、処理屋がやっている事は、
いつも同じ、~結果は神様にも解らない~それまでは・・・・~そのままだ。

 

 私は「ナゼ」が理解できるまでは、全てを調べる。
パチンコ店前で銀行員と立ち話をしていた男の件について、通報した目撃女性の「ナゼ」は

私にとっては不可解である

目撃女性を数回尾行し、パチンコ屋の近くにある店に、出入りしているのをつきとめた。
その店は裏で~金貸しをしている「焼き肉屋」~絵に描いた様な“お店”だった。

さらに金貸しを尾行すると、何とパチンコ屋で銀行員と話していた男が現れた。

つまり初めから~この3人は、ひとつのサークルにいた事になる。

だから、100パーセントの確信を得たのだ。~が、・・・・・・・それは、まだ先の事だ。
まだまだ、1つ目カラスと、うんざりするような、おつき合いをした後で、たどり着いた結論だが

~そこまで行ったとき、私は突然飛ばされた。

まさに信じがたい悪魔が、この時から私の回りを遠巻にユルユルと踊っていたが、
まだ姿は見えなかった。

 ただ、1つ目カラスだけは、このあたりから、数がしだいに増えて
私の回りを 下品な飛び方をするようになっていた。

下品なだけに、手の内がよく見え、おかげでたすかった。
だから私も、悪魔と一緒に踊ることにしたのだ。

これ以降私は、警察組織から蒸し込まれ万年巡査を継続中だが
悪魔のおかげで、退屈はしなかった。





    1つ目カラスがやった事は、パチンコ屋の目撃女性が見た車、
             
         灰色の大きな車「4707」から

              所有者  四万十市荒川  
                         田岡 大  


~を、割り出した。ここまでは誰でもできる。



 その後が一眼国だ。
1つ目カラスが “直撃インタビュー” に走った。・・・インタビューとは何か?

捜査とは思えないから、直撃インタビューと言ったんだ

・・・・・なんと~田岡 大 ・・本人に、2つの質問を行った。

 

 <1つは>
      8月24日 パチンコ屋の事務所出入り口付近で、自分の車に乗ったまま銀行員と、
                                    ・・・・・・・・・・「お話した事は、ないか

  <次に> 
      8月下旬、渡川大橋下付近の四万十川河川敷にあった
                ナンバープレートのない ・・オートバイのところまで、
                                       ・・・・・・・・・行った事はないか

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<この2つだ


しかも、本署まで任意同行して質問したのではなく、田岡 大 ・・本人の家まで
                            ~刑事さんが行って、聞いてきたものだ。

・・・・・~だから “直撃インタビュー” と言った。


  

・・~常識で考えてみろこの 田岡 大 が、もし・・・「本ボシ」ならどうする?
 この“2つ” は、犯人を自供さすためには、絶対必要な内容だ。

この“2つ”を、まだ何も調べてない白紙の状態で、どうして本人に言う必要がある。

 こちら(警察)の手の内を相手に見せ、しかも相手の解答を求めた。
この質問に・正直に答える人間が、この“地球の中” にいるのか

・・・・・・・・・・・・・・・この2つの質問に「はい」・・と言えば

           「全部、私がやりました」と、全てを認めたのと同じだろう。


小学生でも判りそうな事で、もし本ボシなら喋るわけがない。
また、この段階で質問の必要性もない。


   ~当たり前の解答が、本人から帰ってきた

               「ナンバーの無いオートバイのことは知りません。
                         銀行員と逢って話したことは、ありません。
                   
                  私の車を誰かが乗って行ったのかもしれませんが、誰だか判りません」


この解答に対し、本人の家の中では、何の追求もできないし、また・する気もなかった様だ。

  ~だから直撃インタビューと言った。


少なくとも警察官が、やる仕事ではない。


  しかも 田岡 大・・の ~ご本人の家から前を見て、何とも思わないのか・・・前だ

御本人の家は、四万十市荒川の道路沿いにある~その、前を見ろ




(四万十川)

(赤鉄橋)



