警察の腐敗・・・「悪魔と踊ろう」       ~尋問の儀これあり~

四万十川沿いの町で、仕事中の銀行員が殺害され現金を奪われたが、犯人は、警察幹部の親戚だった為、警察は「隠ぺい工作」を画策し、この事件の犯人を割り出した警察官(私)は、ミミズのように蒸し込まれた。

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警察の腐敗「悪魔と踊ろう」vol Ⅱ-2 川盗人と舟 

                                ●悪魔と踊ろう  vol Ⅱ-2            川盗人と舟








 ありきたりの言い方で、走馬燈のように、

無限の思いが、頭の上から滝のごとく落ちかかってくる。

・・・今ならできる。今なら 田岡 大を自白に追い込める。
その思いを中心に、論理的に裏付ける数々の要因が、
走馬燈に怒濤のごとく押し寄せ、粉々にぶち壊した。 
 
もし女房や子供~家族がなかったら~
この時、私は警察をやめている。

家族とは偉大な存在である、もし家族がいなかったら
私はどうなっていたか、わからない。
~と言うのは、私はこれ以来、時々変な夢を見るようになったのである。
 



 斧を持って歩いている。斧の柄に辞表を貼り付けている。

私は悠然と、斧を持って歩いていた。

署長室のドアに、回し蹴りをぶち込んで破戒し、中に入った。
署長は1つ目小僧だった~「この、クソ・ガキャァ~」と掛け声よろしく

イスに座った署長の脳天に、斧を叩き込んで~「やめた」と叫んだ。
   瞬間~・・「しも~ぅた。明日からどこで金稼ごう」と思案する。
変な夢だが、正直な夢でもある。

が、署長の頭に斧をぶち込んでから~明日からどこで働こう等と、
いくら夢でも~よくもまぁ~そんな考え方で「しもうぉ~た」(しまった!)と思えるものだと、
~我ながら感心する。

 すでに人とは思ってなかった、一眼国の1つ目カラス。
狐と狸の世界を、白や赤やらピンク色の~1つ目カラスが飛んでいる、

この程度の感覚しか無くなっていたが、この職場で家族を養い子供を1人前にする為、
稼いで行かなければならない。何ともうんざりする現実である。

 女が言う「ドンデン返し」を思いだし、苦笑いしながら車を走らせた。
これまでに、1つだけ確認していない物がある。田岡の川舟である、

極秘の調査を重視するあまり、これまで田岡の川舟は、
人目につかない、午前6時前に遠くから望遠レンズで写真撮影しただけだった。

田岡の実父が、特注で造らせた逸品だと聞いている。


  全国的に有名な四万十川には、独自の型をした舟がある。

川は、それぞれの地域で、水量や流れ方が違うので、
その地域に適した、川舟が~それぞれの地域で造られる。

四万十川のような大きく長い川は、
上流域、中流域、下流域と~川舟の型も三種類ほどに分けられる。
 
上流域では、水流が激しく舟に打ちかかるので舟板が厚く、
特に~船首部分に独特の工夫が見られる。

上から見ると舟の先端が、牛の角の様に2つに分かれているのだ。
激流を乗り切るには、先端を丈夫に造らなければならないし、側面も高く厚い。


 


江戸時代から明治時代にかけ~四万十川上流域では高瀬舟と呼ばれる小舟が、
さらに上流や、四万十川に流れ込む小さな枝川では、舟尾と呼ばれる小舟が
木炭や山の幸を積み、四万十の道を下流に下った。


         (沈下橋と川舟・・・大水になれば、橋は流の中に水没します。沈下する橋です。)


途中、西土佐村で~舟母(せんば)と呼ばれる、四万十川最大の帆舟に積み替え大量に
輸送する~係船制(舟を変えて、つなぐ)で、下流の四万十市まで運ばれた。


 (舟母)                                      

四万十川流域の全ての物資は “四万十の道” を通り、緩やかに運ばれ、
川沿いにある神社の前を通る際は、安全祈願を願い、舟の上から手を合わせ礼拝したと言う。

川は生活の重要な基盤であり、今なお川漁師によって引き継がれている。


 四万十川・下流域の川漁師が使う川舟は、上流域の造りとは根本的に異なる。
水流は、ゆったりし~水量は多い、川漁で投げ網を使うため幅が広く浅い。

底は平らで、広く・舟縁は狭い。


  (投げ網)