前には日本最後の清流 四万十川が朗々と流れている。さえぎるものは何もない。

・・だから前を見ろ・・眼が見えたらわかる。~その眼前に何がある・・あるだろう

・・・目の前・・・直線で約300メートルの四万十川沿いに

     ~青色のビニールがドロドロに融け、その下に一国銀行の名前が入った
                伝票様の書類が捨てられていた場所が、見えるはずだ

 私は、過去6年間の被害届を一枚一枚調べた。
その結果、四万十市具同の会社員宅から盗まれた、現金入りの手提げバックが
金を抜き取られた後・捨てられていた。

~・・・捨てられた場所は~ソコダ~・・今、現在・・あなた方の眼で見る事ができる。
その青色のビニールが、ドロドロに融けていた場所の近くだ

その場所は、・・地元住民のゴミ焼き場と、目と鼻の距離しか離れてない。
普段から~田岡が、ゴミを燃やしている場所だ。ヤツの川舟は~その前に係留している

・・・・・盗んだモノを・いつものように~いつもの場所で、~処分していた場所だ

そこから少し、目の角度を右にやると、オートバイのナンバープレートを捨てていた
渡川大橋付近が網膜に写るだろう。

・・・・・・・・・・・・そして、少し上半身を前のめりにして、首を右に向けると、
・・・さらに300メートル位上流のオートバイを捨てていた・鉄道高架橋が見えるだろう。・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全て一望できるはずだ

    ~3つの点が、日本最後の清流、四万十川の素晴らしい景観の中で、~御観覧できる。
        ~その~3点の要となる~1点が
                         ・・・刑事さんが御質問の田岡の御家だ

       ~本件強盗殺人犯人の御家に、おじゃました刑事さん・・
             ご親切に~警察の手の内を全て ~ご披露し、やさしく御質問した後、
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~いったい何と言って~お帰りになったのか?・・・

                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バカバカしくて、~聞くのを忘れてしまった。



 一眼国の1つ目カラスさん、
あんたがたは、なんでも「上」から言われた通りに~やって・おればいい。

「上」が~銀行員は失踪したと言えば、「上」が期待する解答を持って帰ればいい。
本人に~「聞いてこい」と言われたら、行って~「直撃インタビュー」・・・か?

これも “事件ではない~失踪だ” ・・・との~大前提を基に、
それぞれが “愚直” に動いた結果だ。
優秀な警察官は、いかなる場合でも・・常に “愚直” である。“コロシ” の感覚は、全く無かった。


・・・・・一眼国の常識と世間の常識は違う、違う所で何を言っても始まらん。
                     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もういい・帰ってクソして寝ろ。