川とは、人の暮らし振りに合わせ、要用に変化するものである。

川舟に対する思いも、他の地域以上に高く既製品の様に、
大量生産されるものでは、納得しない人が多い。
現実にプラスチック製の川舟は、強風や激流に弱く操舵が難しい。
 
  田岡 大の実父は、数年前に四万十川流域で
「舟辰」と言えば、知らぬ者がいないほどの 名人に川舟を造らせている。

舟首の上板は、一枚板で継ぎ目が無い特注品だった。
舟が完成した時には、近隣の者や川漁師が、わざわざ見物に来た程の逸品である。

見栄もあるだろう、当時の 田岡は得意満面だった。
が、こんな立派な舟を造る金をどこで稼いだのか?
陰口がささやかれ、噂が噂を呼んだ。

川盗人~親子共々こう言われる過去がある。が、本人達は、いっこうに気にする気配が無い。
なぜか~まったく無かった。
 
警察官を長くやっていると、病的な盗人にも何度かあったが、いくら病的でも
人の噂や~警察の調査は、気にするものだ。が、気にする素振りさえ無かった。

普段から悪い噂の有名人が、人がうらやむ立派な川舟を四万十川に浮かべたのだ。
話題にならないわけがない。
 
もちろん、これは、銀行員失踪事件の数年前にあった話で、事件には何の関係も無く、
それ程重要に思わなかったので、参考程度に聞き流していたのであるが、私は転勤になった。

この事件はどうなるか?なにか得体の知れないドロドロしたものを感じる。
どうせなら、最後の気晴らしに田岡の川舟に乗り込み、
小便小僧よろしく、四万十川に ~立ち小便でもしてやれ。

と、いつもの悪ふざけを思い付いたのだ。
 
 

  私は大学当時、映画で有名になった広島の「仁義なき戦い」と言うヤクザ映画を見ての帰り、
深夜まで飲んだ後。
女子寮の看板をコッソリ取り外し~ヤクザ事務所の出入り口ドアに、

そっと~もたせかけて、飛び逃げた事があった。なぜか、こんないたずらが楽しい。

その日も立ちションの為、わざわざ四万十川まで車で来て、田岡が使用している川舟に
岸から勢いよく飛び乗った。

「トン」と音がして・・・~ア、と思った。
・・・・・立派な木製の川舟だろう?

「トン」なんて、軽い音はしないはずだ。
が、とにかく小便が先だ、かなりガマンして 、ここまで来たんだから。
舟尾に立ち~四万十川に思いっ切り飛ばした。

横殴りの風が吹いたが、私の馬力ある小便は、45度の角度で、立派な放物線を描き
~四万十川に着水しているが

・・・・・・・・・・風で舟が動いた。

~オレの小便は立派に飛んでいる。が~この舟は風で動いた。

・・・こいつは、プラスチックか?まさか?・・・


(一般的な、手製のプラスチック舟)


舟底には、滑り止めの敷物が貼り付けられ、素材が見えない、
田岡の舟には間違いないのだが?
 
・・・・・太陽は西に傾いている。四万十川の河口にある山に、もうすぐ隠れそうだ。
川面を斜めに、光線が走り水面で光りが踊っている。斜光線で舟縁をじっと見た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、舟の骨組の影がある、竜骨だ。
・・この舟は、木舟じゃない。
骨組が太陽光線に透けて、影となり~外から見える。と言うことは、これは “素人の手作り舟” だ。



              【皆さんが御存じの~大手企業が造った舟は、二重構造の頑丈なものです。
                       舟の軸となる部分を~
                        外側の硬質プラスチック(大量生産)に、入れ込んだものです。
                    
            

                      ですから~太陽光線(夕日の斜光線)で、
                                竜骨の影が見える事は、絶対にありません。

                       手作りの川舟は、素人が~
                        液状化(ノリ状)したプラスチック(正式の名前は知りません)を
                     
   

                  型枠(竜骨)に塗り込み~固めて造ったモノで、安く簡単に造れます。
                  もちろん安全基準から言えば、
                                     不正は不正ですが、いくらでも有ります。】



  舟は車と同じで、安全基準が定められ、検査に合格しなければ使う事はできないが、
検査を受けず、車で言えば無車検で使用している舟はいくらでもある。

型が違うから玄人が見れば直ぐ判る。舟から飛び降り色を見た。
女から聞いた田岡ご自慢の川舟は、舟の側面の半分から、舟底にかけグリーンのペンキを塗っている。

この舟は、舟全体がグリーンだ。
   
つまり事件後に私が写真撮影した時は、すでにプラスチック舟に変わっていたのだ。
事件と直接関係ないとの先入観が先走り、何の疑問も持たず撮影した写真を、

見もせず、そのままにしていた。しかしなぜ、あれだけ有名になった川舟をこんな安物の
プラスチック舟に変えたのか?何のために?あの見栄っ張りが、こんな手製のプラスチック舟に?