 
 何一つ納得できる動きは無かった。妥当な動きをし、結果・何も無いのならまだしも、
~動きそのものが無かった。



  時々失踪した銀行員の父親が刑事課を訪れ、陣中見舞いのジュースやドリンクを置いて帰る。
この時の数分間だけ、刑事課の雰囲気が緊張した。

      「~やっています。~ガンバッテマス」課長をはじめ、一丸となってお礼を言って、

陣中見舞いをいただいた。

父親が帰ると途端に~1つ目カラスが飛び出した。

          「この銀行員、おかしな事を言うちょる。スーパーに行ったとき店員に、
          
                 『僕はタバコをやめたい。
                      僕がタバコを持ったら~コラ言うてオゴッテや(しかって)』

             と、言ったらしい。             
            
               ~大の大人がこんな事を言うか、子供みたいに。
                        ・・・・・・頭ぁ~オカシイ ん-じゃぁ~ないか?コイツ」


                「フィリピン人ホステスの彼女がおったらしい。
                           ・・・・・・・・・・・体格がいいから、酒も強いじゃろう」
           
           「“女”と、逃げたがじゃぁ~」


 一眼国の1つ目カラスが、何の根拠も無いウワサ話に花を咲かせながら
陣中見舞いのドリンクを飲んでいる。 ・・・これは、すべて捜査幹部が音頭を取った。

失踪した銀行員 佐田 伸一は、ほとんど酒が飲めない。
こんな基本的な事も、まだつかんでない。

“タバコをやめたい”~と言う銀行員の会話のどこがおかしい、
禁煙中の銀行員に、スーパーの店員が注意したら、この店員は銀行員の話題の中に入り込み、

いつか銀行員の顧客になる可能性を含んでいる。

これが「畑」をつくり、人を造る切っ掛けとなる。
こんな仕事をした事が無いから、常識的な動きが判らず、全て子供の様に言葉そのものを
鵜呑みにするバカが多い。

根拠があるんなら、ウワサでも何でも、多少汚いことでも言えばいい。
が、いやしくも警察でメシを食らう人間が、~コウだろう、~アアだろう、~コウらしい、

・・・等と、~「だろう」とか~・・「らしい」~と言う言葉は、絶対~口に出すものではない。

・・・・・ 目や耳は2つあるが、口は1つしかない。数が少ない。

1つしか無い口を使うなら、
~よくよく頭で考えて、口を使うことだ。

まして、人の命を調査中の警察官がだ。
口が裂けても  ~「らしい」等と言うべきではない。命の言葉だ。・・・・・・・・・

・・が、優秀な~愚直な警察官は、常に「上」が期待する雰囲気を創造する。

少しでも通常と異なるモノは~全て「上」の期待に~誘導した。
~愚直な・・誘導だ。~誘導も、ゴマすりの演出だ
            ・・・・・・・・・・・・これが、警察が創る “冤罪” の源流である。
 
 

 「押忍」と言う言葉がある、一番すきな言葉だ。
オッスと言えば御婦人には聞こえが悪いだろうが、押忍とは空手の言葉で、
押して押して、 ~なおかつ押して、更に忍べ、との教えである。

相手に攻撃され、何も出来ないぐらいに叩き伸ばされた時「押忍」の一言でまた動ける。
・・・・一歩前に、さらに前に、押忍。

相手に殴られたら、蹴り殺せ。「押忍」。大の男が口先で喋るな。と、言いたいところだが
あいにく妻子がおるので、黙って喫茶店でジャズを聞く時間が増えた。
 
1つ目カラスが、巷からくわえて来た一眼国の情報を1つ1つ整理し
ファイルに閉じられ~ロッカーに仕舞われた。

資料には、一国銀行・銀行員失踪事件と表題が書かれ、すでにコロシなどと言う言葉は
・・・・・・どこにもなかった。

 失踪から、もうすぐ~1ヶ月たつと感じた日~それしか記憶に無い。
~確かに、まだ30日は、経過していなかったと思う。

全署員が、会議室に集められた。そこで型どおりの署長訓示の後~ ・・・
署長から~ “民主的” な~“意見交換” が、なされた。
  
 私が警察官になってから~・・始めて経験した、極めて “民主的” な “出来事” だった。

・・・・・・・~署長が~全署員に・・・意見を聞いた。・・・・・・こんな事は、一度も無かった。

  ・・・・・・・・・・・・・「銀行員の失踪事件を~どう思うか??」・・・・涙が出るほど民主的だった。

                                                   ・・・・・・・署長が「どう思うか」・・と、署員に聞くこと事態、・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは事件じゃない失踪だ

と、言っているのと同じだ。

空気は口ほどに物を言い、もともと「失踪」の空気の中で意見を聞かれたら

~反対意見を出す者は、いない。
              
                  みなさん~愚直な~優秀・警察官だ~アホは、一人しかいない
                    ・・・・・・・・・・また、意見を出すほど~根拠ある調査は、していなかった。

現に、現場で聞き込みする際に~「事件と決めて、聞き込みするな」~との御命令であった。

つまり、世間の住民に対し~「事件」~として警察が捜査していたら、

        「あの銀行員は殺された」との噂をつくる。

だから、ただ単に「失踪した銀行員の行き先」について調べたにしか過ぎない。

何も言わず、ただ銀行員の写真を見せて「この人」を知りませんか?と言う、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・家出人風の取り扱いしか、していなかったので、


  私に
     「この前、刑事が店に来て~銀行員の事を聞いて帰ったが、アレは、どうしたの」
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・との、問い合わせが数多くあった。


 人は、~特に田舎では、他人に対する中傷はしない。悪口は言わない。
 
   悪く言えば、回り回って本人や親類・友人・知人に話の内容が抜けるからだ。


           「誰々が、アンタの悪口を、・・・と言っていた」こんな事が本人に抜けたら、


喋った人が大変な事になる。

まして「大金を持ち逃げした」「フィリピン人ホステスと逃げた」と、
刑事課が~“オンみずから”・・・ ~噂を立てた後で、~「家出人」の事を聞きに行っても、
喋る人はいない。

   しかも、この根も葉も無い・オカシナ噂は、誰が立てた・・・・・
      ・・・・・・・警察の中の・刑事課の刑事・が、刑事課長を中心に噂したものだ。

~・・警察が噂を立て、・・「家出人」の聞き込みをして、
             ・・「何にも~ありませんでした」と、報告して終わりか?・・・・・
                         ・・・・・・・・・・・作為的に、噂を立てたのだろう