付近には二艘の川舟が係留されている、田岡の舟を入れて三隻。
 
 この舟付き場は、失踪した銀行員の持ち物だった
一国銀行の伝票様書類やオートバイの荷カゴに
取り付けたビニール製カバーが燃やされた場所から、20メートル位離れた場所だ、

そこが小さな入り江になり浅瀬が岸まで続いている。
小規模な舟付き場だ、三隻並べたら満配になる。

この場所に川舟を係留している人は、川漁師かセミプロだ。いずれにしても素人ではない。
舟の善し悪しは、一目で判る、絶対にごまかしはきかない。

この田舎で、あの有名な名人が造った木造舟の逸品を銀行員失踪後に
手作りのプラスチック舟に変えたら、たちまち付近住民の話題になる。

それを承知で変えたのか?こんな事をしたら~付近の地域住民は、密かに噂話を立てる様になる。
田岡はそれを知っているだろう、その上で平然と構えている。 あまりに凄すぎ、堂々としている。 
  
私はこの当時
すごい噂を耳にした。根拠がないから相手にしなかった
   ~しかし、これは大変な間違いだった。~すでに地元では有名人

         その1つに

               平成2年8月下旬、 深夜2人の男が舟にオートバイを積み込み
                    ~音をたてない様~エンジンをかけず~手こぎ(艪こぎ)で
                                           
                        下流から上流へ運び、橋の下でオートバイを捨てた。


               四万十市荒川地区の主婦が言うには

                   「アタシの家の近くに、銀行員を殺して
                       大金を取った人がいる。そんな人の近くに住むのはいやだ」

    
               平成3年3月  
                  荒川地区の川漁師が言うには

                        「警察も少しは、いいことをする。~
                           今年は、川に魚を生きたまま
                            カゴに入れて置いていても盗まれん。

                           銀行員の件で、警察が田岡を調べたから、
                           川で盗人ができなく、なったのだろう、薬が効いたか?」



あまりに出来過ぎた凄い話で、しかもどこから出た話か、皆目けんとうもつかな かった。

噂の主も自分が最初に喋ったとは言わない。何も判らず、又あまりに核心に触れているので
ガセネタの可能性も高く、逆に警戒もした。

その後、転勤になり結局なにもせずに終わったのだ。

ふと思い出す事があった、銀行員失踪事件後に来た台風の後、私が四万十川の河原で
川漁師から聞き込んだ際

      建設中の鉄道高架橋の下に、ナンバープレートがない、失踪した銀行員が   
            使用していたと思われるバイクを発見した川漁師がいた。

その人が言うことには、

          「ワシが誰のオートバイじゃろう?・・と思って見ていると、  
                下(しも)(下流)(四万十市荒川)の方から軽四トラックに乗った男が来た。

                    ・・・・・・この男のオートバイかと思ったが、その男は誰だか知らない」


と言う聞き込みをしたことがある。
 
この時「誰か知らない」と言ったのは、やはりウソだ。この四万十川の川漁師で、

川盗人の 田岡を知らない者は、いないはずだ。

「知っている」が、あまりに近すぎる、こんな事は警察には言えない?

田岡の親戚には警察で、出世しているヤツがおるから、言えば

       「誰が言ったかすぐわかる」?・・現に、いくら盗人をしても捕まってない?・・

               ・・めったな事を言うもんではない?・・くわばら・くわばら・・・・


   これが都会にはない、田舎のむずかしさである。

もしこれが大阪なら、この時点で解決していたと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「アイツや」~コレでおしまいだろう。

都会には田舎にない難しさがあり、また~田舎独特の煩わしい一面もある。


めったな事を警察に喋ったら~後で「誰が言うた」と言われたら大変な事になる、

余計な話はしない方がいい。~アイツは警察にコネがある。

 
 田舎では、そう言う風潮がある。が、この噂を極秘のうちにすくい取るのが警察官の仕事だろうが、
今はこの能力が昔に比べ低下している。

 まず相手に、話しやすい状況や状態をつくることが先決だろうが、これがない。
教科書通りの聞き込みをして「何も無し」と思いこむ。

あるわけがない、立場を逆にして考えればいい。

 ある日突然、見知らぬ2人組の刑事さんが目の前に現れた時、
相手の人間は、どう言う反応をするだろう?