・・・・・アンタ・猿か?・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・猿でも~まだ1ヶ月も~たってない、
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかこの時期に、意見も何も無いものだ。

すでに演出されていた。~警察は何も~やりたくない。「事件と言うな」~「失踪だ」
~このリズムで町中に聞き込みに走る。~町中が「失踪」で落ち着く~
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仕上げは民主的な話し合い。

「ヤレ」と一言いえばまだしも・・~「どう思うか」などと言う、
・・・アイマイな初めて聞く ~民主的な御言葉を頂いた、一眼国の1つ目カラスは、

・・みな~それぞれ~手持ちの仕事に帰っていった。


 祭りの後で、露天商が早々と店じまいを済ませ、
店の屋台骨を取り外し、運び去った後には、路面に食べカスやら、汁が落ちたシミだけが ・・・残った。

やがて雨が降り、風が吹けば、もとの路面に戻り何事もなかったかのように
一眼国の1つ目カラスが、歩き回っていた。・・・・・・・・・・~めでたし、めでたし、一件落着。

一眼国の祭りが終わった。が、~形式的には継続捜査を強調した。
・・・・・・継続捜査 “強化中” 「~やっています・~頑張っています」の形骸化した形を指し示す為、

専用の~“情報用紙”~が印刷され、部屋の隅に置かれていた。
形だけの継続捜査の小道具である「やっています、頑張っています」の形を取り付ける、

見せ掛けの道具は、使ってはいけない。・・・・・・・・・・・・そんな事は充分判っている。
~が、これをホントに使いだした~2つ目のバカ野郎がいた。

                  一眼国に迷い込んで、見世物にされた、2つ目のバカ野郎だ。

 


    2つ目・野郎は夜動いた。

昼はおとなしく自分の仕事をこなし、1つ目カラスが寝静まってから~ノソリと外に出た。
普通なら時間外勤務手当てを請求できる時間帯だが、そんな事をしたら、

動いていることがバレルから、決定的な確信を得るまでは1人でいく。
1人のほうが、1つ目カラスに荒らされないで仕事が出来る。

 これまでにも殺しの現場で世間話をしながら、重要な情報を取っていた矢先、
 ・・・・1つ目カラスが2羽やって来て、・・・・自分達の感覚だけで、喋りまくったために

私が取ろうとした相手が、途端に無口になり、押し黙ってしまった、いやな経験がある。
どうして相手の感情を考えないのか、人には~それぞれ立場がある。相手の立場に立ち、

まず~相手が最も喋りやすい状態を演出することが先決だが、公務員にはその感覚が無い、
~特に、教師と警察にはない。



 いまだに記憶に残る、いやな想い出がある。私が警察官になって2年目だった、
当時は、まだ夢や希望も人並み以上にあり、新天地で燃えていた時代だった。

深夜、1時ごろになると、近くの中華料理店からラーメンの出前を頼むのが常だった。
都会なら午前1時でも営業時間だが、

この田舎で、深夜ラーメンの出前を注文するのは、警察ぐらいなものだ。

 ・・飲酒運転の取り締まりで、ラーメン屋の客が、警察に捕まったことがある。
店でケンカがあって、 包丁を持っていた男が、逮捕された事もある。・・~何があるか、わからない。

~だから、警察から注文があれば~イヤでも出前をする。

田舎で午前1時といえば閉店時間~そのころ、警察からラーメンの注文が入ってくる。

・・・・・・・・・しかも~ 一杯か・二杯。
・・これで~どれだけの “もうけ” がある?

が、イヤでも~何も言わず、一杯でも・ラーメンをもってくる。~なぜ持ってくるのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これが・警察には、判らんらしい。

 この時、私は警察を理解して、いなかった。

だから言った~
  ・・・「夜中に出前を頼んだら気の毒だ」と、散髪屋のセガレが先輩を意見した。

~途端に~

        「いやなら出前を断ればいい。電話で話しができるだろう~お前が偉そうに言うな」

~と、・・ナントも・すごい答えだ。

                 「いやなら断れ」
                     ・・・・・・・・そんな事では、商売はできない。

薄利多売で利益を上げ、自分の力で生きているのが小さな商売人。純ナマだ

税金で、給料をもらっている公務員とは、わけが違う。
警察官と言う生き物の感覚が、だんだん~わかってきた。
その後、一緒に仕事をする度に~数限りなく、見せていただきました。