まして、いかにも警察らしいモノの言い方をする2人なら、自分ならどうする? 
それで・・・~どうにかなったら、刑事なんか必要ない。

必要だから存在する、存在するなら~何が必要か考えることだ。 

四万十市荒川は、銀行員失踪事件の宝庫である。
厚い扉では無い、新聞紙で造った様な扉だ、人々は何か言いたがっている。

もし昔の刑事がしたように、ここに人間の畑があれば、たちどころに解決しただろうに、
せめてあと半年。私が転勤しないでいたら、

誰がどう邪魔しても、抜き差しならぬ絶対的な証言を突きつけてやるのだが。
 ~私がそれをすれば、困る人間が警察の中にいる?と言う事だ。だから~転勤だ。

 
 おそらくこの事件は、警察独特の「やっています、がんばっています」とのジェスチャーを
踏まえながら、次第に収束し最後は、失踪した銀行員の家出人届でも受理して幕になるだろう。
 

 江戸時代の芝居小屋に巡業で使う“幕屋”と呼ばれる小屋があった。
竹で骨組みを作り、 回りにムシロをかけただけの小屋だった。
ムシロと言っても、今の若者には判るまい。

稲のクキ、つまりワラで編んだ、幅150センチ位のジュウタンの様なものだ。
このムシロで囲い、中を見えなくしただけの小屋に
客を集め芝居を見せたのが、幕屋と言う小屋だが、

中を見ろうと思えば、片手でムシロを動かせばいつでも見えるが、
そうしたら~コワモテの男衆におごられる。仕方ないから木戸銭を払って中に入る。

警察とはこの幕屋の様なものだ。

外から見ろうと思えば、いつでも見えるが、見るとうっとうしいから見ない。
昔の日本人ならこれで済んだ。見なかった、見ない振りをした。

が、これからの日本人はソウはいくまい。平気でムシロをはぐるだろう、
これが警察には判らんらしい。

相変わらず、誰が何と言おうが平気で胸を張って歩いている。
他の団体にも、こんなのがあったが、あえて言わない。・・・確かあった。

 この事件を継続するためには、1つしか方法がない。
女を使う事だ、今晩会う約束をしたあの詐欺女を、

使うと言っても作為的に動かすのではない。
この女は本来が詐欺師だから~本人のやりたいようにやらせばいい、

自分に都合の悪い事は全てウソをつく、ウソを本物に見せる為、
真実をウソの間に織り込んでいく。

私は女から聞き込んだ事は全て裏を取った、裏が取れない物は全て排除した。
女のやりたい様にやらせばいい、この事件をツブスには2人の邪魔者がいる。
 
1人は私、そしてもう1人は、女だ。それなら女を動かせ、ルアーで鱒釣りをするようなものだ。
警察は間違いなく女に接近する、そうしなければこの事件は“つぶせない”
そして警察は、女のウソに振り回されるから、

この女のウソを観察しておれば、警察の動きが判ると言うものだ。





 女のアパートに行ったのは、午後8時を少し回っていた。愛想良く出迎えてくれ座敷に通された。

これ以来、このアパートに度々出入りするようになるのだが
私の動きは、警察に筒抜けになっていた。
しかも、この女独特のウソも真実として抜けていた。
もっとも、それを承知でしたことだが、

警察とは、なんともウソに弱い弱体組織だと感心した12年間だった。

      女が言う

     
          「アンタ、あたしが原因で転勤になったんだろう?ほんまに申しわけない。
               これと言うのも病院の先生に聞き込みに来た、あの宮田と言う刑事が悪いのよ

               私も病院に刑事が来てからと言うもの、職場に居づらくなって・・・
                    一生懸命働いたのに、もう病院を辞めようかと思っているの・・・・

               なにもかも滅茶苦茶になってしもうた。・・・・・・・・・・・・・・

                                    ・・・・一生~警察に面倒見てもらおうか」

 

ひとしきり、私が転勤になった原因に詫びを入れ、自分を守る為に宮田刑事を親の敵の様に避難する。
この調子で1時間程喋りまくった。 ~おきまりの登龍門だ。
 
病院は女に、辞めて・もらいたがっている、盗人を飼う必要はないのだ。
が、女はそれでは、カッコウがつかない。

そこへノコノコ現れたのが刑事さん、親切に女性ばかりの職場に昼間現れ仕事中の
ドクターに聞き込みしたおかげで、女に口実ができた。

  詐欺師ならこの程度の絵は、いつでも書ける。
それに乗った警察がバカよ、それだけの事だ。



      女が病院に来る前の職業は、自動車用品店のレジ係をしていた。
        店の隣には、“うどん屋”があった。女は、昼飯時になると隣のうどん屋へ行き、

          ~うどん定食を毎日食べた

             「お金は、月末にウチの店長が“支払い” に来るから、付けにしておいて」



そう言って帰った。

1ヶ月は最高でも31日しかない、そんな事は小学生でも知っている。
月末と言うのは、いやでも毎月来る~一年に12回だ。

うどん屋は、隣の店に請求書を持って行き、女が食べたメシ代を請求した。

         ~「そんな約束をした覚えはない」
                        店長は烈火のごとく怒り、女をクビにした。


まるで落語の小話だ、
これが女の~職歴の1ページである。
 
典型的な女性の寸借詐欺師、~すぐにバレル事を平気でする。
バレるとすぐ泣く、涙が最後の武器である。
翌日は、けろっとして次のウソを演出する。

~これで全国行脚した女詐欺師がいたが、その女にそっくりだった。
 
女に会えば、深夜まで話す場合がほとんどだ。
私が帰る素振りを見せると、重大な話をしそうになる。

そこで私は腰を落ち着け又、2時間程喋る、そして再度帰る素振りをすると又、
大事な話をするが~実際は、それ程大事な内容では無い場合が多かった。この繰り返しだ。

女が警察批判を始めると、私は上の空で聞きながら休憩した。
~次に対する備えを考えていた。

女には妹が1人いる。この妹の亭主は警察官だ。
警察が動き出したら、必ずこいつの名前「榎本」が出る。
そして中村警察署刑事課強行係、中田・今田刑事この2人の名前も出てくる。

女の~ウソ口から~榎本・中田・今田などの名前が出てくる様になると、
女が警察と接触し始めたシグナルとなる。
 

 特に中田、こいつは女性問題で有名な男だ。数々の女性問題の内で表に出たのが1つある。
高知市でホステスのヒモになり、外車を買ってもらい優雅な生活をしていたが、

金を巻き上げすぎて、路上でケンカになった挙げ句、

傘でホステスを殴っているのを通行人が見て驚き、110番通報してパトカーが駆けつけた。

男を捕まえてみると、なんと刑事さんだった。
 
 ~普通の会社ならここでクビだ?

一眼国は違う、クビにすると本人がやけくそになって、騒ぎ立て世間にバレル。新聞が書く。

すると署長様の管理責任が問われ、出世に響く。自分に不利益になる事は絶対しない。
民間企業のように、利益を優先する必要は無い。しかも警察は独占企業である、

警察が警察官を隠したらバレル事は無い。
これを警察では~組織防衛と呼び最重要課題にしている。

組織防衛に反する行為は、いかなる行為であろうが反逆行為である。
だから全国的に不祥事が絶えることはない。
  
そもそも “不祥事” とは最近になって、できた新しい言葉だ、
組織防衛が失敗した場合に発生するのが不祥事と言う、あってはならない“バレ事案”である。

この時も当然の結果としてホステスをなだめ、
男(中田刑事)は、高知市から中村警察署に左遷されたが、ホステスは夫に知られ、
その後、 離婚したそうだ。~組織防衛だ、結果なんかどうでもいい。

 夜の商売をするホステスさん、店にヤクザが来たりケンカがあったり~警察のお世話になる
機会が多い職業です。その弱い人が本気で、警察と争う事は多分無いでしょう?