 私がいつも思う事は、「世間がわからん」と言うのならまだいい。
問題は、~わかろうとする~感覚が~欠落している。
  
感覚そのものが無い。

だから一眼国の1つ目カラスと言う、・・・へんな中傷で、言うわけじゃない。
まかり間違っても、オーバーに欠点だけを前面に出しているワケではない。
  
 感覚が、世間の常識から欠落している。欠落だ。
こんな感覚で・死体なき強盗殺人事件~一国銀行・銀行員失踪事件を追え~と、言っても

どだい無理だった。


 1つ目カラスが直撃インタビューした、

四万十市荒川 田岡 大 は、誰がどう 考えても普通じゃない。

私は、もう少し~ニヒルに書きたかったが、これまで読んでいただいた内容から、
これだけの材料がありながら~何もしない警察が異常で、

容疑者の 田岡 大は、ただおかしいだけだ。
変な言い方だが~直訳すればこうなる。

これまでの材料を1つ1つ並べた場合、いまさらドラマのように奇抜な推理を書けば、
~それこそ吉本新喜劇になる。

  これで何も感じない人間は、正常ではない。

が、警察には警察のモノサシがある世間の非常識は、警察の常識だ。

警察では「矛盾」とかいて「常識」と読む。

正常とは「上」から見た観念的競合を作為的に判断する言葉のアヤだ?・・・・
・・・・・・・・・自分でも何を言いたいのか・よくわからない、まさに吉本新喜劇。

 吉本の寛平師匠と、お話し、している様なものだ。
吉本探偵団と言う名前で、売り込んだら、うけるかもしれん。

私はなぜか妄想の中で、笑いにしたがる。おそらくこれも逃避の1つだろう。
どうしようもない現実からの逃避行である。

 まず田岡 大の職業から調べた。喫茶店経営とある~どこの “きっさてんや”?。
と、寛平さんの~物まねをしながらフト見ると、寛平の「アヘ~」が凍り付いた。

         「喫茶 よってや」これが店の名前だ。

 失踪した銀行員が最後に寄った。~あのガス屋、
銀行員は「近くに行く所ができたから、ついでに寄った」と言った、

                 ~あのガス屋から直線で、100メートルも離れてない

歩いて2・3分、オートバイなら30秒。

後で調べたら、喫茶店で使っているガスは、銀行員が最後に寄った~ガス屋から取っていた。ガス屋の顧客だ。


     この男がパチンコ屋の~事務所出入り口付近で、銀行員と話していた男・・・・・

と思うと、今更ながらに直撃インタビューが悔やまれる。
現に、本人は否認しているが、パチンコ屋で使われた車は、田岡の車だ。

何ともお粗末。確かに状況証拠だ、しかしコソドロでも~これだけの状況証拠は残してない。

 まるで状況証拠のブローカーだ。
これで~何もしないとは、不可解極まりない。理解しがたい警察のうごきだ.





 ・・~ほんとは・理解していた。~「動く」とは「事件だ」~これは「失踪」で決まりだ。

・・・誰が決めた?
・・・・・・・・・~神々の神・警察幹部だ。~なぜか?~「お役人」の目的は出世だ。
定年までに~どこまで出世できるか・これが問題だ。

~そのためには「失点」「失策」を極限まで回避する。~目の前の御栄転が逃げないように
徹底した保身を計るのが王道である。主義も思想もない。ただ自己保身あるのみ。

・・・~今年一杯。今年だけでいい~何事もなく、可もなく不可もなく過ごせば、来年は県本部に御栄転だ。
・・・このチャンスに~なにやらワカラン “失踪” を “事件” にする必要はない


このクソ役人の~ “保身” が冤罪事件の原点・源流だ。
むずかしいことではない、まかり間違っても「国家権力」と表現するような大袈裟なモノではない。

 「冤罪」の発端は、糞役人の「損」「得」である。ただ、それだけだ。

しかし、出した結論を「間違い」であると~「非」を認めたら糞役人が困るから、
その後は、国家権力を最大限に「悪用」して“隠ぺい工作”にかかる。

~やっぱり主役は糞役人。~絶対に「非」を認めない。国も被害者の1人だろう。

「非」は兔(うさぎ)にある。
兔が逃げない様に、公の冠で囲えば、冤罪の「」になる。

 罪は罪にあらず。・・・・・ただの兔だ。・・・~たいした事ではない。
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・非はウサギにあり。

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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/06(木) 04:00:48|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅰ-8 タンス係長
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