だから組織防衛は、これで完全に済んだ。人の事はどうでもいい、コネさえあれば、
ヒモになろうが、何をしようがどうでもいい。

他にも警察内部の女子職員に子供を産ませた。と言う話もあるが、
組織内部の事が、外に漏れるはずがない。組織防衛さえキチンと完遂すれば
誰が何と言おうが、立派にやって行ける。

一番大事な事はただ1つ、自分の上司の出世を妨げないことだ、
あわよくば、出世の手助けをすれば何をしてもいい。

        
     女を1時間程喋らせ~区切りのいいとこで本題に入った。

              「 田岡 大が使っている、ご自慢の川舟よ。
                             アレを変えちょるが、知っちょるかえ?」


女は、一瞬キョトンとした。どうやらホントに知らないらしい。

             「エ~・・あの舟が変っちょる?・・あれは前にも言うたとおり、凄い舟よ。

                 あたし、何回も乗せてもらったけど、
                        乗るたびに舟の自慢話を聞かされた。
   
                 それが言いたいのよ・アイツは、
                         ・・言いたくて乗せるんで・・・

                            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その舟を変えるわけがない」


直接的な要因は無いが、かなり重要な要素になる。

 どうしても・前の舟を探し出す必要があるが、車ならナンバーを見れば直ぐわかるのだが
舟となると、特徴だけではどうにもならん。かりに色でも塗り替えたらそれまでだ。

川舟は、どれも見た目には、同じ様な形をしている。
素人が探してもまず無理だろう。

女なら直ぐ調べるはずだ。

~この女、今でも田岡と話しができるはずだ。いや、しているだろう。
~この女なら~本人から~聞ける。

それに川舟の場合は、それぞれの地区に無言の縄張り意識がある。
まったく、しらない場所に移したら、よけい話題が広がる。
まずは、女が動きやすい様にする事だった。


           「なにがどうでも舟を探す、
               休みの日に清水から帰ってきて、四万十川の舟を・・全部見て回るつもりだ。

               おそらく、この舟で銀行員のオートバイを捨てたはずだ。        

               が、それだけなら~舟を変える必要はない。それ以上の何かがある?

               舟を変えたとは~見られたら困る何かだ。
               それは1つしか考えられん。

               この舟で銀行員の死体を捨てた?~に、しても水で流せば終わりだ。
               それ以上だ、

               たとえば死体を運ぶ場合。テレビや映画では簡単に運んでいるが
               死体はそれほど簡単に運べない。まして血もつれの死体なら、なおさらよ。

                 仮に、・・もしもょ~・・・舟で死体を解体したらどうだ。
                  死体をバラバラにして、運びやすくした?と・・したらどうだ。

                 舟に乗るのはいやだろう。漁は水の上で、夜中までする事もある。
                 漁師は、ただでさえ縁起をかつぐ、溺死体を見つけた場合でも
                 舟に死体を乗せるのをいやがるぐらいだ。

           
                   ・・・・人間を解体した舟で漁ができるか?・・まずできまい。

                 あの見栄っ張りが、舟を手製のプラスチック舟に変えたんだ。
                 ~よほどの理由がある。

                 ・・・~まず銀行員の死体と、関連がある事は間違いない。
                 それにしても、アンタ、・・・。
                             田岡から50万円もどしてもらったろぉ~・・・・

                                   ・・・・・・・・・よく戻したなあ~・・・信じられん」



死体を強調しながら話を進めた、女性が一番いやがる話だ。


  それに以前から疑問に思っている事がある。

この女なら喫茶「よってや」の合い鍵ぐらいは、持っているはずだ。~女は否定した。
が、私は持っていると推察する。
女は事件には関係していないとしても、殺害現場の血痕ぐらいは、見たんじゃないか?・?

そうでないと、これ程確信を持った動きができるものではない?

 それに、金払いの悪い田岡が、なんのために「50万円」を詐欺女に戻した?
これまでにも女に戻した現金は、まったくない。なぜ、今回だけ戻すのか?・・・

 コレは「戻した」と言うより、女が田岡を脅した。恐喝した。と、
考えるのが自然ではないか?・・と、思う


そして、アホ刑事が~女の病院へ聞き込みに行った際。

          ・・・・・・なぜ最初から “銀行員の件” で、 刑事が来たと思ったのか?


~盗人なら、いくらでも覚えがあるだろう・・・・・・~昔、昔から覚えがあるだろう~
それを~なぜ “銀行員の失踪の件” で、刑事が来たと思ったのか?~


           ・・・・・・・・・・・・・・・なぜ?~“銀行員”~なのか??

                              この女は見た~たぶん~見た。
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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/12/26(水) 14:24:33|
  2. 悪魔と踊ろう vol Ⅱ-2 川盗人と舟
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